活動日誌

ホンネ、冗談入り。なんか書きたいときに更新してるみたいだ

エキノショックス

2005-11-26 23:17:15 | その他
 昨日からうちの大学で学園祭が実施されている。ちなみに明日の夕方ぐらいまで行われている。僕の所属している部活の1,2年生でこの学園祭で模擬店をやっているのだが、なにをやっているかというと、外はかりかり中はしっとりあつあつたこ焼きを売っている。作るのに大変手間がかかるのだが、そのかわりどの店よりもおいしい(らしい。食べてみると実際おいしいが、他店のたこ焼きとは比べていないのでわからない。しかし、お客さんはうちのたこ焼きが一番おいしいと言ってくれていることは事実である)。僕は今日は午後にシフトがはいっていたので、12時に学校に行って仕事に入った。僕はまあたこ焼きを焼くのが、救えないほどへたくそなので、とりあえず客引きをしまくったが、僕の勧誘で立ち止まるものはほとんどいなかった。しかも、器具の調子も悪かったらしく、生産が追いつかない状態になんども出くわし、なかなか客引きは困難であった。しょうがないので僕は途中から会計の仕事にまわり、無難に仕事をこなしていった。
 あるとき、僕の友人がうちに訪ねてきてくれた。彼女は僕が昨日勧誘したときに、後で行くと言ってくれた人で、今日なんと本当に来てくれたのだ。彼女は1000円だしてたこ焼きを買ってくれたのだが、たこ焼きを作っている間、彼女が僕に自分で制作した映画を見に来て欲しいと頼んできた。上映時間がシフトの時間と重なっていたので、本当は無理だったが、人手は十分であったし、たぶん大丈夫だろうと思って、見に行くよ、と伝えた。そしてたこ焼きが出来上がり、彼女にたこ焼きを渡し、それから彼女は去っていったのだが、直後におつりを渡すのを忘れたことに気付き、急いで彼女を追っかけた。おつりは無事に渡せて安心したが、僕がおつり渡し忘れたことには申し訳ないとおもっている。がそれ以上に彼女のおつりをもらい忘れるという器の大きさに圧倒された。気付かないところがすごい。おつりをわすれたという旨を彼女に伝えると、「あ、そういえばそうだった」と間の抜けた反応であった。お金のことに比較的うるさいと言われる(実際そうでもないのに)僕は彼女を尊敬するべきであろう。その後ある程度時間がたった後、僕は一応同輩のKに断ってから、彼女が制作したという映画を見に行った。約10分の映画で、内容は、北海道の湧き水に潜む寄生虫を口にした青年に訪れる恐怖を描いたもので、グロテスクなシーンもいくつか散見された。寄生虫はたぶんしらたきを使っていたね。なんかリアルに水のなかでうようよしている寄生虫を表現していたのだが、やっぱりただのしらたきであった。正直よくわからなかったが、初めての映画制作ということなので、かなり健闘していたと思うね。まあただ主人公が家の布団で血を吐いて口から寄生虫を吐くというスーパーグロテスクな終わり方をし、僕はもう固まってしまった。上映終了後、「どうだった?」と彼女から聞かれたが、僕は正直答えられなかった。外見が清楚な彼女からは全く想像できない想定外の作品だったので、かなりの衝撃であった。まあ今感想をいうなら、すこし主人公の描写、メッセージ性が足りなかったかなという感じ。彼女なりに一生懸命作っただろうから、これをステップにしてまあ次もがんばってほしい。
 さて明日はやっと最終日だから、まあとりあえずテキトウにがんばりますかな。