40歳からの備忘録【再開2015/10】

競馬・一口馬主、その時々のイベントを記録したいと思います。

竜馬、死す。

2007年01月25日 12時32分18秒 | 競馬について
今朝、6時前に近江屋にて坂本竜馬が暗殺されました。
大政奉還が成立した直後。劇的です。

上記は、朝早く目が覚めたので「竜馬がいく(司馬遼太郎著)」を読んでた結果です。漫画のお~い竜馬を見ていてもですが、最後のシーンは泣けます。

この小説を読んで思うこと:
薩摩や長州などの志士は幕府を倒すことのみ考え、その後の新政権の構想はなかったのに対し、坂本竜馬だけが新政権の構想を持っていた。そこに竜馬の魅力があるように思います。
これは倒すことが目的の人々と、自分がしたいことができる環境を作るためにはどうするかを考えていた(倒幕は通過点)人間の差のように思います。
現在で言えば、学歴重視で有名大学へ入るまでが目的の人間と、自分がどんなことをしたいかを考え、その過程をどうするかを考える人間との違いに思えてしまいました(かなり規模は小さくなりますが...)

それと「仕事は七分まで仕上げれば、あとは誰でもできるのだから他の者にさせればよい」とか、「議論は相手を言い負かすのではなく7~8分程度の自分の意見を通せればそこでやめるべきだ」という言葉が印象的でした。全部やっちゃうと恨みが残る。この点には激しく同意できます。


次は何を読もうかしら。街道を行くに突入しようかしら。