おもいつくままに・・・Part7

またはじめました・・・

魂萌え!

2007-01-25 01:02:51 | Weblog
きのう日比谷へ 魂萌え!
の試写会へ行ってきました~

今度は あたしがmixiで応募していた映画の試写会に当選した!
去年こそめが「硫黄島からの手紙」の試写会に当選したので
あたしも なんか応募してみるかなと・・・すっかり忘れていたのですがなんと当選!!

今回は内容から・・・妹を誘って 久々の姉妹ふたりで行ってきました。

「あなたの妻でいて、幸せでした。
今、私のもうひとつの人生が、始まります。」というコピーどおり
定年を迎えた旦那様が急死して、
普通の主婦だった女性が、いろいろな人生模様を体験して
新たな人生を歩んで行く・・・というお話し。

原作は桐野夏生。

あたしは彼女の小説は短編集を一冊しか読んでいないんだけれど
なかなか鋭い女性の目で、クールな感性を持っているなと思っている
けっこう好きな作家。

原作を読んでいないので、
原作どおりの構成なのかわからないけれど

10年間知らなかった亡き夫の愛人との対面の場面で
愛人といっても夫と同期で63歳。
ショートボブの白髪まじりの彼女が家にやってくる。

玄関で靴を脱ぎスリッパを勧めたときに
彼女の黒いストッキングの中に映る
真っ赤なペディキュア。

納骨の時 バスの窓からふと外を覗くと
亡き夫と愛人が並んで歩いている。

再び、愛人と会ったときには
愛人は、憔悴しきった姿で彼女の前に座っている
足元を覗くと、
その足の指にはもうペディキュアもなくなっていた。

妻が愛人に向かって、勝った負けたじゃないでしょう!と
なじりテーブルのコップを床にたたきつけ店を去ってゆく妻の背中に
愛人が何かをぶつけた。
それは 亡き夫が使っていた 歯ブラシ。

彼女たちふたりの会話は決して見苦しくない。
けれど うちに秘めたどうしようもない嫉妬心が
小物やちょっとしたしぐさに端的に表されていて
とても印象的だった。

ここだけ書くと、妻と愛人の諍いみたいに思えちゃうけど

他にも、親子のことや
高校時代からの仲良し4人組
二日間 プチ家出してカプセルホテルに泊まって
そこで知り合った オフロばあさんやその甥っ子
亡き夫の蕎麦打ち同好会の面々・・・

いろんな人とのいろんな係わり合いが
物語を膨らませている。

結局は ずっと好きだった映画関係の仕事につくのだけれど
そこにいるのは 59歳のおばさんではなく
ひとつの節目を越えた女性が そこにいた。

人生って時折くる大きな節目を乗り越えて
また新たな展開が見えてくるのだと思った。

普通に何事もなく過ぎてゆくなんてことは
絶対にないんだなと・・・

でね、

もうひとつ感じたことは。。。

あ~~~~~~~もう1時

つづきはまた明日ってことで^^

おやすみなさい!










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1 コメント

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魂萌え! (まり)
2007-01-25 10:14:18
NHKの土曜ドラマで三話中の二話めを偶然見て・・・「これ おもしろい。。。」っと 思いながら三話めはなんか忙しくて見落として。。。
で、最近映画化されたのを知って 是非見に行こうと思っていました。
テレビでは高畑淳子さんが良い味出してましたけど、風吹じゅんさん どうでしたか?
テレビでの愛人役は高橋恵子さんだったんですよ~

最後の映画の仕事につくってところは原作に無い映画だけの脚本みたいですけど、テレビではどんな終わり方だったんだろう。。。

そめさんのログの続きはどんなんだろう。。。
楽しみ楽しみ^^
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