G-HORIKAWAの想い

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古い「預金」の行方は?

2007年04月24日 | Weblog
「満期ほったらかすと預金消滅」否定 最高裁、初判断(朝日新聞) - goo ニュース

この裁判、「満期日で自動的に継続される定期預金は、預金者がほったらかしにしていると最初の満期日から10年で払い戻す権利が消滅してしまうのか」が争われた。「解約の意思表示がない限り、払い戻し請求権の消滅時効の計算は進まない」と最高裁の判断が出た。

asahi.comの記事ですが、「満期ほったらかすと預金消滅」というのは正確を欠くのではないかと思います。民法上の規定はよくわかりませんが、記事を読む限り『自動継続型』の定期性預金であることが争点であったのではないかと思うからです。

満期が来ても自動継続することをうたっている定期預金、それが「1年経過」で解約請求権の時効が進行するというのは理解しがたいと思います。原告の方は「200万円」の請求に対してどれだけの負担をされたかはわかりませんが、強い立場にあるものの「強弁」に対して毅然とした対応されたことに敬意を表します。今までどれだけの人が泣かされたことでしょう。

私も古い通帳を整理したことがあります。使わなくなって20年以上たっており、どうでもいいかと思っていましたが、近くに行くことがあったので、解約の相談をしました。当時の印鑑もなく、通帳だけだったけど「返金」されました。2000円ちょっとだったかな?

通帳は「住友銀行」でしたが、三井住友銀行として合併された後でした。聞くと、長期間動かない口座は強制的に「解約」処理しているそうですが、「預り金」として管理しているとのことでした。手続きとしては、新に通帳を作り直し、預り金から振替える処理をしてから「解約」ということになるとのこと。結局1時間弱かかったかもしれません。銀行も「コスト」かかったけど、私も貴重な時間を浪費してしまいました。


          【G-HORIKAWAの想い】管理人

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