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もしもヤケドで大病院に運ばれたら

2019年11月23日 07時54分12秒 | 医学の大罪: 医療公害・医療犯罪から家族の命を守る

夏井睦医師の新著

『患者よ、医者から逃げろ その手術、本当に必要ですか?』

https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4334044387/toyokeizaia-22/

の「日本熱傷学会の標準治療」と「なつい式の湿潤療法」の比較は、ブログ記事

『2019/11/01補足 火傷の治療は湿潤療法がはるかに優れている、日本熱傷学会の火傷の標準療法は致命的欠陥がある』

https://blog.goo.ne.jp/gadamski/e/1444e810ba3300c15c48dbd2d57443a9

を参照。

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もしもヤケドで大病院に運ばれたら  

もしも、あなたのお子さんが熱いスープやラーメンをひっくり返してヤケドをしたらどうなるだろうか

 

夏井睦医師の新著

『患者よ、医者から逃げろ その手術、本当に必要ですか?』

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「プロローグ もしもヤケドで大病院に運ばれたら…」

が、東洋経済ONLINEに公開されましたので転載します。

 

出典

東洋経済ONLINE 2019/11/16

https://toyokeizai.net/articles/-/313770

子供のヤケド治療で地獄をみる家族が持つ疑念

重症熱傷でも皮膚移植なしに治す治療がある

 

『傷はぜったい消毒するな』『炭水化物が人類を滅ぼす』の著書で知られる医師・夏井睦氏の最新刊

『患者よ、医者から逃げろ その手術、本当に必要ですか?』

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ではキズや熱傷(ヤケド)の湿潤療法について、患者の治癒過程が写真や証言とともに語られています。

本記事では、「プロローグ もしもヤケドで大病院に運ばれたら…」を抜粋のうえ、紹介します。

 

もしもヤケドで大病院に運ばれたら

もしも、あなたのお子さんが熱いスープやラーメンをひっくり返してヤケドをしたらどうなるだろうか。

 

ヤケドしたお子さんは、痛みと熱さのために半狂乱になって泣き叫び、あなたは冷やしながら119番に電話をして救急車を呼ぶしかない。

 

幸い救急車はすぐに来てくれたが、ヤケドの範囲を見た救急隊員は、高度なヤケド治療ができる病院に搬送する必要ありと判断し、大学病院か救急救命センターのある総合病院に運ばれる。医師たちはお子さんの手足に点滴を入れ、患部を軟膏を塗ったガーゼで覆ってくれ、入院が必要と説明する。大きな病院に運ばれてよかった、大学病院なら安心、とあなたは安堵するだろう。

 

だが、毎日の処置のたびに子どもは狂ったように泣きわめき、医者と看護師が数人がかりで押さえつけなければいけないほど大暴れする。ガーゼを剥がすたびに出血し、薬をスプレーされるたびにそれまで聞いたことがない恐ろしい悲鳴を上げている。その様子を見てあなたは思わず悲鳴を上げてしまう。すると医者は、「お母さんに騒がれると治療できないので、処置のときはお母さんは部屋の外で待っていてください」と体よく追い出される。

 

病室に戻った子どもは元気がなく、食欲も落ちてしまった。何かに怯えているのか母親のそばから離れず、医者や看護師の白衣を見るたびに怖がって泣いている。

 

医者は入院当日には「軽い2度熱傷なので1週間くらいで退院できるでしょう」と言っていたのに、数日後には「細菌感染したために傷が深くなっています。もう少し入院が必要です」と説明し、その数日後には「深い熱傷です」と説明は二転三転していく。

 

そして10日目ごろ、突然、次のような説明がある。

・残念ながらお子さんの熱傷は深い熱傷です。
・このまま軟膏の治療を続けても絶対に治りません。
・傷が治らないと傷からバイキンが入って感染し、敗血症になります。敗血症になると死亡します。
・敗血症になるのを防ぎ、命を助けるためには、「皮膚移植」(以下、「植皮」)をして傷をふさぐしか方法はありません。
・植皮しないで治した場合、皮膚の引きつれが起きて手足が動かなくなります。
・植皮しないで治した場合、皮膚がんが発生することがあります。
・植皮をするとヤケドはきれいに治ります。
・植皮とは、背中やお尻の皮膚を採って、その皮膚で患部を覆って治す手術です。皮膚を採った背中やお尻の傷はきれいに治ります。
・来週の月曜日なら手術室が空いていて手術できるので、この手術の同意書にサインして看護師に渡してください。

 

このような説明を矢継ぎ早にされたら、あなたはどうするだろうか。おそらく、突然の説明と情報の多さと「このままでは死んでしまう」という切羽詰まった状況に圧倒され、脳は思考停止状態に陥り、医師に言われるがままに手術同意書にサインしてしまうだろう。

そして、予定通りにお子さんに皮膚移植が行われる。

 

これはインチキ治療なのか

術後は包帯グルグル巻きだったが、1週間目ごろから手術した部位のガーゼが少なくなっていき、次第に移植した皮膚が見えてくるようになる。

医者はニコニコ顔で「きれいに治りましたね」と言ってくれるが、あなたは違和感でいっぱいのはずだ。「きれいだ」と医者が説明する移植皮膚の見た目と色は、周りの皮膚と違いすぎてまるでパッチワークだ。手に移植した皮膚はなぜか日ごとに縮んできているように見え、どう考えても手術前より引きつれがひどくなっている。

「傷跡は残らない」と説明された皮膚を採った背中には大きな傷跡があり、これがきれいになるなんて信じられない。だが、大学病院の医者が「きれいに治る」と言っていたのだから、いずれきれいになるのかもしれないと、あなたは無理やり自分に言い聞かせるだろう

手術から2週間ほどで退院となったが、移植皮膚は何カ月経っても色違いのパッチワークのままだし、背中の傷はようやく乾いてきたが、皮膚を採った部分は周囲の皮膚と色が違っていて、表面はでこぼこしていて、これまたパッチワークだ。

 

その頃になってようやくあなたは大学病院での治療に疑いの念を持ち、ネットで熱傷治療について調べられることに気がつく。すると、重症熱傷でも皮膚移植なしに治す治療があって、わが子よりひどい熱傷が植皮なしに治っていることを知る。しかも、傷跡はとてもきれいだ。

 

外来受診日に手術の説明をした医者に「術前の説明と違うではないか。こんなことなら手術を受けるんじゃなかった」と抗議しようと思っても、その医者は、医局人事とやらで他県の病院に異動していて、外来担当の医者はまったく面識のない医者に替わっている――。

 

これが嘘でも作り話でもないことは、あなたや家族がヤケドして、大学病院や総合病院に入院になればすぐにわかるだろう。おそらく、寸分違わぬ説明を受けて、手術同意書へのサインを求められるはずだ。

 

身もふたもない言い方をすれば、この医者の説明はすべてインチキ、嘘である。

熱傷はどんなに深くても皮膚移植なしに治るし、きちんと治療すれば傷の引きつれは滅多に発生しない。

おまけに、感染すると命が危ないというのは大昔の話で、細菌感染しても抗生物質を飲めばすぐに治る。

 

また、皮膚移植できれいな皮膚に戻るというのも嘘なら、皮膚採取部の傷跡がきれいに治るというのも嘘だ。それらは何年経ってもきれいにはならないのだ。

 

いわば、医者たちは嘘の説明をして、手術に同意させて皮膚移植手術をしていたのだ。その結果、患者と家族は地獄に叩き込まれるのだ。

 

 

善意の「地獄への案内人」たち

 

では、医者たちは、患者を地獄に誘い込むために嘘の説明をしたのかというと、そうではない。彼らは患者の幸福のために最善の治療法を選択し、最善の手術を行ったのだ。

 

彼らは善意の塊であり、悪意はかけらもない。絵に描いたような、誠実で誠意あふれる医者ばかりだ。だが、悪意のない誠実で善良な医者が患者を地獄に引きずり込んでしまうのだ。

 

その理由は、彼らが行っている「熱傷の標準治療」は「患者の地獄」にしか通じていない一本道だからだ。彼らは標準治療に精通し熟知しているが、それしか知らないのだ。だから、地獄への一本道に患者を自動的に招き入れる。要するに、教科書を疑うことを知らない誠実で善意に溢れた医者ほど、効率的に患者を地獄に引きずり込んでしまうのだ。

 

なぜ彼らは患者が苦しんでいることに気がつかないのか。それは、医者になってからこのかた、熱傷治療では苦痛で顔を歪めて悲鳴を上げる患者しか見たことがないからだ。だから、それが苦痛であると認識できないのだ。

 

すべての患者が悲鳴を上げていれば、それは治療に付き物の反応となり、異常ではなく正常な反応となる。悲鳴を悲鳴だと認識するためには、悲鳴を上げない患者を見ることが必要だが、彼らは悲鳴を上げない患者を見たことがないのだ。だから、彼らにとって、患者の悲鳴は「正常な反応」なのだ。

 

なぜ彼らは、その道が地獄に通じていることに気がつかないのか。それは、本物の天国を見たことがなく、「ここ(地獄)は天国だ」と教えられてきたためだ。教科書や治療ガイドラインに「天国に通じる最善の治療」と書かれていれば、到着したところは天国に決まっているのだ。

 

地上の楽園と教えられて行った先が収容所群島でも、そのことに気がつくことは一生ないのだ。そして、死ぬまで収容所を天国だと信じて暮らすのだ。地獄を地獄だと認識できる者は、天国を経験した者だけだ。

 

疑うことを知らない無批判な善意という恐怖

教科書や定説を疑うことがない純真で無垢な善意の人は、その定説の根拠が間違っていたときに、地獄への案内人となる。「この正しい教えを世に広めたい」という善意を出発点としていて、その教えの無謬性に対して絶対的な信頼を寄せているため、「教えを疑う」という発想がそもそも浮かばないのだ。

 

その意味で、悪意より怖いのは、疑うことを知らない無批判な善意だ。十字軍の暴虐も魔女狩りもホロコーストも民族浄化も、根底にあるのは「教えの無謬性に対する絶対的信頼」であり、批判精神の欠如だ。疑うことを知らない無垢で無辜(むこ)な底なしの善意だからこそ、この世を地獄に変えられたのだ。批判精神のない善意ほど恐ろしいものはないのである。

 

ヨーロッパの古いことわざに、「地獄への道は善意で敷き詰められている(The road to hell is paved with good intentions.)」という警句がある。おそらく、この警句はこれから何度か登場するだろう。

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