
(ブロブ)(ブロブ)っと、一口に申しましてもブログの事ではありません。実は先日に、友人と二人で某ファミリー・レストランへ、夜に食事に行った折にお店のレジ付近で大変面白い(物)を発見いたしました。何処にでもある、子供用の玩具売り場なのですけれども、(スライム)と呼ばれる子供の遊び道具なのですが、筆者もかつて小学生だった頃に、この玩具で友達と良く一緒に遊んだ記憶がまだあります。懐かしく思いましたので、早速ながら購入をいたしました。この(スライム)と呼ばれる物は、プラステックの小さなバケツの中に、粘々した液体状の冷たく、ひんやりとした緑色をした不思議な水飴のような物体が入っている事なのですが、手や足の皮膚にくっ付いてもまったく異常はないのですが、衣服についた場合は汚れが落ちにくい場合があります。さて、この何の変哲もないアメーバ状の物体が、今度は、宇宙空間から地上へと飛来した隕石の中に紛れ込んでいた、あらゆる地球状の生命体、特に動物や人間などを貪り食う怪物アメーバ物体!?だったとしたら ・ ・ ・?今回、御紹介をします映画は、1958年度に制作をされたアメリカ映画で、SFの侵略的パニック・ホラー映画(ブロブ)であります。SF侵略物映画といえば、有名なのが、今だに金字塔として名高い、ジャック・フィニィ原作の(盗まれた街)の映画化で、ドン・シーゲル監督の(恐怖の街)他、色々ありますが、しかし後にフィリップ・カウフマン監督の(ボディー・スナッチャー)でリメイク。この映画もまたいったい何回、続編が作られてきたでしょうか?今回の映画の主演には、もう解説の必要もないほどのhandsomeな?スター俳優、(大脱走)(ブリット)などのアクション映画に大変、定評のあるスター俳優、故スティーブ・マックィ-ン。この映画は当初は白黒映画として、日本でもテレビ等で一時放送されて、ハリボテ感覚のハリウッド映画として、二重写しなどの、今、改めて観直すとチャチ差はゆがめませんが、当時は大変なる衝撃映像だったとおもいます。今回の、米国から輸入DVDでの発売では、スペシャル・エデションとしてカラー版になっており、白黒映像ではちょっと物足りなかった方には、丁度良い観賞出来る作品に仕上がっている思います。(正し、理解するのには英語力が必要ですが ・ ・ 字幕が出ないので)熱愛中のカップル、スティーブとその彼女、ガール・フレンドが、オープンカーの車でデート中に、偶然にも山の中腹辺りに落下していく空から落ちてきた隕石を見てしまう。最初は只の流れ星かと思ったが、実は隕石の落下。落ちてきた隕石をこれまた偶然にも山に住んでいた地元の家に住む、空き缶を拾って生計を立てる浮浪者?が地面に追突する音を聞きつけて、夜な夜な恐る恐る現場へと見に行くと、宇宙空間からの隕石が落ちていた。棒の先でつっついてみると、石の中から割れて出て来たのは、どす黒っぽい、カラー版では赤く黒っぽいアメーバ状のねっとりする(物)だった。やがてその物体は男の手に生き物のように動いて、にゅるにゅる、くっついてしまう。その後は、スティーブとその彼女が山への道を、車で落下地点まで向かっていると、手に妙な(物)を巻きつけた浮浪者が道路に倒れていた。ステーィブと彼女の二人は、彼を病院へと車に乗せて連れて行くが ・ ・ ・後はもう定説的な物語の進行開始。やがて ・ ・ ・病院の医師が、看護婦が、次々に犠牲になり、次々に人がブロブによって喰われていく ! それから外へと飛び出していったブロブは、やがてアメリカの田舎町で、あちこち猛威をふるいながら手当たりしだい人間を襲撃を開始する。まぁ決して派手ではありませんが、町中の住人が警察を含めて誰も信じてくれないのは、SF映画のよくあるパターンですが、侵略物SF映画としては良く出来ている方だと思います。この映画は後に、リメイク映画化をされて同じタイトルで、制作年度は忘れましたが、(SF 人食いアメーバ恐怖)で再び映画化をされて、筆者のブログ コメンテーターである mr(かず)さんも良く知っている、映画評論家 水野 晴男氏が解説をしていた当時のテレビ番組の(水曜ロードショウ)でも放送されており、日本劇場公開は不明ですが、リメイク版では、南極大陸の氷の下から氷詰めにされたプロブを黒人の科学者が発見をして、自宅の冷蔵庫へと何故か持ち帰ってしまう。やがて、缶入りにされていた冷蔵庫に保管されていたブロブは、やがて ・ ・ ・科学者の空きを狙ってから、蝿を食し、それから缶の中から脱走する。それからぺットの猫を ・ ・ ・やがて科学者本人から、その妻へと襲い、町の人間へと次々に襲撃していく。やがて、知能を持たないブロブは、只、襲って食べる事を本能に下水道の中に潜んでいたり、理髪店の排水溝から現れたりしながら、町の各地で襲撃を開始し始めますが、中でもぺットの愛犬ワンちゃんとアパートの風呂に入浴していた入れ歯のプロレスラー並みの旦那が、風呂場の排水溝から突如現れたブログに驚き、自分の風呂用スリッパを投げつけて、(何だ ありゃぁー! )っとびっくりしながら、下半身にタオルだけを巻きつけて、アパートの部屋を、犬を抱いて逃げ出し、やがて、公衆面前わいせつ罪で警官に逮捕されてしまい、所持品は入れ歯とタオルだけか ・ ・ ・と警官に言われて拘留されてしまうシーンには、飲んでいたジュースを噴出しそうになるほど、大笑いをしてしまいました。結局、最後はボーリング場に現れた(オリジナル版では映画館)ブロブを退治しようと警官隊がショットガン持って向かいますが、所詮は焼け石に水で、オリジナル版のとうりに熱に強いブロブはモノともせずに、ますます銃撃にもびくともせずに、膨れ上がっていくばかり、最後はガソリンで建物もろとも焼き殺してしまおうとする警官隊を、主人公の青年が阻止して、遊技場施設のクーラー冷却機器でブロブを冷凍にしてしまいますが、暫くしてやってきたテレビや新聞の報道するマスコミの持ち込んだライトの熱によってブロブが再び復活するシーンのラストはかなり印象的でした、。そして ・ ・ ・B級映画の真骨頂として、1998年度制作、ブロブ、最新作である三作目となるショウニー・スミス主演のブロブでは、監督は後に出世作品が続くチャック・ラッセル。映像の爽やかさもさることながら、オリジナルやリメイクとは一味も二味も違う、やたらめったら動きの早く襲撃をしてくる赤黒い色をしたブロブがもの凄く、最後は軍隊の銃火器類を使っての退治する度派手なところは現代版に相応しかったと思います。また、オリジナルにも結構忠実にストーリーの複線を引いていた映画だと筆者はそうおもいます。でも、この映画を見終わった後に、おやつに赤いゼリーが出てきたら食べるのには、ちょっとだけ気が進まないかもね

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