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9のヒトリゴト

ナイン。
日々、おこること、思うこと。
ヒトリ言、ヒトリ事。

コラム

2012-06-28 | + book
ちょっといいコラムがあったので、メモメモ。


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「媚びない人生」がすごくいい本だったので…



今日、ひさびさに、いい本にであったので紹介します!

まだ真新しい本なのに、これほど思考が深く、言葉の密度が濃く、
大学教授である著者の「人間らしさ」がでている、こんな本はなかなか出会えないと思ったのです。



いいボディコピーは思考の深さから生まれる、とよく言われるけど、
この本はまるまる一冊がボディコピーのように、深い言葉で構成されてます。
なので、僕が好きな言葉をいくつか紹介します!
(いろいろ抜粋して構成してるので、僕の解釈も混ぜています。)

---------




◆孤独な時間、自分と向き合う時間こそ大切にしなさい。


世界も広いが、自分の宇宙も途方もなく大きい。

社会で強くなろうとして、みんな誰かと繋がろうとする。
でもほんとうに必要なのは、孤独な時間、自分と向き合う時間。

まずは外側に目を向けるのを止め、内側に目をむけてみよう。
孤独な体験は、自分を強くしてくれる。群れから離れる勇気をもとう。




◆評価軸を外におかない。
強い個性をもった人間とは、自分で自分を評価できる人である。

すべての評価を自分のなかにおけるか。
誰かに評価されるのではなく、自分が評価できるかどうか。




◆生きていくうえでの最大の喜びは、自分自身の成長実感に他ならない。


それはきっと人間を人間らしくしているひとつの要素だと思います。
未熟から成長に向うプロセスこそ、生きる意味だと気づくこと。
そのマインドさえあれば、困難も不幸ではなく、糧になる。





◆当事者であれ。
事前許可なしで動ける人間であれ。


自分で実践しようという意識をもった人間こそが、
自ら問題を発見し、設定でき、問題を解決できるからだ。







◆過去に縛られず、未来に怯えない。


過去からみた自分は、つねに成熟した自分であるように。

未来からみた自分は、つねに未熟な自分でああるように。




◆夢をなにより大切にする。


夢は小学校のときがいちばん野心的である。いつの間にか夢をみることすらしなくなる。
そのうち、翼はおれ、飛ぶことをあきらめる。
いずれは翼があったことも忘れるだろう。
大人になっても夢を大切にする大人であってほしい。

---------




ちょっと偏った本だと思います。
好き嫌いもあると思う。



その思想は、ジョブズの言う「他人の人生をいきるな。自分の人生を生きろ。」ということだと思います。
やりたいこと、夢を、追いかけろ、と。



そんなふうに、あくせくと生きたくない人もいるとは思う。
でも僕は自分の人生を生きたいし、みんなにもそうあってほしいと思う。



最後にもうひとつ、抜粋します。


---------
人生というのは、感じ、考え、語り、動く、の繰り返しです。
多くの若い人たちが、幸せに過ごせるように願っています。
------



とにかく人生の指針になる言葉がたくさんある本。


若い人に読んでもらいたい、と思いつつも、
実は社会に出てから、
ちょっとずつ生きる意味に疑問をもったり、少しずつ夢をもたなくなってきた、
「大人」に読んでもらいたい本だと思っています。(ちょうど今の僕のような大人ですね)それでは!


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結構な部分、共感できる考え方です。

「媚びない人生」ジョン・キム (著)
読んでみたいな。
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きつねのおきゃくさま

2011-06-10 | + book
「きつねのおきゃくさま」
あまん きみこ (著)
二俣 英五郎 (イラスト)


絵本の「きつねのおきゃくさま」を読んだ。

すばらしい作品。

涙がこぼれそうになったな。

物語はもちろん、絵も、表現もすばらしい。

子どもに読んで聞かせたい、
大切な価値観がギュッとつまった
おすすめ絵本です。



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本屋の逆襲

2011-06-06 | + book
今月のMeets!

「本屋の逆襲」

買った!

お知り合いが、たくさーん出てるのよ。

本屋さん、おもしろいねー。

こないだ茶屋町にもオープンした
STANDARD BOOK STOREにも行ったけど、
ワクワクしたな。



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さくら

2011-01-14 | + book

「さくら」西加奈子

 

ひさびさの読書。

 

この本、3年前にも借りて読んだんだけど、

少し前に、古本屋で文庫本をみつけたから、買ってみた。

 

ワタシ、1度読んだり見たりした物も、

自分の感想やそのとき感じたことは覚えてるけど、

内容って、ほとんどさっぱり忘れてしまう。

 

だから、何度読んでも、初めての感じで読める。

 

お得♪

 

というか、わたしゃ、アホか。

 

当時も、本当に、すばらしいと思ったこの本。

 

3年前は、ラスト、号泣しながら読んだ覚えがあるんだけど、

今回は、泣かなかった。ココロはじんわりあたたかくなったけど。

 

3年間で、感情の部分も変わったりしてるんだろうね。

おもしろい。

 

でも、この作品は、やっぱりイイ。

 

スキです。

 

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自分memo
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■鶏肉と野菜のタジン蒸し

■牡蠣のガーリック焼き

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ちょっと変わった守護天使

2010-08-20 | + book
『ちょっと変わった守護天使』
山崎マキコ/著

ひさびさーの読書。

実家から帰りの乗り継ぎ待ち。

岡山駅の売店で、
小説に飢えてたワタシがたまたーま見つけた、この本。

時間があんまないので、サーッと読み切りたかったから、
ページの少ない本。

ちょうど、主人公と同じ34歳独身だし、
カレも年下だし。

マンガみたいな内容だったけど、おもしろかった。

いやぁ、読書いいねー。

ちょっと、違う世界へ連れてってもらえた気分♪
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Cui Cui

2009-03-02 | + book
「Cui Cui」
川内 倫子

やっと買いました。

ワタシが、カメラをはじめるきっかけになった、
この川内倫子の写真集。

何年か前、
コノ写真集を見るコトがあって、
この写真集みたいな写真を撮りたい。

こんな記録を残したい。

そう思って、今の一眼レフカメラを買いました。

だから、実家に帰るときは、
いつもカメラを持って。

でも、実際、先月、
ばあちゃんが亡くなったという知らせを聞いた時には、
カメラを持って帰るコトができなかった。

なんとなく。

でも、撮り貯めた今までの写真で、
チョットした、ばあちゃんの写真集を作ってみようと思うのです。

ワタシを、そんなキモチにさせてくれた、この写真集。

大切で、ステキな写真集です。
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眠れぬ真珠

2009-02-10 | + book
『眠れぬ真珠』
石田衣良/著

著者のある本(←ワタシのバイブル)笑
を読んでから、一度この人の作品を読んでみたかった。


17歳年下の彼との、大人の恋。

うん、うんうん。

ワタシには、まだ到底およばないけれど、ワカル気がする。

アリなんだと思う。

ワタシも、
逃げてきたコトに、キチンと向き合ってイコウ、と、
勝手にそんなコトを思った。

それにしても、著者は、
なんで女性の気持ちが、ココまでわかってしまうのだろう?
コメント (2)
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窓の魚

2008-08-24 | + book
『窓の魚』
西加奈子/著


ひさしぶりに本を読んだ。

どうしても、読みたかったから、本屋へ駆け込み
この本を選んで買う。

ほぼ2日で、一気に読んでしまった。

ひさしぶりの、西加奈子の小説。新作。

この、白黒つかない感じが、
なんとも、キモチ悪くて、そして、キモチイイ。

思うのは、物語の中にグイグイ引き込まれる、この感じ。
そして、著者の才能と、感受性の豊かさに、感動してしまう。

やはり、今回も、リアルで、おもしろい作品でした。


最近、外に出て行くばかりで、時間がなくて、
ひさしぶりの、インプット時間。

チョット、ワタシの心も、豊かになったような気分。

こういう、ヒトリで感じる時間も、大切やなぁ、と、思う。
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言い寄る

2008-06-26 | + book
『言い寄る』
田辺 聖子/著

本やさんで、
その装丁に一目惚れ。

そして帯に書かれた
「乃里子、31歳、デザイナー」

その主人公の設定に、
自分を重ね合わせてしまい、買いました。

まったく、難しくないのだけど、
あの、カワイイ装丁からは、想像つかないほど、
なかなか、リアルで、ディープなオハナシ。

でも、結構、共感できるところもあり、
ココ最近、ヒマさえあれば、
かなりのハイスピードで読んでました。

ワタシは、田辺 聖子さんを、あまり知らなかったのだけど、
もう、おばあちゃんの方らしい。

この本も、昭和40年代後半に書かれたもので、
今回、復刻されたものみたい。

でも、すごい。

まったく、色あせてない物語。

「時代が、田辺 聖子に追いついた」

帯に書かれてた通りだ。

今の時代には、ありふれてるのかもしれない設定だけど、
あの当時では、ありえないと思われるようなコトばかり。

でも、おんなゴコロは、いつの時代もかわらない、
そういうコトなのか...とも思う。

スバラシイです。

コノ本は、3部作の、1作目。

あとの2冊も、装丁がコレマタ、イイ。

また、落ち着いたら、2作目、読んでみようと思う。
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クワイエットルームにようこそ

2008-03-28 | + book
『クワイエットルームにようこそ』
松尾 スズキ/著

会社の方に
「サラーッと読めるよ」
と、なにげなーく、貸してもらった、この本。

ひさしぶりの読書。

いやぁ、半日で読んでしまいました。

薄い本だけど、内容が濃い。

チョット下品だけど、
その下品さが、爽快。

そして、読んだあとは、
なんだか、スッキリした気分。

おもしろい本でした。

さすが、スゴイなぁ、松尾スズキ。

芥川賞候補だったらしい、のを、今日知った。

うーん、読書してる時って、
自分の生活とは別の、
物語の中の、モウヒトツの世界がアタマにある。

それって、また、ステキ。

また、時間見つけて、
読書しよ。
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ブラフマンの埋葬

2008-01-07 | + book
『ブラフマンの埋葬』
小川洋子/著

なにげなく買ったこの本。

タイトルから、
結末は、どうなるのか想像はついて、
悲しいキブンになるかもしれないけど、
なんとなく、ホッコリしそうな予感がしたので
読んでみました。

「ブラフマン」という、謎の動物と、僕の、
日々の物語。

淡々と物語はススム。

でも、その感じが、ココチヨイ。

そして、この2人の居る場所は、スゴクキレイなんだろうなぁ、
と、その風景が想像デキル感じも、ココチヨイ。

このココチよさを感じれただけで、
この本を読んでヨカッタと、思う。
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北欧のかわいいデザインたち

2007-12-06 | + book
『北欧のかわいいデザインたち』
出版社: ピエブックス


北欧、南欧、東欧....シリーズでイロイロあるけど、
やっぱり、北欧。

行ったことナイけど、
めっちゃ、興味がある、北欧。

ずっと、気になってて、
立ち読みしてたんだけど、
買いました。

最近、チョット、がんばった、
自分へのごほうびに。

もーーーー、カワイイ。

ヤバイヤバイ。

色使いとか、イラストとか、
もう、めっちゃカワイイ。

「こんなデザインできたら、ええのになぁ。」
なんて、妄想するワケです。

はぁ、いつかは行ってみたいなぁ、北欧。
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うめ版

2007-11-29 | + book
『うめ版―新明解国語辞典×梅佳代 』
著/梅 佳代

借りて、読んでみた。
電車時間で、スルッと読める。

それにしても、オモシロイ。
これは、オモシロイ。

国語辞典と、うめかよの、
写真とのコラボレーション。

これが、また、かなり絶妙。

想像力をかきたてられます。

おもしろくて、
電車でプッと吹き出してしまいました。

ちなみに、ワタシのお気に入りは、
「鏡」「器用」「働き盛り」
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人のセックスを笑うな

2007-10-31 | + book
『人のセックスを笑うな』
山崎 ナオコーラ/著

映画公開を待てず、
単行本を買って読んでみた。

行間が広く、1文が短く、
すごく、スルスルと読めた。

気持ちイイくらいに。

作者、山崎 ナオコーラは女性。
だけど、主人公は、19歳の男性。

女性が書く、恋する、男性のキモチ。

なんだか、不思議だ。

どこかの批評で、こう書いてあった。

「この作品には必要でない言葉、必要だけれど省かれている言葉がたくさんあるように思う。」

ホントに、そう。

だから、自分の頭で考える部分が、
行間のように広くあって
心地イイのかもしれない。

この「ユリちゃん」を
永作が、どう演じるのか、楽しみ。

そして、この、名前に「ちゃん」づけ。
かわいくて、イイ。
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うたかた/サンクチュアリ

2007-10-27 | + book
うたかた/サンクチュアリ
吉本 ばなな/著

実際、こんな、
ドラマのような関係あるの?

そう、思うような、
自分とは、遠い2つの物語。

でも、それなのに、
入り込めてしまう、
スルスルと読めてしまう、文章。

やっぱり、今更ながら、
ばななさんは、すごいなぁ。
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