中谷 巌先生の「資本主義の自壊」というほんを読んでいます。「何故市場経済は人々を不幸にするのか」？経済人類学者である「カール・ポランニー」が「大転換」という著書の中で繰り返し強調しているのは、「資本主義とは個人を孤立化させ、社会を分断させる悪魔の碾き臼である」といっている。
そして彼は
「労働」「土地」「貨幣」の三つ、いうなれば「禁断の商品」であったのに、近代の資本主義はこれらを市場で取引するようになった。それがすべての間違いの始まりであったといいます。私も以前から、資本主義はおかしくなったと感じていましたが、この本を読んでみて納得した思いがします。
写真は、久住花公園の花。
