G-HORIKAWAの想い

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ひどい!!「厚労省タミフル研究班」と「中外製薬」の癒着

2007年03月13日 | Weblog
タミフル研究者に1千万円寄付 01-06年度まで、中外製薬(共同通信) - goo ニュース

今日の夕刊を見ていたら、社会面の一番左下に20行程度のベタ記事が眼に入りました。gooの記事も検索しないと出てこない小さな記事だが、大きな問題だと思う。

【gooの記事】
インフルエンザ治療薬「タミフル」服用と異常行動の関連性を調べている厚生労働省研究班の横浜市立大の横田俊平教授の講座あてに、輸入販売元の中外製薬から「奨学寄付金」名目で01年度から06年度までに計1000万円が支払われていたことが13日、分かった。


先月、これだけの「異常行動」が起こりながら厚労省は何故注意喚起をしないのか?「厚生労働省の『及び腰』ともいえる対応に何かあるのだろうかと疑いの目を向けざるを得ません」と2月28日のブログに書きました。製薬会社については誰でも知っていることではありましたが、名前をあえて伏せておきました。しかし、今日は実名で書きます。

それにしてもひどすぎますね。この研究班の研究成果として「因果関係がはっきりしない」と、あの柳沢大臣に言わしめたのですから。

「タミフル」に関わる問題を専門に研究することで『国費=税金』を取りながら、一方で問題を起こしている輸入販売元の「中外製薬」からもお金を得ている。これによって手心は加えていないと言っても誰が信じることが出来るでしょうか?

厚生労働省研究班が「問題」を提起しない限り厚労省は何もしない、これは『薬害エイズ』と同じ構図です。あの研究班の班長は、刑事事件で結審することなく亡くなられましたが、いまだに同じことが行われているのかと思うとゾッとする。

輸入販売元の「中外製薬」が何の見返りもなく『寄付』したとすれば、執行した責任者は株主に対する「背信」行為とはなりませんか?もしくは「背任」?法人税法上も100%課税されてもおかしくない金品の「贈与」にあたるのではないでしょうか?

しかし、輸入を開始した2001年から今年度まで定期的に「寄付」している訳で、その目的ははっきりしていますね。


大学側も、1980年代から民間企業からの「寄付」を積極的に受け入れ、自らも受けろと言わんばかりの文部科学省の「政策」も背景にあると言うことも忘れてはならないでしょう。

「有識者」と言えば、第三者的な立場から「公平」な意見が出されるという構造を長らく続けてきましたが、今や「金」のあるほうになびく有識者の「仮面」がはがれてきたのかもしれません。

それにしてもひどい!!(今日は怒りモード!!)


             【G-HORIKAWAの想い】管理人

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