海の日

きょうは海の日だった。

新聞でも　テレビのニュースでも

海水浴のパラソルが綺麗に咲いている海辺の風景をみて

もう何年も海に入っていないなあと思った。

若い頃は　梅雨明けもまてずに7月にはいると海へいって

とにかく肌を焼いて・・・焼いて・・・

まっくろくろに

なんで　あんなに日に焼けた肌になろうとしたのかなあ

こんがり小麦色になったほうが

手も足も細く見えるような・・・そんな単純な動機だったのかもしれないな


けど　日に焼けてほてった身体を海に沈めると

ひんやりとっても気持ちがよかった。


寝そべって目を瞑っても　まぶたの中は暗くならないほど

ぎらぎらと照りつける真夏の太陽や

コパトーンの甘いココナッツの香りが溢れた浜辺や

遠くではしゃぐ子供たちの声や

打ち寄せる波の音が


あたしにとっての海の日の思い出・・・