当直の合間に。
今朝の読売新聞一面に、医療機関と患者との関係についての記事が載っていた。
最近は医者叩きではなく、患者のあり方についての内容が何故か多い。一時期病院を叩いていた風潮の反動だろうか。
無理矢理妻を病室に泊まらせるよう主張したり、鎮痛薬を出さないという医師の判断に対し暴れたり、病状の説明が分かりにくいと聴診器で医師の首を絞めたり、検査結果が正常だったから診療費の支払いを拒否 . . . 本文を読む
山梨県の医療福祉センターで、全身麻酔にて歯科治療を受けていた女の子が手術中に心停止となり、その結果死亡したというニュース。
原因不明の心停止として、県警にて司法解剖になったということだ。
表に立って患者と接する仕事ではないため、「何をしている科か良く分からない」と言われることも多い。毎日麻酔を掛けていると常に実感することだが、麻酔は決して何か病気を治すものではない。しかし、手術において麻酔 . . . 本文を読む
ペインクリニックを除き、麻酔科の医師が一般の患者さん方に接することはあまりない。術前に麻酔の説明に上がり、当日麻酔を施行し、術後にちょっとだけお邪魔して様子を伺う程度。つまり、3日間だけのお付き合いとなる。
非常に短期間の付き合いであるから、信頼関係を築くことはなかなか難しいように思う。しかし、できるだけのことはしたいと常に考えている。
術後、自分が麻酔を行った患者さんに会うときはいつも心 . . . 本文を読む
週末は、学会と勉強会だった。
日本麻酔科学会が札幌で開催された。残念ながら当直が入っていたので、ほとんど参加できなかったが、エコーガイド下神経ブロックの被験者になることで、指導者の素晴らしい技量を体感することができた。
続いて日曜日が同じくエコーガイド下神経ブロックの勉強会だった。前日当てられたときの感覚を忘れる間もなく今度は自分がやってみると、これが上手く行くもの。
非常に良い2日間だ . . . 本文を読む
一応は麻酔科のスタッフということで、僕にも学生がついて指導(というほど偉いことは教えられないが)していた。
今日はその終わりで、教室での打ち上げ。
大層なことを教えられる経験も知識もまだまだ僕には不足している。
僕らが教えられることはまだまだあまりに少なくて。
が、彼は何かを感得してくれたようだった。
それがとても嬉しかった。
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同じ24Gでも、小児の方が圧倒的に簡単な気がした。
血管内に針先が入った後の、血管壁の裂け方が高齢者は凄い。
これは…もう気持ちが萎えるとか萎えないとかいう問題じゃない。
逃げちゃダメだ。
という、諦めない気持ちが肝腎。 . . . 本文を読む
全身麻酔にも色々な流儀があって、人によって全然違う。
例えば僕はセボフルランを鎮静、フェンタニルを鎮痛のメインに使うことがほとんど。挿管の場合や筋弛緩が必要な場合にはベクロニウムといった感じである。
他の人の麻酔を見ると、自分とは全く違う光景が見られる。同じ吸入麻酔でも使う薬が全然違うこともごく普通だし、TIVAをごく普通に行う先生もいる。
現代の麻酔は単剤に拘泥する必要がない。寧ろ様々な . . . 本文を読む