「庭楽」という暮らし方

風(ふわり)が手掛ける庭造りのコンセプトは「庭楽(にわらく)」。
庭を遊び、庭を楽しむこと・・。野草と雑木の庭造り。

ふわりの庭造りのコンセプト

2007-06-08 13:52:54 | 庭楽 風(ふわり)の庭造り
ふわりでは山野草による癒しの庭作り、ジャパニーズガーデンの設計、施工、メンテナンスを多数行っています。
特に草花をメインとした癒しの庭造りを得意としております。

普通日本では造園業者、庭師が庭造りを行っていますが、人件費が高い、木に重きを置いて草花には詳しくない等の問題点もあります。
「庭師の人件費」は通常一人当たり一日二万円!
どの業種より高い・・というのが日本の通例です。
高い技術、知識等、それなりの理由はありましょうが、実は「草花の庭造り」には必要の無い技術でもあります。
ふわりでは「花屋が行う庭造り」ということで、どちらかというと「草花」に重きを置いています。
もちろん雑木と草花の庭造りがコンセプトですから、木も大事なのですが、草花中心にすることで、高い人件費、維持費を頂かなくても大丈夫なのです。
つまりはその分のお金でグレードの高い器や草花をふんだんに使いたいと思っています。
ですから(一人頭二万円X通常3人X日数分)が浮くわけです(笑)
但し、少人数で施工しますので、あまり大きな施工や急ぎのものに関してはお断りすることもございます。
お勧めとしましては、大きな施工は設計の内で済ませておいて、植栽のみをお任せいただく方法。
家の建築業者さんに庭をおまかせすると「つつじ」や「コニファー」等、日本の環境に合わないもの、コストの安いものをセレクトしますので、後々に二度手間になりかねません。
是非一度お気軽にご相談下さい。

ふわりの「庭造り」「ジャパニーズ・ガーデン」の特徴は、「生態系」を作るという概念にあります。
場所は限られていても、その中に「生態系」「Ecosystem」を再現しようというのがキーワードであります。
あるポイントをしっかりと掴めば、庭の中に小さな生態系を形成し維持することが可能です。
庭造りの際には、この生態系を作るという発想が重要で、これを可能にする植物、環境というのがいくつかあります。
ふわりは庭造りを通じて、このシステムの「鍵」と呼べるべき要素をいくつか知り得、実現しています。
これには日本のある草花が必ず必要です。

山野草は日本に元々自生する大変丈夫な植物です。
いくつかの点に注意すれば日本の風土に合っているため園芸種よりも丈夫で育てやすく、またほとんどのものが多年草、宿根草であるため、毎年かわいい姿を楽しむことができます。
またやさしいグリーンが目にやさしく、癒しの空間と土を感じる生活を楽しむことができます。また自然の姿を活かしてデザインするため多少放っておいても大丈夫。
お仕事をお持ちの方や頻繁に旅行に行かれる方にも最適です。
園芸種のような華やかさはありませんが、しっとりと落ち着いた癒しの空間、都会にいながら季節感を感じ、鳥や鳴虫の集う自然な庭。果樹や実物を組み合わせれば収穫もでき生活に潤いが生まれます。

大きな造園業者様に頼みづらい中規模造園は、他の造園業者様よりリーズナブルかつ詳細なご要望、デザインにお応えできます。
特に、雑木・山野草を使用したガーデニングは“花の店ふわり”オリジナルです。
その他、他の造園業者様では出来ない、小中規模の植え替えも承っております。
お見積もりは無料ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。(TEL03-5306-8768)


文京区M邸

2007-06-08 13:51:59 | 庭楽 風(ふわり)の庭造り


庭造りも「シック&モダン」がふわり流・・。

昨日は文京区のM邸の庭造りに行ってきました。
庭造りと言っても玄関のエントランス部分。
本当のお庭は公園の様に広いのです・・汗。

こちらのお宅の奥様はとても上品でモダン、かつ華やかな素敵な方。
お好みも渋すぎず華やかすぎない、上品な植物がお好きです。

と言う事で植物もそれにあわせてセレクトしました。





お仕事をお持ちで多忙でらっしゃるので、丈夫で手が掛からないことも必須の条件です。
ですから華やかな花よりも、斑入りやブロンズ系の葉の色をした植物を使って、色目のグラデーションで構成していきます。
ですから花は季節ごとの楚々としたものを少量使用。
葉に色目がありますから、案外に華やかに見えますでしょう?

葉物の色目を効果的に・・。
これも「ふわりの庭造り」の特徴と申せましょう。


今回使用した植物は
コルヌス・アルバエレガンス メギ・オーレア ニューサイラン・レインボークィン エスカロニア・ゴールドブライアン シルバープリベット シモツケ・クリスパ ヘウケラ・パレスパープル イワナンテン・トリカラー アセビ・カーニバル フェスツカ・ゴールドトッピー ペンニセツム・ビロセム 他

どれも珍しい植物で特別な業者さんから仕入れています。

難しい名前が多いのですが実は元々は日本が原産の植物も少なくありません。
いわば逆輸入ですね。
これらがイギリス等で正しく品種改良されて美しく丈夫な品種として輸入されたりもします。

ふわりでは庭造りの際にはこれらを多用します。
元は日本の植物は日本の環境にも馴染みやすく、シックでモダンな色合いも日本の家屋に似合います。




下は施工前。
紫蘭がはびこり、無闇に植えた宿根草が蔓延り、土の質まで落としていました。





植えたばかりの植物が生長し、半年後にはガラリと景色が変わります。








ふわりが手掛けるいわゆる「洋風の庭」はこんな感じです。
派手さは無いですが、落ち着いて安心しますでしょう(笑)?

ご相談は無料です。
お気軽にお声掛けくださいね。