全身麻酔にも色々な流儀があって、人によって全然違う。
例えば僕はセボフルランを鎮静、フェンタニルを鎮痛のメインに使うことがほとんど。挿管の場合や筋弛緩が必要な場合にはベクロニウムといった感じである。
他の人の麻酔を見ると、自分とは全く違う光景が見られる。同じ吸入麻酔でも使う薬が全然違うこともごく普通だし、TIVAをごく普通に行う先生もいる。
現代の麻酔は単剤に拘泥する必要がない。寧ろ様々な薬物を上手に併用することで、作用を最大限にして有害作用を最小限にする。バランス麻酔の基本と言える。
そんな中、一般的に使われることが多いのはプロポフォールやフェンタニル。TIVAで汎用されるが、僕も導入時にはプロポフォールは使うしフェンタニルは鎮痛のメインにしている。これは感覚・経験的に使うことはできるが、やはり人によってなかなか反応や残存が違い、難しい。
それを助けてくれるのが、薬物濃度のシミュレータである。優れたものが幾つか発表されており、PCやPalm機で扱うことができる。勿論、必ずしもピッタリ当たる訳ではない。が、感覚的なものやBISなどのモニタを併用すればかなり上手に使うことができる。
手術が終わり、目覚めもすっきり、疼痛もないというときは、やっぱりこちらも嬉しいものである。
例えば僕はセボフルランを鎮静、フェンタニルを鎮痛のメインに使うことがほとんど。挿管の場合や筋弛緩が必要な場合にはベクロニウムといった感じである。
他の人の麻酔を見ると、自分とは全く違う光景が見られる。同じ吸入麻酔でも使う薬が全然違うこともごく普通だし、TIVAをごく普通に行う先生もいる。
現代の麻酔は単剤に拘泥する必要がない。寧ろ様々な薬物を上手に併用することで、作用を最大限にして有害作用を最小限にする。バランス麻酔の基本と言える。
そんな中、一般的に使われることが多いのはプロポフォールやフェンタニル。TIVAで汎用されるが、僕も導入時にはプロポフォールは使うしフェンタニルは鎮痛のメインにしている。これは感覚・経験的に使うことはできるが、やはり人によってなかなか反応や残存が違い、難しい。
それを助けてくれるのが、薬物濃度のシミュレータである。優れたものが幾つか発表されており、PCやPalm機で扱うことができる。勿論、必ずしもピッタリ当たる訳ではない。が、感覚的なものやBISなどのモニタを併用すればかなり上手に使うことができる。
手術が終わり、目覚めもすっきり、疼痛もないというときは、やっぱりこちらも嬉しいものである。