『 天晴れ(あっぱれ) 』

『　天晴れ(あっぱれ)　』


自然を観察する　時間、流れを観察する
人を観察する　そして自分自身を観察する

雅な雅楽は陰陽道の時代を経て今日まで変わらぬ音色
それはやはり陰・陽のバランスを整える為のリズム、音色であった

観察する事は自然界でどうあるべきかを知る事で
知る事はどう進むべきかを決める事である

それは全て自然界、大宇宙の理でなければならない

「もののあわれ」とは雅な表現の一つですが
自然、芸術、人生などのしみじみした情感、哀感であり
この事はものごとの本質、その本質を感じる心を
「もののあわれ」と言う

そしてこの「哀」の同源が「天晴れ」である
「天晴れ」とは苦しみ悲しみそしてあらゆる困難を乗り越えた後に
必ずやって来る事である

さぁ進むぞ　行くしかない
天晴れ　天晴れ！





10号　180,000円