箔屋町だより

-ギャラリーこちゅうきょオフィシャルブログ-

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

こころのもちかた

2020年02月17日 | ブログ

2月も後半に入り、ヤット今月初のお粗末投稿となります。各位様にはご心配ご不快をおかけし、大いに痛み入ります。

新年早々から椿事が続きます。例の流行病が世界中を席捲しマスクが手放せない毎日ですが、そのマスク自体が深刻な供給不足になろうとは、一体予想した向きはどのくらいだったのでしょうか?

ともかく世相は明るくなく、不安が日増しに募っていくのが実感されること、私儀だけではないとみます。

幸い弊社内ではスタッフ一同、健康に平常心を以て孜々と仕事に向き合っていますので、私儀も体調管理に怠りなく、この「難局」を乗り越える自重し工夫を積みたく存じます。

来る3月には

1.「金重有邦 土窯初窯」展 (会期:3月2日-7日、会場:壺中居)

2.「松島巌 コアガラス」展 (会期:3月24日-28日、会場:当ギャラリー) ※先行展示:アートフェア東京2020にて

この2件の重要な展覧会が控えています。

うち、松島巌展は上述の如く、3月20日(金)-22日(日)の日程で、東京国際フォーラムに於けるアートフェア東京2020で先行展示しますが、目下そのブース設計と作品ラインナップの最終調整段階にあります。

毎々5万人を超える入場者を誇る同フェアですので、手前どもも相当力瘤を入れて準備していますが、反面、新型コロナウィルスの悪い意味での影響が大いに心配されるのもまた事実。

各方面にアンテナを張り最新の情報のもと安全に運営すべく、細心の注意を払って現場に臨むものです。

さて、畏敬する秋葉生白先生を道灌山下の道場に表敬訪問したのが立春の当日、例によって長居を決め込み、辞去した数日後に改めて同先生から連絡がありました。

メールにて「今年の言葉=モットーを書いて差し上げるのを忘れた故に、知らせて欲しい、云々」と云うご厚意を賜り、遠慮するのも失礼ですので熟考して「ご芳情に甘えさせていただきます」と最敬礼して返事をいたしました。

そのことばと云うのが、

「ここだな」なのです。

一見何のことやらチンプンカンプンの噴飯ものかも知れません。

私儀が30代頭に新渡戸稲造(1862-1933)の好著『自警録』(1924年初版)と『修養』(1911年初版)に出会い、後者のなかの重要なキイワード=「ここだな!」に目から鱗がこぼれたこと、まるで昨日の如しです。

爾来、人生航路中の数多い難儀、深刻な局面と岐路、例えば9年前の大震災や3年前の父の死などに直面するごとに、この新渡戸大先生の「天使の声=ここだな!」を思い起こし、自らを叱咤激励し腹を練ったこと無数回となります。

今日レターパックで秋葉先生から寸松庵色紙に墨色鮮やかに

「克己太難(ここだな)」との御揮毫が手許に届きました。

秋葉先生の「学識+熟考+思いやり+陰徳」の結晶といって憚りありません。

同先生による独自の「ここだな」御解釈が盛り込まれた添え文を何度も何度も読み返し、道灌山下に向かって手を合わせました。

前年来の「良志久=らしく」と今回の「克己太難(ここだな)」を信念=自らのバックボーンとして自覚し、自己努力を継続したく存じます。(by kiyo)

 

 

 

 

 

コメント   この記事についてブログを書く
« 小正月偶感:九牛の一毛 | トップ | 啓蟄偶感:謹告を兼ねて »

コメントを投稿