いよいよだ。
さすがに、緊張して、神経質になってきた。
7時ごろ、部屋で、検温、血圧測定
9時過ぎ、家族がくる
10時前、手術用のガウンに着替える。下着はショーツのみ。
血栓防止用のストッキングをはく(スピード社製の水着、とはいわないけど、はくのが大変)
10時過ぎ、病棟の看護師の案内で、いつもと違うエレベータに乗り、
家族とともに、手術室へ歩いて向かう
エレベータを降りた後、家族と別れ、手術担当の看護師と問診をおこなう。
その後手術室へ入る。ひんやりとしていたことが印象的だった。
ガウン1枚だったけど、寒くはなかった。
手術室は全体的に緑色の部屋。
自らベッドの上へ仰向けになり、おもむろに時計を探した。
入り口の上に時計があり、10時22分頃だったような気がする。
ガウンを脱いでくださいということで、前で結んだひもをはずしはじめたが、
ちゃ~んと毛布でからだを隠してくれている。
ここまでくると、もう誰にみられてもかまわないという覚悟はできているのだが、
それでも意識のある間は、その毛布がかけられていた。
血圧計やら、輸血用の針やらをさされ、着々と準備がすすめられていく。
途中、担当のドクターも声をかけてくれたのだが、いつもと違ういでたちとマスクで、最初は誰かを認識できなかった。
麻酔担当の先生は、自ら自己紹介をし、
一つ一つの指示を、○○さん、今から背中に注射しますよ。
と必ず名前を呼んでから、その後いろんな指示をだしてきた。
途中、こちらは了解しているつもりで、段々返事の声が小さくなっていったら、
○○さん、聞こえていますか? って確認された。
そうですよね、これって、麻酔がきいたかどうかの確認もかねてるんですよね。おそらく、、、
仰向きから、横向きになり、くの字の姿勢で背中をまるめた。
まずは、床ずれ用のテーピングをされる。
そして背中に針が差し込まれた。
ちくっとする程度の痛み。
そこからなにかが注入されてきた。
足の方にいくようだったら言ってくださいね、みたいなことを言われ、
そんなこともあるんですか、って驚き、質問を返した。
そのへんまでは覚えているのだが、あとはぱたっと記憶がない。
・
・
・
誰かにおこされたのだろうか、目を覚ました。
手術室と認識してから、また時計を探した。
夕方の5時を過ぎていた。
その後、ベッドのままで移動していったはずなのだが、覚えていない。
気付いたら、個室にいた。
看護師さんがいた。
なにやら、おなかが大変なことになっている。
よくはわからないし、怖くてみれないけど、なんか変だ。
しばらくして担当ドクターがやってきて、手術は無事に終わったことを教えてくれた。
とりあえずほっとした。
そして、家族がそばにきてくれた。どんな会話だったのか覚えてないけど、
とにかくなんとか生還したんだなってことを感じた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして、長い長い夜がはじまる。
看護師さんが2時間おきにきて看護をする。
体温、血圧、心拍数をはかり、病状をきにかけてくれる。
術後の熱が出ていたためか、頭痛がした。
氷枕と氷のうが用意された。
氷のうは、足の付け根においた。
何がつらいって、寝返りがうてない、うちづらい、いや怖くて動けない。
いろんな管がでてるし、床ずれ防止用のため、エアマットになっているので、体を動かしずらい。
管といっても、正確には
・点滴用
・尿管
・ドレン管(リンパ液排出用)
・背中の痛み止め用(これはほとんど感覚にはなかった)
・輸血用(緊急用のため管のみさしてあった)
なのだが、なにせはじめてのことなので、もうどこまで動いていいのかもわからない。
途中、仰向け状態を続けるのが苦しくなり、片側によりかかるための毛布を用意してもらった。
少し楽になった。
それでも同じ所に体重がかかってくるので、その場所がすぐに痛くなってきた。
かといって、横向きになったら、腸が癒着するんじゃないかって妄想し、ほんと怖かった。
なんか、お腹の皮に腸がはりついているような感じだったのだ。
それでも、2時間おきの看護の合間は、熟睡できたのでありがたかった。
さすがに、緊張して、神経質になってきた。
7時ごろ、部屋で、検温、血圧測定
9時過ぎ、家族がくる
10時前、手術用のガウンに着替える。下着はショーツのみ。
血栓防止用のストッキングをはく(スピード社製の水着、とはいわないけど、はくのが大変)
10時過ぎ、病棟の看護師の案内で、いつもと違うエレベータに乗り、
家族とともに、手術室へ歩いて向かう
エレベータを降りた後、家族と別れ、手術担当の看護師と問診をおこなう。
その後手術室へ入る。ひんやりとしていたことが印象的だった。
ガウン1枚だったけど、寒くはなかった。
手術室は全体的に緑色の部屋。
自らベッドの上へ仰向けになり、おもむろに時計を探した。
入り口の上に時計があり、10時22分頃だったような気がする。
ガウンを脱いでくださいということで、前で結んだひもをはずしはじめたが、
ちゃ~んと毛布でからだを隠してくれている。
ここまでくると、もう誰にみられてもかまわないという覚悟はできているのだが、
それでも意識のある間は、その毛布がかけられていた。
血圧計やら、輸血用の針やらをさされ、着々と準備がすすめられていく。
途中、担当のドクターも声をかけてくれたのだが、いつもと違ういでたちとマスクで、最初は誰かを認識できなかった。
麻酔担当の先生は、自ら自己紹介をし、
一つ一つの指示を、○○さん、今から背中に注射しますよ。
と必ず名前を呼んでから、その後いろんな指示をだしてきた。
途中、こちらは了解しているつもりで、段々返事の声が小さくなっていったら、
○○さん、聞こえていますか? って確認された。
そうですよね、これって、麻酔がきいたかどうかの確認もかねてるんですよね。おそらく、、、
仰向きから、横向きになり、くの字の姿勢で背中をまるめた。
まずは、床ずれ用のテーピングをされる。
そして背中に針が差し込まれた。
ちくっとする程度の痛み。
そこからなにかが注入されてきた。
足の方にいくようだったら言ってくださいね、みたいなことを言われ、
そんなこともあるんですか、って驚き、質問を返した。
そのへんまでは覚えているのだが、あとはぱたっと記憶がない。
・
・
・
誰かにおこされたのだろうか、目を覚ました。
手術室と認識してから、また時計を探した。
夕方の5時を過ぎていた。
その後、ベッドのままで移動していったはずなのだが、覚えていない。
気付いたら、個室にいた。
看護師さんがいた。
なにやら、おなかが大変なことになっている。
よくはわからないし、怖くてみれないけど、なんか変だ。
しばらくして担当ドクターがやってきて、手術は無事に終わったことを教えてくれた。
とりあえずほっとした。
そして、家族がそばにきてくれた。どんな会話だったのか覚えてないけど、
とにかくなんとか生還したんだなってことを感じた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして、長い長い夜がはじまる。
看護師さんが2時間おきにきて看護をする。
体温、血圧、心拍数をはかり、病状をきにかけてくれる。
術後の熱が出ていたためか、頭痛がした。
氷枕と氷のうが用意された。
氷のうは、足の付け根においた。
何がつらいって、寝返りがうてない、うちづらい、いや怖くて動けない。
いろんな管がでてるし、床ずれ防止用のため、エアマットになっているので、体を動かしずらい。
管といっても、正確には
・点滴用
・尿管
・ドレン管(リンパ液排出用)
・背中の痛み止め用(これはほとんど感覚にはなかった)
・輸血用(緊急用のため管のみさしてあった)
なのだが、なにせはじめてのことなので、もうどこまで動いていいのかもわからない。
途中、仰向け状態を続けるのが苦しくなり、片側によりかかるための毛布を用意してもらった。
少し楽になった。
それでも同じ所に体重がかかってくるので、その場所がすぐに痛くなってきた。
かといって、横向きになったら、腸が癒着するんじゃないかって妄想し、ほんと怖かった。
なんか、お腹の皮に腸がはりついているような感じだったのだ。
それでも、2時間おきの看護の合間は、熟睡できたのでありがたかった。