風車ビルだより

今は風車のない風車ビルからの風だより

ブログについて(2)

2007年11月24日 | 全般

とりあえずブログを作ってみて一週間で判ったことは今のところ大きく二つだ。
一つは当たり前だがブログを作るのは簡単だが、うまく使いこなすのははそれなりの試行錯誤が必要だということだ。
二番目は検索エンジンへの引っかかり易さだ。これには大変驚いた。

ブログのレイアウトに全く不満がないわけではないが、よくまあこれだけ簡単にしかも無料で提供出来るものだ。これを自分でソースを書いていてもたもたしていたら1ヶ月はかかるかも。しかもこれだけ垢抜けしたものにはならないだろう。それにほとんど個人情報の開示もない。ドメインをとるために揃えた書類が嘘のようだ。もっと手軽な無料ホームページスペースで作るページの上下の広告スペースもない。 HTMLの知識やFTPは不要、これなら少しPCの操作が出来れば小学生でもそれなりのページが出来るだろう。
この簡便さがプラス面ばかりなのかは考える部分はあるが。

出来たブログのソースを見ようとして困った。全角文字が全部化けているのだ。幾つかのブログを覗き、どうやらこれもお約束のことらしいと悟るが、お陰で投稿した記事につけたタイトルが果たして<head>内の<title>と一致しているのかどうかもわからない始末だ。知る必要がないといえば必要のない事なんだけれど。
コメントというのは見当が付くが、トラックバックがわからずマニュアルらしいところをブラウズすると、相互リンクのことらしい。よく判らないままコメントもトラックバックも事前承認の設定にしたのだが、どうやらこれが正解だったらしい。早速きたコメントはとんでもないジャンクメールだった。即刻削除。京都へ行ったことを書いた記事にトラックバックが着いた。京都の駅について書いている人だった。京都というキーワードで片っ端からやっているのかもしれない気はしたが、こちらは好意と受け止めることにした。
カテゴリーとジャンルとはどう違うのかな、これは少々試してみて漸く了解しつつある。ご多分に漏れず私にとっては要らない機能が多すぎるように感じるが、試してみていくよりしょうがないだろう。実はどうしても使いこなしたいと思っている。

使いこなしたい最大の理由はブログの検索エンジンへの引っかかりのよさだ。
11/19日に「原子力防災訓練 敦賀市(福井県)」という記事をあげた。21日に別な理由で”原子力防災訓練 福井県”をグーグルで検索した。検索結果 約 38,300 件中9番目に自分の書いたブログが上がっていてびっくりした。リンクは貼ってあるからもっと有効なサイトに行き着く可能性はあるものの所詮個人のメモ程度の記事だ、どう贔屓目に見たって3万件を越すコンテンツの中でトップテンの情報ではない。私は8月にあった福井県総合防災訓練のページもメインのHPの中につくっている。これが検索サイトの上位に表示させる、という観点からは大苦戦をしているのだ。それに比べて何気なく書いたわずか数行のブログのこの順位。ウームとばかり唸ってしまった。
ブログをアップすると、提供サイトの新着記事の一覧へ登録される。おそらく、ここを優先的に検索ロボットがスクロールするのだ。ブログを提供しているサイトでは検索エンジンの度々のアルゴリズムの変更にもめげず、よほどSEOに励んでいるに違いない。ジャンルの項目もキーワードとしての役割を果たしているかも知れない。ここまで判ればこれを使わない手はない。HPでの新規、更改ページの紹介にブログを連動させるのだ。うまく行くようなら、メインのHPのサブサイトとして別のブロブを運用してもいい。それまでしばらくはこのサイトで試してみよう。

但し、私はこのブログは検索によく掛る、という状態はずっと続くものだとは思ってはいない。なぜなら、実際にいろいろな調べものに検索を使っていると、資料・情報としては全く役に立たないブログが次々に引っかかってきてイライラさせられる、という状態は既に起こっていることだからだ。私自身がブログに手を出すのを躊躇っていたのも単に面倒くさかった、という他にこれがある。
たとえばの話、”原子力発電所 事故”と検索し「原子力発電所で事故があったって!怖いよねえ。」などという誰かの日記の記述ばかりが出てくるとしたら検索サイトとしての意義を失ってしまうだろう。単に直近の更新ページを優先する、というのでは適切な情報提供ができるはずがないのだ。ブロブの新着エントリーは日替わりどころか秒替わりで新規登録されて消えていく。本当に役に立つ情報を掬い上げるにはこんなものをいつまでも重視してはやっていられないだろう。

というわけで、しばらくこのブログであれこれやってみることにする。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。