small axe

たとえばこんな写真

1.2月の他映画

2005-02-28 | movie
アカデミーはまたもやレオ様破れスコセッシ無冠ネタ継続と。
プロレスの遺恨ブックのような展開。

ラジー賞は911のブッシュとキャットウーマンでほぼ締めたと。

追加
なんと最優秀主演女優ラジー賞のハルベリーがラジー賞授賞式に参加!
洒落のわかるヤツじゃ。オスカーを含めこれが一番びっくりした!!快挙!

といったところで1.2月他映画

「アンスピーカブル」
ビックリするほどつまらない映画。デニスホッパーの名前で見たけれど。
おそらく2005年ワースト1ではないか。見終わった後の不愉快度が高い。
映画として成り立っていないストーリー。
ヒドい映画が見たければこれを見ればいい。

「ハンテッド」
これまた外れ作品。終始地味~な感じで進行。
変な部分でのこだわりがアクションを地味にしている。
半年後には記憶から消えていそうな印象。
マニアックで地味な出来損ないのランボーといった感じ。

「アンダーカバーブラザー」
黒人版オースティンパワーズといった趣のコメディー。
かなり面白い。続編になりそうな終わり方。
黒人文化にマヨネーズはないのか、と妙に納得したりして。

「アイデンティティー」
閉所系のミステリー。少しずつ匂わせるネタで引っ張り
最後はひっくり返すという展開はまあ普通といえば普通。
ローバジェットなノリを楽しめればありかも。

「デアデビル」
スパイダーマンの便乗商売映画。
なんてことない映画。目が見えない設定だけは新鮮か。

「ブルークラッシュ」
サーフィングローイングアップ映画。オアフロケとサーフ映像は良い。
あとは普通の青春成長恋愛映画。女の子主人公が元気なところがアメリカ。

「ロードトゥーパーディション」
ギャング映画かと思ったら親子愛映画(父と息子)。
映像は素晴らしい撮影。展開がゆっくりとしていて父子の関係をしっとりと
描いているのでそこの部分は味わえるけど、枝のストーリーは変化が少ない。
最後のオチも見え見え。映画館で観たらたぶんガックリしたと思う。


「クリスティーナの好きなこと」
キャメロンディアスでもう一度「メリーに~」を狙った作品も大コケ。
やっぱり映画は監督の物だなと思わされる。
「メリーに」以外でディアスの良い映画が思い当たらない。
いくら下品にやってもファレリーには愛がある。
この作品には軽薄なノリしか感じられない。

「クライムアンドダイアモンド」
かなり面白い佳作。映画愛を感じさせる作品。
洒落た映画で展開も知的。
凝った展開をすると映画的制約にひっかかりそうになるものだが
そこを逆手にとって映画的に見せる手法は素晴らしい。
この監督の次作超期待。

「裏窓」
さすがヒッチコック。昔観たときニコンFか?なんて思ったけど違った。
辻褄の合わせ方がうまい。プロットが凝ってると言うけど
その動き出す動機付けが人間の感情を起点にしているのが素晴らしい。
最後の墜ちネタもたいしたこと無いけど痛そうに思わせる。
映画的表現のインフレが始まっていない頃の痛さというか。

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広島・木村一が罰ゲーム…「森伊蔵」盗み飲みバレた

2005-02-25 | tsubuyaki
広島・木村一が罰ゲーム…「森伊蔵」盗み飲みバレた

広島・木村一喜捕手(27)が日南キャンプの23日、背中に「森伊蔵を飲んだのは私です」との張り紙をつけてグラウンドに現れた。山本浩二監督(58)が宿舎で愛飲していた幻の銘酒・芋焼酎「森伊蔵」を“盗み飲み”していたことがバレたことによる罰則。

明らかに減り方がおかしいことに、山本監督は気づいた。野村に探りを入れたところ、“容疑者”として木村一が浮上。野村が「お前やろ」と尋問すると、「少しもらいました」と自供したことで犯行が断定された。監督からは「少しなら飲んでもいい」と言われていたという。


ペットボトルに移して部屋で飲んだとか(笑)西山瀬戸がいなくなった今、石原木村でガンバレ!明日からついに紅白戦、球春到来。
コメント (2)
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ゴリラに胸見せろと強要され解雇

2005-02-22 | tsubuyaki
ゴリラに胸見せろと強要され解雇

米ゴリラ財団の元飼育員の女性2人がこのほど、手話で会話すると世界的に有名なゴリラに胸を見せろと強要され、これを拒否したために解雇されたとして、財団の創始者フランシーヌ・ペニー・パターソン博士と財団を訴えたと女性2人の弁護士が明らかにした。

カリフォルニア州サンマテオ郡の地方裁判所に出された訴えによると、2人は同財団で勤務中に性的差別を受けたと主張。
また、財団施設の衛生管理と安全管理について当局へ連絡した後、不当に解雇されたとして、100万ドル(約1億600万円)以上の損害賠償を求めている。

サンフランシスコ郊外にあるゴリラ財団は1976年に設立され、約1000語のアメリカ手話(ASL)を「話す」ことで知られる、雌ゴリラの「ココ」(33歳)が飼育されている。

訴えによると昨年雇用された2人は、他の14人のスタッフとともにココの世話をしていた。ココの手話を「通訳」したパターソン博士から、乳首が大好きなココが女性の胸を見たがっていると言われ、服を脱いで胸をさらけ出すよう指示されたという。

2人は、胸を見せろと強要されるのは1度や2度ではなく、日常的なことだったと主張。その内の少なくとも1度は、他人からも見える屋外での出来事だったとしている。

弁護士によると、2人は決して服を脱がなかったが、「もしも、乳首を見るのが大好きなココの欲求を満足させるのに協力しないなら、財団に雇用されている立場に悪影響がある」と、解雇を脅されたという。

弁護士によるとパターソン博士はあるとき、「ココ、あなたはいつも私の乳首を見ているから、飽きてしまったでしょう。たまには新しい乳首を見なきゃね」と語ったという。

訴えを起こした2人はこのほか、財団の施設が不衛生で危険だったと主張。食事を用意する部屋にはネズミが走り回り、スタッフが自分たちの昼食を入れておく冷蔵庫には、ゴリラの尿が保管されていたため、ひどい苦痛を感じたと話している。

2人は昨年、財団の衛生管理と安全管理について、州の労働安全衛生局に苦情を申し立てた。同局は財団に立ち入り調査をしたが、その直後に2人は解雇されたという。 このほか、残業手当の不払いや休憩時間がなかったとも訴えている。

財団の弁護士は、2人の訴えを全面的に否定している。


最初ゴリラを訴えたのかと思った。乳首には不思議な魅力がそなわっている!
シャラポアといい付け乳首といい、今年は乳首の当たり年かも。鶴光の復活か?
これってパターソン博士が見たかっただけなの?
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Kenny Burrell/Vol.2

2005-02-18 | music
ブルーノートの1500円シリーズで購入。
3枚買ったら一枚プレゼント企画につられ6枚買って2枚もらう事に。
アマゾンの5000円買ったら500円バックのサービスを使ったけど、
そのサービスは先月で終了したみたい。
そういうキャンペーンって、なんか買わされたような気分になったりして。

その6枚の中の2枚がケニーバレル。ミッドナイトブルーとVol.2共に良い。
ジャケットがウォーホル作成。バレルのファンで当人の希望だったそう。
ブルーノートのジャケットはいいデザインの物が多いけど
このジャケットもカッコいい。

ブルースフィールたっぷりの音はJAZZを好きじゃない人にも好まれそうなサウンド。
「テクニックも大事だがフィーリングを忘れるな」ということを
ケニーバレルが言うと説得力を持つ。

Kenny Burrell/Vol.2
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「ボーン スプレマシー」うーんダーク…

2005-02-15 | movie
「ボーン スプレマシー」うーんダーク…

ジェイソンボーン三部作の(たぶん)第二弾。
完全な前作からの続き物で、これから見始める人は魅力半減かも。

マットデイモンのマッチョに磨きがかかってタフなキャラが
より一層説得力を持った感じ。

デイモンを近作で見たのがファレリーの「ふたりにクギづけ」
だっただけに、このギャップは大きい。
両作品ともいいのは、いい映画を選ぶ感覚を持っているからか。

手持ちカメラのロケ生光源撮影は非常に生々しい。
ただかなり手ぶれがあるので(故意に)嫌いな人は嫌う映像かも。

007と似ている点で世界各地のロケがあり、今回のベルリンモスクワ映像は
異文化を見る楽しさもあって良い。
ただ007シリーズのような見終わった後の爽快感はまったくと言っていいほどない。

愛する彼女を殺され、前作では追いかけられる立場から
追いつめていくという設定になっていて、ボーンの忌まわしい過去が
明らかになっていく展開で、シリアス進行も相まって終始暗いトーン。

真剣に入り込んでみた人には、悲しいストーリーで
「マットデイモン、カッコいい~!」て感想は最初に出てこないと思う。

スプレマシーは

SUPREMACY

【名】((正式))
1 至高,最高,無上;最高位,最上位.
2 優位,優越(primacy)∥
Shakespeare's ~ as a playwright| 劇作家としてシェイクスピアが断然抜きんでていること.
3 主権,至上権;〔…に対する〕支配権,絶対的権力(domination)〔over 〕∥
a struggle for ~| 覇権争い/
naval ~| 制海権/
hold ~ over Europe| ヨーロッパを支配する.
▼the Act of Supremacy
〔英史〕国王至上令,首長法《国王を国教会首長と宣しローマ教皇の主権を否認した(1534,1559)》.

ということなので今回は優位に立っている(追いつめている)ボーンて事と、
最高の仕事をするボーンて事でしょうか?

ジェイソンボーンシリーズの雰囲気をつかんでみれば見応えのある映画。
ただ細かいところを突っ込めばボロが出そうなストーリーではあるけれど。
そこは映画を見る人の腕にかかっている部分か。
007シリーズは細かいところを突っ込むと野暮っていう設定が活きてるな。

最後に「ゴルゴスプレマシーならどんな映画になるのか?!」
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Grateful Dead/American Beauty

2005-02-14 | music
Grateful Dead/American Beauty

晴れたり曇ったりの二月の雰囲気でアメリカンビューティーを聴いた。
アルバムを聴きたかったというよりトップ曲「box of rain」が
聴きたかったという方が正しかったかも。

カントリーテイスト全面押し出しでメロウな曲も多く
センチメンタルな気分になれる(なりたいのか?)アルバム。

デッドは何枚かアルバムは持っているけど全体が見える程度も聴けてない。
デッドヘッズな人にデッドを教えてもらえればもっとはまれると思うけど。
インプロビライブモノは繰り返して聴くのはつらいときが多いし。

そのうちカントリーロックを集中して聴きたい気分になった。
CSN&Yあたりから聴いていくか。
このまえ久しぶりに「ラストワルツ」聴いたけどグッと来た。

いつも季節の変わり目にある独特の気分に合うアルバムか、
と思いながらトラッキンを聴いてアルバムが終わった。

Grateful Dead/American Beauty
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Jimmy Smith/Organ Grinder Swing

2005-02-11 | music
Jimmy Smith/Organ Grinder Swing

この冬オスカーピーターソンと共にブームだったジミースミス死去を新聞で知る。

つい先日購入したCDを追悼の意を込めて聴いた。
今日は世界中でジミースミスがかかっているだろうか。

ケニーバレルとの競演に惹かれ購入。
バーブ録音のコマーシャルっぽいというかエンターテイメント性が強いものの
甘いメロディーものや軽快なスイング曲など楽しいアルバム。

死んでも作品が残り、多くの人に愛されるというのは素晴らしいことだと思う。



ジャズ・オルガン奏者、ジミー・スミスが2月8日(現地時間)にアリゾナ州の
自宅で亡くなった。

享年79歳。1925年12月8日ペンシルバニア生まれでジャズ・ピアニストとして
キャリアをスタートし、ハモンド・オルガンの先駆的プレイヤーとして50年代、
60年代のジャズ界で活躍。

ビバップ・スタイルからR&B、ブルース、ゴスペルまでを幅広く演奏する
〈ソウル・ジャズ〉スタイルを確立し人気を博した。

足先のペダル演奏でベースラインを操りながら、左右の手でバッキングと
リードをこなす鍵盤演奏はファンキーそのもので、〈BLUE NOTE〉時代にトリオで
吹き込んだ『Crazy! Baby』、〈VERVE〉レーベル時代にオーケストラを従え吹き込んだ
『The Cat』、ビースティ・ボーイズがサンプリングした『Root Down』
など数々の名演を残した。
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「アレキサンダー」ゴールデンラズベリーノミネート?!

2005-02-09 | movie
製作費200億円、オリバーストーン的こだわりで制作された映像を見る。
これぞイベント映画ではないか。
トロイのような娯楽的なものを求めると完全に裏切られた気分になるはず。

変化球を投げて観客の目先を変え興味をわかせるということもなく
直球一本勝負で押し通す豪腕ぶりに、ラジー賞の声も高まりそうだ。

過去のオリーバーストーン作品からの解釈的に見ると、
「自由」を広めるためにアジアまで遠征し自文化を広め民族を解放する、
という名目で各地で戦闘略奪を行う行為に今のアメリカを重ねる見方になるけど、
ビックリするほどひねりが無く肯定的でも否定的でもない。

そこは素直にオリバーストーンがアレキサンダーファンで
映画化したかったのではないか、という印象を覚えた。
アレキサンダーファンならこれ以上の映画はないだろう(映像的に)。
熱狂的なアレキサンダーファンなら自分の手で映画化するなんて
至高の喜びじゃないか、なんてノリだったりして。

アレキサンダーのお話を知るだけでも充分いいし、セットや衣装、
バビロンの都市映像などその手の話を読んだときに
映像をイメージできるようにもなるのもいい。

アンジェリーナジョリーのオリンピアスがもっと狂気的なら
アレキサンドロスの苦悩も深まった描写になったかも。
三時間で限界かもしれないけど、もう少しエピソードを重ねれば
ストーリーに深みが出たかな。
2時間モノ5回完結、とかっていう形の映画館興業は成り立たんかな。

上映時間長いし説明的だし、知的体力を求められるし、
と興行成績が伸びないのもやむ無しか。
史劇物は見る人の予備知識の差で面白さ度が変わるし。
コリンファレルじゃなくてブラピなら二割は客が多かった?

史劇といえば幻のキューブリック・ナポレオン。
他監督のナポレオン作品がコケ、資金が集らなくて中止になっという。
この200億をキューブリック作品に廻していたら…。
キューブリックナポレンが制作されなかったのは人類文化史的な損失だ!

最後に「鉄拳口調で・こんな上司はイヤだ、アレキサンドロス」
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キース・ジャレット/アット・ザ・ブルーノート、ザ・コンプリート・レコーディング

2005-02-08 | music
キース・ジャレット・スタンダーズ トリオの3日間で演奏した全38曲6枚組。
いわゆる青箱、こんなものに素人が手を出していいのか!
キースジャレットブームの時、なんとサンベアも含め
大量に買ってしまうという暴挙で入手。

スタンダード曲とかのほうがターンテーブルにのる回数は多い。
サンベアのようなインプロビ物もいいけど気軽に流すという感じではない。

素人故にスタンダード曲と言われても、自分の中でスタンダードになってないのは
経験不足としか言いようがないものの、キースのスイングやソロの部分に聞き入ってしまう。
ドラムの不思議?なプレーも単なるスタンダードとは違うな、と思わせる。

ケルンとThe Melody At Night, With Youをレコード店でよく見かけるが
The Melody At Night~は自宅録音のせいか、音が悪いように聞こえる。

聞いていてグッと入り込んだときに「ウァ~ビビビ~ィ~」て声が聞こえると
ビクッとするときがある。これで好みが分かれるところかも。


Keith Jarrett/At The Blue Note
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「アイデン&ティティ」転がる石のように

2005-02-06 | movie
「アイデン&ティティ」転がる石のように

ミウジャン原作の青春映画。
泣かせに入るパターン的な演出に興ざめしたけど
全体的な青春雰囲気は良かった。

というかミウジャンの原作のノリがいいのかも。
脚色というか脚本が万人向けになっていてベタな感じ。
雰囲気として陣内ロッカーズと似てる。

中高生あたりに向けた映画としてならいいか。

ディランの歌詞を引用する展開は良かった。
いつか真面目にディランを集中して聴く時期がくるかもと思った。

終わってみればなんて事ない青春映画。
いや映画の出来が悪いというよりも、
この手の映画を観るには歳をとりすぎたと言うのが正しいか。

最後に「君の立場になれば君が正しい、ボクの立場になればボクが正しい」

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オスカー・ピーターソン/モントリオール・ジャズ・フェスティバル

2005-02-02 | music
NHKハイビジョンでの放送。
オスカー・ピーターソンってモントリオール生まれだそうで。

左手が動かしにくいような感じだったが
トップカメラからのプレイ映像は素晴らしかった。

P・Ds・Bs・Gのカルテット。スエーデン人ギターは超絶テクニック。
トリオとしてはP・Ds・BsからP・G・Bsのトリオになったのか?

ハイビジョンチューナー・B&Wスピーカー・デジタルアンプ買ってて良かった~。
高いNHK受信料払ってる甲斐もあるというもの。

最後はスシからサテンドールという締め、完璧な演奏て感じではないけど
スイングしてブルース!ジャズ素人の自分にもグッと来るライブ。
素晴らしい!終わらないでくれ~って感じで終了。
感動してちょっと泣きそうになった。



Reunion Blues
Night time
When Summer Comes
Cakewalk
Requiem
Weatland
Backyard Blues
You look good to me
Sushi
Satin doll

Oscar Perterson
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「オペラ座の怪人」恋のトライアングル

2005-02-01 | movie
最近のミュージカル映画からすると歌シーンが長い。
(ミュージカル舞台の高再現性によるもの?)

セットも豪華で映像は綺麗で音楽もいい。
ただ映画としてみると、筋の部分で展開が遅いと感じる。
これが舞台なら生唄・生動きとかでいいと思うけど。
舞台ミュージカルってちょっと独特な世界か?(宝塚とか?)

それでもオペラ座のセットなど豪華映像を
見るだけでも充分見応えあり。
マスカレードの所はファントムの仮面と絡めて
いい感じだった。マツケンが紛れていても不思議じゃない(笑)

ストーリーは大人向けのメロドラマだな、と思った。
(よく言えばロマンス)

映画的にファントムにほれるクリスティーナの感じを
上手く書き切れてない印象。

それに怪奇部分は薄い。
ロマンス減らして怪奇色が強ければもっと面白いかも。
せっかくの「ファントム」キャラがもったいない。

善と悪を比較するみたいなシーンで黒と白を使ったり、
クリスティーナが持つ感情的な部分が西洋的というか
キリスト教的な感じを受けたりして。

ファントムの顔は、見せ物小屋で「悪魔の落とし子」と
されるくらいなのでエレファントマン・ジョンメリックくらいの顔に
置き換えてみればしっくりくるか。
ミュージカル舞台では全面マスク?(役者の顔が見えないとイカンか?)
片面マスクは映像描写的にも視覚効果が高い。
(マスクと本顔の対比、さらにマスクを外した顔の心理的な表現)

大人の常識としてストーリー程度は知っとかんと、
という意味でも良かった。

最後に「夢の対決・マツケンサンバ対ファントム」
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