高岡市のお客様からエンジン警告灯と横滑り防止警告灯が点いて、吹け上がりが悪くアイドリングも安定しないということで修理のご依頼です。
ホンダ N-BOX JF1 2015年式 107500キロ

まずは診断機を繋いでDTCを確認してみます!

P0303 3番シリンダー失火

ライブデータを見てみると確かに3番シリンダーの失火カウンターは常に上がっていきます(^^;)

正常に点火しない原因がプラグなのかイグニッションコイルなのかを切り分けるために、2番と3番のイグニッションコイルを入れ替えてみます(^^)

そして再び失火カウンターを確認すると、、、変わらず3番がミスファイアしてます(*・ω・)ノ

P0303 3番シリンダー失火

ライブデータを見てみると確かに3番シリンダーの失火カウンターは常に上がっていきます(^^;)

正常に点火しない原因がプラグなのかイグニッションコイルなのかを切り分けるために、2番と3番のイグニッションコイルを入れ替えてみます(^^)

そして再び失火カウンターを確認すると、、、変わらず3番がミスファイアしてます(*・ω・)ノ
となるとプラグが原因となるわけですが、念の為にイグニッションコイルを戻して2番と3番のプラグを入れ替えてみます(^^)

すると今度は2番でミスファイア。
プラグ不良が確定です!

イグニッションコイルとプラグを全数取り外します。

取り外したプラグ。

イグニッションコイルとプラグを全数取り外します。

取り外したプラグ。
たぶん一度も交換されてないと思います(^^;)

先端は消耗してデポジットの付着が多々見られますね(>_<)

先端は消耗してデポジットの付着が多々見られますね(>_<)
軽に使われているプラグの殆どはイリジウムといっても中心電極だけですし、普通車に比べてエンジンは高回転というプラグには厳しい環境ですので、交換サイクルは10万キロではなく3~6万キロだと思います。


今回は高性能、長寿命のNGKプレミアムRXを使用します♪

新品は、、、綺麗です(*´∀`*)ノ

スレッドコンパウンドを塗布してから組み付けます。

外した部品を元に戻して診断機で再びチェックします(^^)

そういえば横滑り防止警告灯のことを忘れてましたが、、、

新品は、、、綺麗です(*´∀`*)ノ

スレッドコンパウンドを塗布してから組み付けます。

外した部品を元に戻して診断機で再びチェックします(^^)

そういえば横滑り防止警告灯のことを忘れてましたが、、、
U0401 ECU故障って出ました(^^;)
プラグを交換する前はどうやっても消去出来なかったです(>_<)
そしてこれとは別に吸気温センサー電圧異常も出てましたが、果たして本当に両方とも壊れてるのか?

とりあえず全て消去して様子を見てみます。

失火カウンターは3気筒とも0で安定してます♪

ABSのライブデータは数値を見る限りは特に問題無さそうです。

しばらく様子を見てみまし、DTCは拾わず問題無さそうな感じ(๑・౩・๑)

とりあえず全て消去して様子を見てみます。

失火カウンターは3気筒とも0で安定してます♪

ABSのライブデータは数値を見る限りは特に問題無さそうです。

しばらく様子を見てみまし、DTCは拾わず問題無さそうな感じ(๑・౩・๑)
あくまでも予想ですが、、、ABS・VSAのセンサーや吸気温センサーは今回の不調の原因だった3番シリンダーに近く、爆発力が得られない3番シリンダーのイグニッションコイルの二次電圧が上がって、エラーが出たのかな?って(^^;)
お客様にお返ししたあとも警告灯は点かず、正常に動いているそうです♪
診断機で異常と出たからといってむやみやたらに部品を替えるんではなく、なぜ点灯したか?を考えるべきですよね~(^^)
今回の車両でいうとABSのECUと吸気温センサー。結果的に両方とも問題なしだったので交換してたら大変なことになるところでした(^^;)
皆様からの整備のご依頼をお待ちしています。