SF ホラー映画 groan ファイル

過去まったくの忘れ去られた無名作品から現代の最新映画にいたるまで邦画洋画 SFホラーを主軸とした作品を幅広く公開日記 !

ザ・ダーク the dark

2007年06月11日 | 解説 interpretation
1969年頃から1970年代にかけて実際に起こった、全米初の≪劇場型≫連続殺人事件の真相に迫る緊迫のサスペンス映画「ゾディアック」が、今年、近々日本全国で劇場公開をされますが、殺人を行う犯人が、自分の犯行を誇らしげに、誇示することを≪劇場型≫と言いますが、まさに結局、犯人は最後になっても捕まらずに、迷宮入りとなる事件の映画版で、各地から注目すべき映画とも言えるでしょう。日本でも、この「ゾディアック」の犯人に触発されて影響を受けてしまい、未成年の少年が残酷なる猟奇犯罪を行った神戸の事件では、記憶もまだ新しい事だと思います。さて、そういった1978年頃に、全米の各地で≪ニューヨーク、シカゴ≫の都市で戦慄の大ヒットを飛ばした映画がこの「ザ・ダーク」であります。しかし、かなりマニアック的に、テレビ映画、ピーター・フォーク主演「刑事 コロンボ」のような推理とサスペンスの要素をふんだんにビシバシ、取り入れたようなホラー映画なのですが、まず持って特筆すべきは、無人の島に漂流した人々を正体不明の殺人鬼が次々に襲うホラー「魔島」日本劇場未公開 ビデオリリースのみ。での映画歴25年のベテラン映画監督ジョン・バット・カルドスが、今回も殺人鬼物ホラー映画に着手してくれた事でしょうか。映画の題名からも察する事が出来るように、映画の舞台となるのは、アメリカはLAの街。その街の恐怖の原点とも言われる暗闇の場所。街のコンクリートの路上に若い女性の足音がカツコツ響く時に、次々と殺戮が起こる ! 正体不明の魔手に若い娘が陵辱をされ、警察官までもが首が飛ぶ ! 守衛が、そしてスッチーこと、スチュワーデスが惨殺される ! 次々に連続する猟奇惨殺事件 ! 警察が寝食を惜しんででも被害者からの、爪に付着していた加害者の皮膚を採取して鑑識に見てもらうと、何と、それは白色や黒色、黄色、褐色ではなく、まったくの灰色をしていた ・ ・ ・ ・しかも犯人はかなりの大男で、プロレスラー並みの怪力で、超人ハルクのように超人的なパワーと力の持ち主。漠然とだがやっとの事で犯人の手掛かりを摑む事が出来て、ようやく犯人を、深夜の廃墟の修道院に、パトカーのハイ・ライトで照射しながら、警察が追い詰めると、今度は犯人が追い詰められた鼠状態で、反撃を開始。今こそ手錠をかけてやる、人間だろうと思われた犯人は、実はプレデター並みの、宇宙からやってきた残虐なる凶暴な宇宙人ならぬモンスター怪物で、警察を翻弄 ! 目からスーパーマンのような(ヒート・アイ!?)破壊的な赤いレーザー光線をチュンチュン発射 ! 次々に警官が焼き殺され、パトカーの車が火炎に巻かれて宙を舞う ! 映画のクライマックスは最早、激しい「戦争映画」さながらで、宇宙からやってきたモンスター 対 武装警官隊 ! 仲間を次々に殺され、邪悪な眼光から掃射される、スター・ウォーズのような赤いレーザー光線で焼かれて失い、怒り狂った、火に油を注がれた武装警官は、12口径 ポンプ式ショットガンや38口径 リボルバー拳銃で立て続けに応戦と銃撃 ! まるで軍隊の一師団か小隊並みかと思うほどに銃弾を連続して機関銃のように撃ちまくる ! その凄い事、凄い事 ! 対する化け物の方は、いくら体に銃弾食らっても、何十発の弾丸食らっても、ターミネーターのように仁王立ちするばかりでへーき、へーきの不死身振り ! 状態 ! 最後はダイナマイトを使って吹き飛ばそうとしますが ・ ・ ・1970年代の終わりを代表する、カルト的傑作ホラー映画でここに登場であります。「この映画を見たら最後ーもう<暗闇>を一人歩きできない ! 」


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2 コメント

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まだまだ (かず)
2007-06-12 09:02:32
まだまだあまり知られていない作品というのはあるのですね。
このブログを見ていると、ちょっとしたホラー通の気分です。
はめてお金もらえたwww (さわだマックス)
2007-06-13 01:20:12
はめまくって感謝されて報酬をもらえるだなんて、こんなオイシイ世界があったんだなww ttp://cutie7.net/beauty/