信じられない。鯉の対ジャイ開幕三連勝。
いまだかつてこんなにコウジ采配が決まったことがあっただろうか?いやない!
三連戦の中で一番しびれたのは初戦の緒方のホームラン。
低反発ボール効果が鯉に味方した感じ。この三試合バットが良く折れたな。
江川な人で「流し打ち引っ張り」でチームバッティングしないジャイが負けたというのはなかなか渋かった。
カワノワキトは江川な人が嫌いで気に入らんかったみたいだけど。
銭岡が振り回してるのが象徴的だったか。ラビットボール野球なんですよねいまだにジャイは。
といったところでササ・ケン・ハセが残ってこの六枚でまわしていけるか。
ハセは安定してないしササはバテそうだし。
で三月の映画
「タイムライン」
ズッコケ映画。はや~くからオチがわかるという。アサスポ編集部、逆一押し映画で付き合ったけど。
「ホテルハイビスカス」
沖縄映画。あ~あ沖縄いいな…、となんか逆に寂しくなってしまうほど空気感がうつっている。
ストーリーはなんてこと無いけど、それを補うだけのパワーが画面に備わっている。
風景というか光景を眺めるだけでも成り立ちそうな映画。
「マトリックスリローデッド」
「マトリックスレボリューション」
一気に続けてみるとナルホドというところがかなりあった。
2度目に見たときに初見と違って見えるように作ってあるように思えるところも。
オラクルのシーンとかがそんな感じに思えた。
しかし難しいストーリーだな。ということでおそらく多くの人はストーリーについて行けなかったはず。
それで格闘シーンや戦闘シーンに時間をかけたか。映画的ではなくストーリー的には特に必要ないと。
つまりストーリーについていけない人でも不満がでないように、ビックリ映像で満足させるという作戦か。
ハードSF(サイバーパンク的世界感)のストーリーを削ることなく、最後まで突っ切ったのはスゴい。
ネオとスミスは「表と裏」なので、最後の戦いで「俺は負けない」は「勝つこともない」というところとか、機械との関係とかスピード出し過ぎで多くの観客を置き去りにしていそうだけど。
「エイリアンプレデター」
スペインロケのB~C級映画。エイリアンVSプレデターではありません。スペインの町並みしか印象に残らず。
「タワーリングインフェルノ」
子供の頃見たときはショッキングな映像だったという印象だった。窓から人が落ちるところとか。
ポセイドンアドベンチャーとかのノリで、いわゆるパニック映画。
ストーリーは典型になるような、わかりやすくストレート。
ニューマンマックイーンって言われてもピンと来ない世代ですから。でも普通に今見ても面白い。
「黄金狂時代」
初めて見たけど、靴を食べるシーンが入っていた。
さすがに声を出して笑うと言うことはないけど、一般常識として勉強させていただきました。
「ジョニー・イングリッシュ」
予告編がヒドくて敬遠したけど、かなり面白かった。劇場で見ても良かったな。
イギリス人はそんなにフランス人が嫌いですか?(笑)
くだらないけど品を落としすぎないところが、裸の銃とかのアメリカコメディー映画との違いか。
いやマイヤーズがいるからワトキンソン色が出てるって事かな。
マルコビッチのパスカル・ソヴァージュていう役も役名も笑える。
英語ネタがかなりあるだろうから、70%くらい味わったって感じか。
あ~あ字幕無しでわかったらなぁ。俗語というか隠語的な笑いは翻訳しずらいだろうし。
続編熱烈希望!
「NARC」
トム・クルーズが製作総指揮のクライムサスペンス。アンダーカバーコップ物ですがとにかく暗い。
ひっくり返しとか狙うも、なんかついて行けないといった感じ。
先が読めるといえば読めるし。好き嫌いが分かれる映画かも。
「RAY」
レイチャールズまとめ映画としてコンパクトに良くできていた。ちょっとアリのノリに近かったりして。
ジェイミー・フォックスのオスカーもうなずける。契約にうるさいというネタをずいぶん押してたけど。
アトランティックからABCに移籍という事実があるだけに仕方ないか。綺麗なことばっかりじゃ嘘くさいし。
移籍後のジョージアオンマイマインドをストリングスとか入れてやったレイは変わった、ていう雰囲気も良く出てた。ウエスモンゴメリーがイージーリスニングになったときみたいな感じか。
「ローズマリーの赤ちゃん」
自己と他者の認識の違いを突いているのが怖い。人の考えてることは推測でしかないという根本的な恐怖。
女性が赤ちゃんを身ごもるというのも恐怖といえば恐怖。人間から人間しか生まれないのを当たり前と考えてるけど。ビックリさせる怖さじゃなくて心理的に怖い作品。
「第三の男」
ウイーンの街並みがないと魅力半減かというくらい街ロケシーンが効いている。
オーソンウエルズが初めて顔を出すシーンは秀逸。
ストーリーは今となっては古さを感じるものの最後まで飽きさせない。水平を出さない画面は日本コンポラの元ネタか(たしか市民ケーンも使ってた?)
「アポロ13」
映画館で観たときは金がかかってるなと思ったけど、CG以外でいうと意外と閉所系のセットですんでいる。
とはいえ無重力シーンは何回も飛行機飛ばしてるだろうし大変そうなのは大変そう。
展開も手堅く見応えある大作。ジェームズ・ホーナーの曲はテレビのBGMでよ~く使われている。
ロンハワードもロジャーコーマン門下生か。門下生作品おきまりのこっそり出演で上院議員の役で出演と。
ゲイリーシニーズがナカナカいいんですよね。フォレストガンプコンビか。
「ペイルライダー」
骨太ストレート(マカロニ)西部劇。日本にはチャンバラ、アメリには西部劇という遺産があるといったところか。スペインでいったマカロニウエスタンの町を思い出した。
ストーリーは平凡・典型ながらも西部劇の基本スタイルをストレートに展開。
クイックアンドデッドとは真反対の方向性。ストレートクラッシックロック的な良さがある。
「シェーン」をペイルライダーでやったイーストウッド、勝新座頭市をタケシがやる座頭市という関係に似て無くもないか。
「キッド」
これまた一般常識の勉強といった感じで見る。「アイアムサム」の元ネタか!