箔屋町だより

-ギャラリーこちゅうきょオフィシャルブログ-

「次代の金属ー金沢から」展が始まりました!

2019年04月23日 | 展覧会

みなさま 風そよぐ新緑の季節、いかがお過ごしでしょうか。

ギャラリーこちゅうきょでは昨日より『次代の金属ー金沢から』展が始まりました。

近年の金属工芸は、伝統技法を継承しつつ、現代的エッセンスを組み込んだ新しい表現の追求がめざましくなってまいりました。

今回の展覧会は、金沢を拠点に制作をされる4人の作家の方々に、鍛金・鋳金・彫金といったおのおの技法を用いて作品を制作をして頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個々の感性が響き、共鳴し合う空間をぜひ会場にて体感していただければ幸いです。

自作の吊り掛花に花を活ける坂井直樹先生

 

活けられた花越しに会場を望む

 

東京アートアンティーク2019協賛

『次代の金属ー金沢から』展

出品作家:坂井直樹・久米圭子・水代達史・上田剛

会期:2019年4月22日(月)~27日(土)

時間:10:00-18:00

会場:ギャラリーこちゅうきょ

 

弊社展覧会WEB

http://www.kochukyo.co.jp/2019_kanazawakara.html

東京アートアンティーク2019

https://www.tokyoartantiques.com/

 

O子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


アートフェア東京2018開催です

2018年03月10日 | 展覧会

皆さまこんにちは。

春の一大アートイベント『アートフェア東京2018』が東京国際フォーラムにて始まりました!
今年も古美術、近代美術、現代アートとバリエーションに富んだ展示会となっています。
https://artfairtokyo.com/

弊社ギャラリーこちゅうきょでは『畠山耕治「聖なるもの」展』を開催しています。





鋳造による青銅作品は鉾先や剣をイメージさせるような形態で、今回の展覧会ではそんな静かに佇む作品の表情やディテールをご覧いただけましたら幸いです。

ちなみに展示は日本の伝統的な陣形「鶴翼の陣」をイメージしています。

青銅に内在する成分が先生の自家薬籠中の物とされる技法によって、深い色彩として表層に現れてくる様子はとてもクールで、悠久の時間を越えて現れたような雰囲気を感じました。

当展覧会は4月にさらに点数と種類を増やし、日本橋の店舗にて展示をいたします。
http://www.kochukyo.co.jp/G_Ten.html

プロローグ展示となるアートフェア会場もぜひご高覧下さい。
会期は~3月11日(日)17時までです。
入場料:3500円

※ギャラリーこちゅうきょのブースナンバーは「N41」です!

皆さまのお越しを心よりお待ちいたしております。

O子


アートフェア東京開催中です!

2016年05月13日 | 展覧会
ギャラリーこちゅうきょでは『松島巌コアガラス展』を開催しています。

次週(16日(月)~21日(土)、日本橋店舗にて開催の先行展示として作品一部を展示しています。

コアガラスは紀元前1500年頃にメソポタミア・エジプトで始まったガラス器成形の原初の技法(コア技法)で造られたものです。

松島巌先生は現代に伝わる古代コアガラスと向き合いながら制作の謎を紐解くように独学で制作にあたられてきました。
その技術と作品は国内外でも高く評価されています。

アートフェア会場では松島巌先生の美しいコアガラスの魅力を広くご覧頂きたく皆さまのお越しをお待ち申し上げます。

ギャラリーこちゅうきょブース: N35

O子

春の展覧会

2016年04月02日 | 展覧会
皆さまこんにちは
店先の桜並木は本日満開となりました。

春の賑わいに伴い、弊社も展覧会が目白押しです。
まず先陣を切るのは
『古曽川瑠那・久米圭子二人展-有機なるかたち-』です。

ガラスと金属、それぞれ異なる素材を扱う二人ですが、共通するテーマは『かたち』です。

独自の造形を探求し創生する彼女たちの作品がひとつの空間を作り上げていきます。
どのような調和と対峙を見せてくれるのか企画した我々も大変楽しみです。

東京アートアンティークよりひと足早く、4月11日(月)より開催いたします。
http://www.kochukyo.co.jp/2016_yukinaru.html

いつもとひと味違う会場にてお待ちいたします。
ぜひ春の陽気に誘われて壷中居3Fホールへお越しくださいませ。

O子

日本橋桜まつりにて

木野智史展 開催中!

2015年09月29日 | 展覧会

皆さま、大変ご無沙汰いたしております。

O子でございます。

久しぶりの投稿に緊張しつつ文章をしたためております。

さて、ただ今ギャラリーこちゅうきょでは「木野智史展」を開催いたしております。

木野さんは現在27歳、京都にて工房を構え、日々磁器土と轆轤に向き合う若き陶芸家です。

磁器でしか出来ない造形、轆轤でしか作り出せない空間にこだわり、近年は海外コンペでの経験を重ねながら、着実に欧米やアジアでの評価を高めています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は初の東京進出の個展となりました。

作品タイトル「颪(おろし)」は山から吹き降ろす風を意味しますが、磁器特有のエッジの効いたラインや青白磁の色彩がとても美しく、

吹き降ろす風とは言いながらも、その風はやさしい春風やそよ風のようであれば、勢いのあるつむじ風であったりと様々です。

今回から照明も一新し、青白磁本来の色味を極力損なわず鑑賞して頂けるようになりました。

また光が静寂を呼ぶような環境も出来上がりました。

ぜひ足をお運びいただき、作品が生み出す空間の雰囲気もお楽しみ頂きたいと思います。

皆様のご来場をお待ち申し上げます。

木野智史展WEB↓

http://www.kochukyo.co.jp/2015_kino.html

O子

 

 

 

 


川瀬忍展 開催中!

2015年03月26日 | 展覧会

みなさま こんにちは。

先週のアートフェア東京はおかげ様で盛会裡に終了する事が出来ました。

会場に足をお運び頂きましたお客様には謹んで御礼を申し上げます。 

 

さて、川瀬忍展は今週も引き続き壺中居にて開催中です。

国際フォーラムの限られたブース展示とは打って変り、2フロアを使って川瀬先生の世界観を表現しております。

蓮の葉を表現された輪葉鉢。

なめらかで美しい揺らぎのラインを見ていると、風にそよぐ葉の様子や眼には見えない水面まで想像できそうです。

川瀬先生の心象の蓮池が会場に現れました。

 

2階は花入を中心に展示しています。

花入の立ち姿が凛としてとても優美、思わず感嘆のため息です。

こちらは自然光の入る展示室ですので、美しい青磁の色も併せてご堪能下さい。

 

川瀬忍展は今週28日(土)18時まで開催です。

店先の桜もチラホラ咲き始めましたので、少し早いお花見も兼ねてどうぞお出かけ下さいませ。

O子


アートフェア東京が始まります!

2015年03月19日 | 展覧会

アートフェア東京の季節となりました。
今年のギャラリーこちゅうきょは
川瀬忍先生の新作展『輪花輪葉-作為から無作為へ-』を開催いたします。

このたびの図録には「無作為ほど作為的なものはなかった」という先生の言葉が記されています。

自然界に存在する有機的な形から先生は多くのインスピレーションを受けてこられました。
蓮の葉の美しい形に魅了され再現しようと試みたものの、その自然な姿を表現する事は大変難しい事であると思い知らされた…と思いを綴られます。

新しい形、そして美しい形の表現に真摯に向きあい挑んでこられた川瀬先生の新たなステージをどうぞご高覧下さい。


詳しくはこちら↓
ギャラリーこちゅうきょweb
http://www.kochukyo.co.jp/2015_aft.html

O子

細川護煕展

2014年05月28日 | 展覧会

本日は臨時号です。

五月の恒例となりました細川護煕展が今年もはじまりました。

茶陶に始まり酒・食のうつわ、書画、陶仏と回を重ねる毎に細川護煕氏の美の世界は充実度を増していきます。

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野山の花木、可憐な和花を花の器、仏さまに添えてみました。

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■細川護煕展■
2014年5月27日(火)-31日(土)
会場:壺中居 / 日本橋3-8-5  ℡03-3271-1835
10時-18時 

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

O子


ミヤケマイ展『兆し』

2014年02月20日 | 展覧会

みなさま ご無沙汰しております。

ひさびさに登場のO子です。

ここしばらく気忙しい日々を過ごしブログが疎かになりがちでしたが、とうとうO子失踪説なる疑惑まで浮上してきてしまい(驚) ただいま猛省しつつPCに向かっております。

   

さて今日の本題は

来週24日(月)から始まりますミヤケマイ展についてのお知らせです。

ミヤケさんの展覧会は2011年の『八百萬』展に続き2度目の開催となります。

独自の視点と感性を持ち、特に古典をテーマにした作品を軽妙洒脱に、また現代風に仕上げていくミヤケさん。

今回出品の掛軸も、本紙はもとより表紙の細部・軸先に至るまで各所こだわりが見受けられます。 またそれらは何かしらの意味を含んでいて、まるで軸全体の《なぞかけ》をひとつひとつ読み解いていくような楽しみを秘めているのです。

プロジェクション作品や磁器・ガラスの作品も新たに加わり、一層変化に富んだラインナップです。

ちなみに私のお気に入りは

『百世修来同舟渡、千世修来共枕眠』という漢詩からイメージされた双幅の掛軸。

同じ舟に乗り合せたのは百世の徳によるものであり、枕を共にして眠るのは千世を超えた縁である・・・

というミヤケさんにしては何ともロマンチックな作品です(本人曰く)

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今回もミヤケワールドが壺中居の館内で展開されます。

ぜひご来場ください。 O子

■ミヤケマイ展official web

http://www.kochukyo.co.jp/2014_miyake.html

■ミヤケマイofficial web

http://www.maimiyake.com


加藤委・杉浦康益展

2013年10月10日 | 展覧会

本日は展覧会のお知らせです。

このたび 2012年度日本陶磁協会賞を受賞されました加藤委先生、杉浦康益先生の受賞記念展を開催いたします。

 

加藤委先生は磁土の持つ伸びやかな可塑性を最大に生かした造形を展開されており、土を鋭く引き伸ばした作品は時に躍動的に、時に軽やかに、土の瞬間的な動きを捉えたような緊張感を感じさせます。

また杉浦康益先生は石・岩・植物といった自然のモチーフを陶土によって表現されています。”陶の花”の様々な角度から見せる表情は、作家が植物とどれ程の対話をもって制作に至ったかがうかがえ、形成された作品からは作家のまなざしと独自の存在感が漂っています。

 

それぞれ違った造形に挑まれている両先生です。ぜひ会場にてご高覧ください。 O子

 

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加藤委「サンカクノサラ」

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杉浦康益「山ユリ」


加藤委・杉浦康益展-2012年度日本陶磁協会賞受賞記念-

会期:2013年10月28日(月)-11月2日(土) 10時-18時(最終日~17時)

会場:壺中居3Fホール

主催:公益社団法人日本陶磁協会

協力:ギャラリーこちゅうきょ

詳細はこちら↓

http://www.enjoytokyo.jp/museum/event/907479/