こんにちは、ももちです。
「ファミリーコンステレーション」と言う本を読みました。
子供時代の親から受けた心の傷がいかに自分の今の家庭や仕事での問題を作り上げているかを知り、そしてその傷を癒していくプロセスについて書かれた本です。
私は自分が体を壊したりした原因をひょっとしたら自分のトラウマからきているのでないかと思い、この本を読みました。
確かに「自分さえ犠牲になれば」と言う概念は親から受け継いだものであり、日本人によくある自己犠牲の考え方です。テレビドラマや小説でも自己犠牲が美談として取り扱われていますよね。
なので、これからは「自分さえ犠牲になれば」と言う考え方には注意して行きたいと思います。
とはいえ、私は様々な家庭の問題をこの本を通じてケーススタディで読んでいくにつれ、私が育った環境というのは相当恵まれているんだな、ということもわかりました。
父も母もとても健全です。浮気もなく、借金もなく、特定のカルト宗教や、虐待などとは無縁でした。
その中で、私は自分がどんな風に寂しい思いをしたかとか、親の言葉に傷ついたとか劣等感を持ったことをトラウマにしてそれを癒そうとしていましたが、逆に自分がどんなに幸せで恵まれていたかにフォーカスすることをすっかり忘れていたように感じたのです。
他の人と比較して、というやり方は自分の中の嫉妬心も煽るのであまり好きではないのですが、それでもやはり私は幸せなんだとしみじみ実感することが自己満足感や自己肯定感につながるのかもしれません。
今日はこの辺で。