おもいつくままに・・・Part7

またはじめました・・・

横浜松坂屋

2008-06-25 22:21:35 | 横浜
横浜の伊勢佐木町にあるデパートの横浜松坂屋が
ことしの10月で閉店するとか・・・

「ゆず」がここのデパートの前で路上ライブをやってたことで
知られているけれど

あたし達にとっては

松坂屋というよりも

「野澤屋」といったほうがすぐわかる。

昭和30年代の いわゆる三丁目の夕陽の頃は

横浜というと いまの横浜駅周辺ではなく

野澤屋があった伊勢佐木町のほうが賑わっていたんです。


うちは祖父が野澤屋の呉服部の仕事をしていたので
茅ヶ崎から横浜へ引っ越した家は
野澤の重役さんの家だったそうです。

平屋の玄関の大きな廻り廊下のある大きな家でした。

仕事を請け負っていた関係で母や叔母たちが納品の時
よく野澤屋へくっついて行ったりもしましたし、

小学校のランドセルも中学のかばんも野澤屋でおじいちゃんに買ってもらったんだっけなあ~

あの頃は父が高島町の造船所で働いていたので
市電をよく使っていたので、
なんやかんやと伊勢佐木町へでかけるほうが多かったし・・・


野澤屋の前には、いつもかわいい最先端のお洋服を着てる
ペコちゃんがいる不二家があって、
不二家のふんわり盛り上がったホットケーキが大好きで、

「博雅」って中華のお店もあって、そこのシュウマイが
おっきくてとってもおいしかったんです!

クリスマスのときにおじいちゃんに
有隣堂で「マッチ売りの少女」の本を買ってもらったこともあったなあ

みなとみらいが出来てから
伊勢佐木町や関内へのお客さんが減ってきてしまったとか。

伊勢佐木町ってなんとなく、泥臭いイメージが今でも残っているのは
なんでなんだろうなあ~

けど、今でも老舗と呼ばれるお店が残っていて
わざわざ伊勢佐木町へと買い物にもいくんですよ。

懐かしさが あたしの足を向けているんだと思います。

居るはずのないおじいちゃんやおばあちゃんと
もしかして出会えるかも?
なんて気分になるからかな・・・

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