箔屋町だより

-ギャラリーこちゅうきょオフィシャルブログ-

早春ランチ

2016年02月12日 | 食・レシピ

皆さまご無沙汰しております。ゆうれい部員のO子でございます。

今年に入ってからというもの、目の前の大きな課題を一つ一つこなす作業に明け暮れております。

何となく閉塞感が漂ってきたなぁと感じていた折り、

自然豊かな近県よりお越し下さるお客様からステキな頂き物をしました。

じゃじゃーん

ふきのとうです。

コロコロとした体からチラッと顔を覗かせたりしているのがとてもかわいらしい。

明るい若草色も初々しくて、耳を澄ませば息づかいが聞こえて来そうです。

「善は急げ」ならぬ「旬は急げ」とばかりに翌休日のランチに頂きました。

ちょっと濯ぐとさらに緑あざやか。

このビジュアル、やっぱり癒されます。

O子特製フキノトウパスタ、オイルサーディン添え、完成です!

ふわぁ~と漂う春の香り。

特有のほろ苦さが口の中に広がって早春満喫です。

気づかないうちに春は来てるんですね。

ちょっと立ち止まって心の余裕を取り戻せた気分でした。

お持ち下さった I さん、本当にありがとうございました!

O子


呑んべえ女子会

2014年04月17日 | 食・レシピ

みなさま こんにちは

壺中居前のさくら通りは桜花の賑わいも一段落し、ピンクから緑へと並木もすっかり色味が変わってしまいました。

 

さて上野の桜も舞い散る先週某夜、御徒町・八幡屋さんで『呑んべえ三人娘の会』を催して参りました。

八幡屋さんと言えばご記憶の方もいらっしゃるかと思いますが、以前kiyo先輩が当ブログにて紹介をしていたお店で、美味しい季節料理を提供してくれるとても居心地の良いお店です。

電話をすると「今は春野菜鍋が始まっています」との事。

こりゃ行くしかないでしょ という訳で、今回は趣向を凝らし、各自お気に入りのマイ盃を持ち寄っての“八幡屋特製・春野菜鍋を食する宴”としました。

 

女将さんは気さくな方で、こちらの盃のお遊びに興味を持たれつつも付かず離れずのいい距離感でもてなして下さるので、この店で一番の若輩者であろう我々も心置きなく興じさせてもらえるのです。

先ずは女将さんお薦めのフグ刺しで乾杯~。

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三人娘のうち、M女史と私は偶然にも昨年購入した石田誠氏の盃を持参。

ただし彼女は南蛮焼〆の盃で、私はスリップウエアです。

南蛮盃はしっかりと焼き締っていて形は大らか。

今日が使いおろしとの事でまだ初々しい風情でしたが、彼女の日本酒ライフと共に今後どのように育っていくのかが楽しみです。

一方、私のスリップ盃は見込み底に描かれた伸びやかな線がお気に入り。

実はこちらも使うのはこの日が初めてで、早くこの模様をお酒越しに覗きたくて仕方がなかったのです。

お鍋料理で取り合わせたい酒器のひとつにこのスリップ盃があり、やや秋冬のイメージですが今回は絶対にこの盃にする!と意気込んで持参したわけです。

 

次のお酒はこれで一献、あれで一献、と各盃は卓上をグルグル回転。

盃を替えるとお酒の味も違うような気がするのですが、もしやこちらの酔いも回って来ているのかな。。。

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メインの春野菜鍋は新鮮な鶏肉と10種類の山菜を特製の鶏出汁でしゃぶしゃぶするというもの。

目を引いたのは紫色のカタクリの花。

花をしゃぶしゃぶするなんてなんとも女子会らしい具材です。

 

お気に入りの盃で美味しいお酒を堪能でき、季節の野菜とコラーゲンもたっぷり補充。そして何より八幡屋さんはお財布にも良心的なお店という事で、至極満足な会でした。

どうか春の夜の夢でありませんように。  O子

 

追伸

■石田誠氏の「まことのさけのうつわ2014」展を開催いたします。

会期:4月22日(火)~26日(土) 10:00-18:00 

@ギャラリーこちゅうきょ

 

 

■東京アートアンティークも会期中参加いたします。

会期:24日(木)~26日(土) 10:00-18:00

≪イベント≫

昨年、たいへんご好評を頂きました石田氏の盃を使った『大試飲会』を再び開催いたします!(3日間)

お酒は厳選の3種をご用意してお待ちしております。

ぜひお気に入りの「さけのうつわ」を見つけにお越しください。

@ギャラリーこちゅうきょ

 


春味

2014年04月03日 | 食・レシピ

少し前の春分の日、関西の実家より春野菜の差し入れが届きました。

母の家庭菜園は娘の私が言うのも何ですが、趣味でありながらもその域を超えており、年齢と経験を重ねた今もなお新しい野菜作りにチャレンジする意欲に頭が下がります。

毎回 季節野菜とは別に私の気を引きそうなものがそれとなく一つ二つ紛れ込ませてあって、今回は何が入っているのかな~と開けるのが楽しみな贈り物です。

ちょっと記憶をたどってみると去年の秋はゴロっと実ったムベの一蔓が入っていたり、春先には水仙の花や梅の一枝といった具合で、庭から摘んできた季節のモノが少し入れてあるのです。

 

今回はフキノトウと土筆。

 

一ヶ月ほど前、スーパーできれいにパック詰めされた物を見かけ 「もう春だなぁ」 と感じはしたものの、アスファルトとコンクリートで固められた街ではこうした春の風物詩と自然な形で出会う機会はほとんどありません。

 

故郷のちょっと遅い春に思いを馳せ、郷愁にかられるお年頃。

 

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善は急げとばかりにいそいそとキッチンに向かうのですが、こういうものはあまり手を掛けず素材をシンプルに楽しむのがO子流。

 

土筆を塩コショウでさっと炒める。

フキノトウはスープの薬味に。

ああ…うまーい!

このほのかな苦み。

これこそ春の味覚、大人の味覚ですよ。

「かあさんや、ビールビール!」とどこかの親父さんのマネをしたくなるぐらいです。

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ちなみにフキノトウはサッと火を通してペペロンチーノにするのが大のお気に入りで、冷蔵庫のストックが徐々になくなるのを悲しく見つつ、しばらくハマっていました。

さてさて、春味を楽しむ季節が来ました。

心躍る季節の到来です。

O子


クレオパトラの秘密

2013年07月18日 | 食・レシピ

今回は6月13日のブログでふれました ”豆ごはん” の結果報告をしたいと思います。

ご存じない方はコチラ↓

 http://blog.goo.ne.jp/gallerykochukyo/d/20130613<o:p></o:p>

赤いサヤが特徴的なクレオパトラ豆ですが、うわさの豆ごはんが一体どんなおもしろい変化をするのか気になって仕方がなく、6月某日に炊いてみる事にしました。

炊き上がり後いろいろ想像しつつ蓋を開けたのですが、期待に反して全くふつうの豆ごはんがそこにありました。

味もよく知る豆ごはんで、結局「おもしろい」の意味が理解できず一日が終わったのです。

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ところが、クレオパトラの真価は翌日に現れました。

再び炊飯器を開けてみると、豆もご飯も赤く染まって まさに赤飯です。

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これは確かにおもしろい変化でした。

 

いったいどこにこんな色素が隠れていたんだろう・・・と疑問が湧く中で、

染織家・志村ふくみ先生が著書で、樹液の色について語っておられた事を思い出しました。

樹液は人間でいう血液やリンパ液のようなものですが、その多くは「うすもも色」をしているのだそう。

例えると赤ちゃんの肌の色に似た色で、この清らかなもも色こそ植物の本質的な色だと綴っておられました。

 

このほんのりと染まったご飯を見ていると、ここにも『赤ちゃんの肌色に似たもも色』が存在する事に気づきます。

まさに ”植物の本質の色” を目撃した気分です。

他を染めるほどに強く色を現したこの豆は、小さな体ながらも強い生命力を内包していたんだなと感じます。

 

豆ごはんの意外な結果に、思わぬ食育の実習となりました。  O子

 


危険な果実

2013年07月11日 | 食・レシピ

唐突ですが、食品アレルギーはお持ちでないですか?

最近、食品によるアレルギーで深刻な事態を招いた事件を耳にします。

食事は日々の生活に必要不可欠なものですし、また食品も非常に多様化し、原材料も複雑化しているという現状は、重篤な食品アレルギーを持つ方にとって苦労の絶えない大変な問題だと思います。

 

なぜこんな話をしたかと言いますと、実は私も食品アレルギーを再発してしまったからなのです。

その元凶は「マンゴー」です。

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甘い香りと味を持つ魅惑の果実ですが、ウルシに弱い方はうっかり気を許すと危険です。

じつはマンゴーはウルシ科のくだもので、ウルシのウルシオールに似たマンゴール、カルドールというかぶれ成分を持っています。

発症部位は顔面(特に口唇周囲)に多いらしく、私の場合も口の周りに疱疹が出来るわ、口角炎になるわといった症状で、ただいま不快指数200%です。

唇が『オバケのQ太郎』になった気分です。

数年前に初のマンゴーかぶれを経験したのですが、その後マンゴーかき氷にマンゴープリンと無難に食べてのけて来たワタクシが、なぜまた今さらマンゴーかぶれになったのかという疑問が生じます。

調べたところ、かぶれ成分のマンゴール、カルドールはマンゴーの果皮部分に特に多く含まれているとの事。

なるほどなるほど。

だから自分で皮を剥いた時にのみアレルギーを発症して、マンゴーの加工スイーツを食べてもケロっとしていたのかとすっかり合点がいきました。

 

私は幸いにも軽い症状なのですが(たぶん)

みなさんもマンゴーはじめ、食品のアレルギーにはくれぐれもお気をつけ下さい。 O子