外資系OLの香港生活

趣味に関するあれこれや、香港での海外生活ならではのことを書いてみたいと思います。

孤独な夜に思うこと

2016-07-25 | 日記

私はとても寂しがり屋で、予定のない週末がとても嫌いです。
さびしくて、情けなくて、でもそんな自分をさらけ出せずに誘ってほしいということもできずに一人でじっと家にいることもあります。

でも今日はふと、これって私が潜在意識でほしがっていたものなのかなと思い出しました。
小さい時の私は、ひとりになりたかった。一人になれる空間が欲しかった、一人で誰にも見られずに思いっきり好きなことを好きな時にしたかった。
そんなふうに人の目を気にしないでいられる方もたくさんいるでしょうが、私はとりわけ人に、親にどう見られているか、気に入られているか気になってしょうがない子供だったのでしょう。

夜寝るときに、もし一人で家出をしたらどれくらい過ごせるかなとか、冒険ができるかなとか、一人の部屋があったら何をしたいかな、どんな飾り付けにしたいかなとか、朝も夜も誰かに寝なさいとか起きなさいとか言われずに好きな時間に寝たり起きたりしたいな、とか考えていました。
食べるものも、自分で決めたいなとか、自分で決められたら好きなものを1日に3回続けて食べたいな、とか大人になったら、自分で決められるようになったらこうしたいああしたいと思っていたものでした。

大きくなって、一人暮らしを始めて、私はその自由を手に入れました。そして、私は一人でいることに寂しがっていました。
結婚願望はありませんでした。親を安心させたいとか、枠にはまった幸せな結婚を夢見て、結婚したいと思ったことはありましたがそれは私が心から願ったことではありませんでした。

そんな自分で決められる自由を手放したいとは思わないはずですよね。
どうして私は今もひとりなのかなと考えてみたら、やはりそれを望んだ自分がいたのです。それも随分と昔から。
一人になりたくて、自由になりたくて、自分で決めたい、小さな頃からの私がいました。親のせいでも、誰か他人のせいでもないのです。

そんな自分を責めることなく、否定することなく、まずは素直に向き合いたいと思います。認めてあげたいと思います。
なつかしい自分に出会えたようなそんな夜です。
まずは、私の小さな頃からの願いを叶えてくれてありがとう。
私の願いを叶えるために頑張ってくれてありがとう。ここから始まります。


身体が教えてくれること

2016-07-11 | 日記
最近久しぶりに個別指導で運動する機会がありました。
先生の鋭い観察により、初めて自分の身体がコチコチに凝り固まっていることに気づきます。
それは、本当はとっくに気付いていたことだったのですが、今まで向き合って来なかったという方が正しいかもしれません。
気づいていながら、見て見ないふり。

こんなにこんなに身体をコチコチにして、緊張させて一つの姿勢をとりながらデスクにしがみついて、歯を食いしばって私を支えてきてくれた身体に感謝の気持ちでいっぱいになるとともに、申し訳なかったと思いました。
毎日、文句も言わずに、顧みられることもなく、ただただ私のことを愛して支えてくれていたのです。
私たちは(というか、私は)ともすれば両親や友達や、周りのたくさんの人たちに感謝する一方で、自分に対して本当の意味にでねぎらったり、いたわったりしてきたかなと、いや、全然できてなかったな、申し訳なかったなと思いました。

コチコチに固まっていたのはリンパの周り、内臓も冷えていたし、肩には硬い硬いコリがありました。
私がデスクワークの仕事について以来、肩も腰も内臓も、眼も、身体中の60億といわれる細胞すべてが私を支えてきてくれています。
感謝されることもなく、肩がだるいとか文句を言われ、うとましく思われ、それでも身体は支えてきてくれたのです。
大きな病気をすることもなく今まで生きてこられらたのは、この身体がいつも変わらずお仕事を(つまり身体を運転するという意味で)続けてきてくれたからでした。

本当に本当にありがとう。そして今まで忘れていてごめんなさい。
あなたという私を、心から愛しています。許してください、そして大好きです。

ホオポノポノのメッセージはこんな気持ちをことばに込めているのではないかと思いました。
自分が愛おしくてたまらない、そんな気持ちにさせてくれた夜でした。

今日はストレッチをして、大好きな自家製のブレンドオイルでリンパを流して、心を込めて身体を触り、眠りにつきます。

そしてこの気づきを忘れたくなかったので、ブログに記録しておきます。
身体はそれでも何か求めるわけどもなく、謙虚で、静かで、引き続き私を支えてくれています。
私が私でいること、生まれてきたことをとても幸せだと思える夜でした。

心をこめて、ありがとう。