goo blog サービス終了のお知らせ 
見出し画像

ガレージSMAK

セレナ(C26)スロットル清掃とワコーズRECS施工とSOD-1

石川県金沢市のお客様からアイドリングが不調とのことでスロットルバルブの清掃とRECSの施工依頼です。

 
日産 セレナ FC26 2011年式 143500キロ

以前に当店でCVTフルード圧送交換とエンジンオイルにSOD-1プラスの添加をされたお客様です♪交換直後のインプレは聞いていたので、その後の状態をお伺いすると
『CVTフルード圧送交換』
高速道路での燃費が2~3km/Lアップ。
『エンジンオイルへのSOD-1プラスの添加』
今まで悩まされていたエンジンオイルの消費が明らかに減った。
 
みたいです!エンジンオイルについては滲み程度の漏れもあったんですが、これについても今回見る限り改善されてます(^^)
 
で、今回の症状なんですが、アイドリングしてるときに回転数が100回転ほど下がったり、走行中からの減速時にアイドリング回転に戻る直前に回転数が下がってから上がるっていうのがたまにあるみたいです。何度かフューエルワンを連続で使用したお陰か最近はあまり出ないそうですが、根本的に落ち着かせたいということでスロットルバルブの清掃とRECSの施工になりました(*・ω・)ノ

エンジンルーム。部品を取り外していきます。

インテークパイプを外したところで

割れを発見(^^;)

蛇腹の内側や

ホースバンドの根元にも(^^;)
まだ完全に割れてはなかったので二次エアは吸ってなさそうですが、時間の問題ですぐに割れて貫通しそうな感じ、、、ってことで急遽注文しました(>_<)

スロットルバルブが見えてきましたが、このままでは清掃しにくいので

取り外しました(^^)

エアクリーナー側はそこまで汚れてませんが
エンジン側はかなり汚れてます(゜Д゜;)

裏側から光を当てると隙間があるのがわかりますが、この隙間から入ってくるエアがアイドリングで使われてます(*・ω・)ノ
スロットルバルブがワイヤー式の頃はISCV(アイドリング・スピード・コントロール・バルブ)が別途設けられていて、そこでアイドリング用のエア量を調整していましたが、現在はほとんどの車が電子スロットルを採用してISCVを使わずにスロットルバルブでアイドリング用のエアも賄ってるわけです。
 
で、汚れが付着してくると隙間が狭くなりエアが足りなくなる事でアイドリングが不調になるってことで、それを防ぐためにアクセルを踏まなくてもバルブが開くようにBCMが指令を出してアイドリング回転数を維持してます。
なので、汚れの付着、、、というか蓄積はアイドリングに良い影響を与えないので、一定のタイミングでキレイにしてあげたほうがいいわけなんです(๑・౩・๑)
ちなみに~このバルブは開く方向へは自動的に調整しますが、閉じる方向へは自動的に調整しません(^^;)
 
この日産のエンジンで自分が勝手に思うタイミングはプラグ交換時ですね~インテークマニホールドを外すので必然的にスロットルボディも外しますので。
で、このセレナは今年初頭に車検があり地元で受けてその時?その前後?のタイミングで他店さんがプラグ交換をしているわけですが、どうやらその時にスロットルバルブの清掃を行っていない様子(゜Д゜;)

というわけでキレイにしました!

もちろん裏側も♪

清掃前よりも隙間が広がり、ラインも凸凹が解消されてます(^^)

ついでにインテークマニホールドの入り口もキレイに~(^^)

取り付けるときにはガスケットは交換です(*・ω・)ノ

清掃後は隙間が広がったことでアイドリング時のエア吸入量が増えてますので、そのままエンジンを掛けると回転数がかなり上がったりハンチングしてしまいます。そんなわけで前述したバルブの開閉具合を吸入空気量学習を実施する必要があります(^^)

学習条件を満たしていることを確認して実行!

無事に完了♪
念の為に診断機でデータモニターすると学習(急速TAS学習履歴)が完了となってます(^^)

そしてアイドリング回転数は650回転で安定♪

続いてはRECS。

エンジンを掛けてインテークの負圧を利用し、ゆっくりと吸入させていきます。

施工完了後はRECSの効果をより高めるためにフューエルワンを添加(*´∀`*)ノ

最後にエンジンオイル交換。

エレメントも交換するのでガスケットにシリコングリースを塗布してから取り付けます。

使用するオイルはワコーズのプロステージS。

前回に続いて今回もSOD-1プラスを添加します(^^)

割れが見つかったインテークパイプは新品に交換しておきます!
 
依頼された作業はここまでなんですが
気になったので磨いてコーティング施工。

勝手にやったことなので、、、もちろんサービスです(^^)


お客様に車を返却後しばらくしてからインプレを頂きましたのでご紹介(*・ω・)ノ
 
『アイドリングの不具合はほぼ解消されています。一番変化したのは発進時から低速走行の滑らかさで、アクセルレスポンスが全く変わりました。
今までは何かギクシャクした感じだったのが、アクセルワークがそのまま伝わって街乗りがスムーズになりました。
間もなく15万キロの過走行車ですが、前回のCVTフルード圧送交換と今回のメンテナンスで10万キロ若返ったようです。』
 
とのことでした(≧∇≦)
 
皆様からの整備のご依頼をお待ちしています。




名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「一般整備・修理・メンテナンス」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事