はこせこ

先日　2尺くらいの古～い残布で　
かなり古く・・・透かすと向こうがみえるくらい？
ところどころ穴もあったりするような
昭和初期か大正ぐらいの生地かなあ～

それで
「はこせこ」と「おびじめ」を作って欲しいと注文がきた。

おびじめは年中作っているので　どうってことないんだけど

「はこせこ」は作ったことがなかった！

「はこせこ」ってはながみとかお懐紙をいれる小さな箱で
きものの胸のところにはさんでおくものだけれど

今では　七つのお祝いのときと
お嫁さんが使うくらいかなあ

で、ひまそうにしていた父に作ってもらうことにした・・・

あたしの結婚式の時に使った「はこせこ」があったので

それをたよりに・・・さるまねで作ってもらったら

けっこうかわいく仕上がりました＾＾

銀のかんざしみたいな　ものや匂い袋はつけられなかったけれど

絹糸で総のようなものをつけたら

なんとなく「はこせこ」になったかな＾＾

ちなみに父の本業は　「帯」の仕立てです。

最近知り合った方は、あたしが和裁の仕立て屋ってこと
ご存知ないかと　思いますが・・・

なんと　あたし　きものの仕立て屋なんですよ～