古い消火器・具の類はかなり見ているはずだが、これは初見。
投擲型の消火具は今でも作っているメーカーはある。大道芸的なデモンストレーションをするとそこそこ売れるものらしい。
これはそうしたものの先駆か。
木箱に文字は彫り込み象嵌してある。中をあけると丸い瓶が3個。如何にも吹き硝子のフラスコの口をうんと短くしたような瓶だ。薬剤の保護のためだろう塗りたくった塗料があちこちはがれている。持ち重りがするので、取り落として割りそうだ。
製造年は廿四年とある。昭和24年か、福井大震災が昭和23年であるから残っていても不思議はないのか。62年前のものであった。
投擲型の消火具は今でも作っているメーカーはある。大道芸的なデモンストレーションをするとそこそこ売れるものらしい。
これはそうしたものの先駆か。
木箱に文字は彫り込み象嵌してある。中をあけると丸い瓶が3個。如何にも吹き硝子のフラスコの口をうんと短くしたような瓶だ。薬剤の保護のためだろう塗りたくった塗料があちこちはがれている。持ち重りがするので、取り落として割りそうだ。
製造年は廿四年とある。昭和24年か、福井大震災が昭和23年であるから残っていても不思議はないのか。62年前のものであった。