~Poruke's garden~

日々の出来事や、趣味について書き綴っているporukeの空間です。
もしよければ、又次回もお寄り下さいませ(^^)

アゲハアパート住人の悲劇

2022年04月07日 21時40分00秒 | アゲハチョウ
…!!!

あぁあああああああ!!



衝撃に打ちのめされているアゲハアパート管理人です…


やられました…


我が家に残るクロアゲハの越冬蛹は確認できているものが2つでした...が、本日確認したところ...

前回ご紹介した、上手く擬態していると思っていた方の子が姿を消しておりました...

慌てて捜索したところ、今回は見つかったには見つかったのですが、何とも悲劇的なお姿での発見となってしまいました...
(この後蛹の写真を載せますが、苦手な方もいらっしゃるかと思いますのでご注意下さい)









回収した蛹はこちら...





あまりにも可愛そうな姿なのでご注意下さい…

















この特徴的なお耳(角)、間違いなくクロアゲハの蛹です。

まるで枯れ葉のように乾燥してしまっていました。
そして片側側面に開いた大きな穴…
お尻の方は少し斜めに曲がってしまっています。

これは、間違いなく羽化ではありません。
そして、この破損のしかたは寄生虫の類でもないと考えられます。

恐らく...これは小型の鳥に補食された可能性大です。
(蛹を丸飲み出来ないサイズの嘴を持つ鳥)



本当にがっくりです。
お尻が曲がってしまっているのも、本当に痛々しいです…
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、蛹は一度硬くなると、そのまま硬いまま突如パカーンと裂けて羽化する訳ではありません。

実は羽化する数日前から又くねくね動き出すのです。

そう、蛹は動くのです。


恐らくこの子は羽化こそまだ先だったはずですが、外敵に襲われて必死に動いた故にこの姿になってしまったのではないでしょうか…
(内側にうっすら組織的なものが残っていることから、案外羽化が近く、動いていたところを発見されてしまったのかもしれません)

自然界は弱肉強食だとは分かってはいますが…やはり悲しいお別れでした…



それにしても、今迄はそんなに小鳥が来ることもなかったのですが一体何故…?と考察してみたところ、今回恐らく要因として、私含め人間が外に出る頻度が低くなっていたことが大きいと思われます。


あれ?ここ、実は穴場じゃない?


と鳥達が気付いてしまった可能性があります…
(葉ダニの対処等何かしら開始していれば…と思うも後の祭り)


しかも、レモンの木も新芽が芽吹き始め、今年もアゲハアパート再開目前!というこのタイミングで小鳥が居付いてしまうのは大問題です。
(我が家にアゲハアパートがなければ微笑ましい光景…!!)

これは早いうちに、対策を考えないといけませんね…

そして、寧ろ、現在唯一無事であるクロアゲハさんの蛹を保護するかどうかが迷いどころです。
基本的には自然に任せたいところではあるのですが…
立て続けに蛹がやられてしまったので迷います…
羽化を見たい、という個人的な願望もありますし…

悩ましい…春の夜更けです…

コメント    この記事についてブログを書く
« 大好きな…!!ジブリ…!! | トップ | 千と千尋の神隠し 舞台観劇 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿