極彩色自鳴琴。

普段の雑記や日々取り組んでいる人形制作や絵などについて書いていきます。

矛盾。

2013年11月07日 13時47分03秒 | 人形制作


これをほめて曰く
「わが盾の堅きこと、よく陥(とお)すものなきなり」
また、その矛をほめて曰く
「わが矛の利(と)きこと、物において陥さざるなきなり」

ある人曰く
「子(し)の矛をもって、子の盾を陥さば如何(いかん)」


出典:韓非子 矛盾。



超有名なことわざですね。
なんで今?って感じですが、ある意味タイムリーというか、
某こんな名前の番組が終わるとか終らないとか。
テーマが面白いと思っていたけど、やらせがあったならそれはいかんわな。

でもなんで今って話ですね、この間の記事で次に作る人形のことを考えて
このところ”戦国無双の浅井長政(武器:槍・・・というかランス)”
”戦国BASARAの真田幸村(武器:二本の槍)”と長柄が続いてまして…
まあ…私が飽きっぽいせいで槍を作るまでに至れていないのですが…^^;
次も長柄で行くか、矛を持ったキャラクターがいたはず…と思い返して
ご機嫌で落書きもしたけど、久しぶりにペンを出したらほとんどがインクでず。
プリンターと同じで、つまり防止のためにときどきは使わないと駄目ね。
かすれたインクで途中まで書いたけど、結局イライラしてしまって
諦めた。あひゃひゃ。
てか描いてないうちに絵が下手になった気がする。
書きたいものを形にできないなんて。情けない。




この辺は自己満足な独り言。
矛を持った少女はゆすら。
盾を持った少年がはねい。ハニー(蜂蜜)から。
ゆすらも蜂蜜をうけて甘いものというので名前を付けました。
が、実際は酸っぱい実のような気がする…。
何物も陥す矛と何物も陥さないといわれる盾。
双方は同じ条件下で存在しない。
けれども矛と盾は隣り合うもの。
二人は惹かれあっていたが、
どちらかの存在が嘘だという答えをこの先知ることがないよう
離れることにした。

矛は姿を消し、盾は自分の力試しと称して自分を敗れる者を探す旅をしている。
そんなお話。


次に作るとしたら、盾の少年…ともう一人物語に出てくる女の子がいるので
どちらかというと矛の子には申し訳ないが女の子ならそちらを作りたい…
気に入っているキャラクターというのと、人形にしてみたいと思うキャラクターは
別だなぁと今回思いました。

これで、小助さんと烏合の衆ヘッドの両方を昇華(もしくは消化)できるし。


烏合の衆ヘッドは、こんぺいとうを作ろうとしていた粘土の玉などを
複数くっつけたりして作ったので、乾いてきてより不恰好になってきた(笑)。
これ、ちゃんとヘッドになるのかしら。

羊毛ネイチャー3日目。

2013年11月07日 13時40分39秒 | 人形制作

羊毛ネイチャー、二日目の晩(昨夜)、羊毛とヘアの羊毛ネイチャーと
削った頭皮をくっつけたんです。

もうね、諦めようかと思いました。
頭皮が羊毛のせいでフニャフニャするってより、やはり境目が…
しかも、これは私が悪いんだけど羊毛で作った頭皮部分が
思いのほか厚く、頭がでかくなってしまったような感じ><
写真を撮ってなかった。残念。

頭がでかく…ってのは、頭部をもっとがっつり削ったり
羊毛で作った頭皮を売られている普通の手芸用フェルトにでも
変更すれば薄くはなるかなと対策を練るも
知り合いのうさぎちゃんが体調悪いというニュースもあり
焦ったり落ち込んだりで落ち着かず、結局ふて寝しました。

明けて今朝。
とても不安だった知り合いのうさちゃんは回復したみたいだし
羊毛ネイチャーの実験体にされた小助さんは昨夜より
接着に使ったクロスクレイが乾燥したためにやや落ち着いていました。
画像を貼ります。

まず、今回の小助さんを用いた実験の様子を図にしたもの↓







です。

結果がこんな↓
ちなみに時折画像がグロです。今さらですが苦手な人はバックしてください。



図と写真ではお伝えできない部分など捕捉させてください。
今回はあくまでも実験であるというのと、小助さんヘッドを再利用する前提で
臨んだので、下部の生え際をカバーする場合本来は何段か髪のみのを貼りますが
今回は一周ぐるっと、一段だけクロスクレイでくっつけています。
今回は貼り付けが一段のため、際がスパッとなってますが
本番ではもう少し生え際は綺麗に貼れると思…いたいです(笑)。

あと、本番とちがうところがもう一個。
羊毛で作った頭皮がボリューミーだったのと、削った頭部にうまく形がなじまず
昨夜羊毛ネイチャー(昨日の記事の画像)を三つに切りました。
で、切った羊毛ネイチャーを削った頭部のへこんだ部分になるべく沿うように乗せ
クロスクレイで接着しました。

この作業中に「これ、本番で実践は無理なんじゃね?」という迷いと
うさちゃんのニュースが飛び込んできて結局、三つに切った羊毛ネイチャーは
二つだけ頭部に貼った状態で寝ちゃったのです。

そのため、削った頭部全体にはドールヘアが貼られず、後頭部は「術中」状態^^;
クロスクレイでぐちゃぐちゃです、お目汚しすみません。


あ、もう一つ本番と違うところ。
羊毛ネイチャーに植えたドールヘアの量は本番より少ないです。
本番を想定してもっと多くしようと思いましたが、髪が少ない状態の方が
問題点もわかりやすくまた多少本番で髪を増やす分にはさほど大変な
状況にならないだろうと判断したため。
なので、後頭部や頭頂部は本番だともう少しヘアがあって上などから見る分には
あらが目立ちづらいと思っています。

ちなみに、今引っ張ってみたらクロスクレイでしかくっつけてないので簡単に
頭皮が取れそうでした…(;^ω^)・・・
本番では木工用ボンドbyダイソーを使うつもりなので、取れることはないと思います。

肝心の羊毛ネイチャーと削った頭部の境い目。

今回の羊毛の頭皮が厚かったため、やや羊毛が見えていますが
本番は手芸用フェルトを使うかもというのとクロスクレイじゃなくボンドで
従来の貼り方のように境い目付近のヘアを境界が見えづらいよう
貼るつもりでいます。
多分だけど、これで今回の問題はかなり解消されるのではと思っています。

私の人形の髪貼り本番はかなり先になっちゃうのですが、フェルティングニードルを
用いた植毛は皆さんが思うほど駄目じゃないと思いますです。
よかったら挑戦して、結果を知らせてください♪

私も、今回の幸村君は上記のでやってみるつもりなので
もしこの挑戦の結果を見てやろうという人はまたその時見に来てねー。
超絶に苦手とする胡粉塗装のあとなので…いつになるやらだけれども^^;