囲碁漂流の記

週末にリアル対局を愉しむアマ有段者が、さまざまな話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり

口は災いの門

2019年06月07日 | ●○●○雑観の森
 
初段と二段の対局風景 の巻】

■棋力別勝ち抜き戦の初二段グループの決勝戦が6月1日(土)にありました。
 
■初段(手前)と二段の対局です。序盤をご覧ください。(対局前に撮影の了解を得ています)
 
■目の付け所、攻防の巧拙、石の持ち方など、気になる点はありますか? あれれ、と思うことがありますか?  どちらが勝ったと思いますか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
■黒番のH初段が勝ち、初優勝でした。
 
■岡目八目(第三者には当事者よりも物事の真相や得失がよくわかる)といいますよね。他のヒトの対局を観戦するのも、面白いですし、勉強になります。
 
 
         ◇
 
 
◆日本棋院ホームページ「対局マナー」

対局のルールを知る前に、必要なマナーを覚えておきましょう。
囲碁は「棋道」(きどう)といいます。(「棋」は囲碁や将棋の意味) 柔道、剣道、茶道、華道などと同じく、昔から技芸の品位と礼儀を尊重してきました。
対局の相手に不愉快な気持ちを与えず、勝負は盤上でフェアに競うということが対局マナーの基本です。

(中略)

対局中のおしゃべり 
囲碁は別称「手談」ともいわれ、盤上で一手一手意味のあるコミュニケーションをしているので、対局中、おしゃべりをする必要がありません。
親しい友人等と打つ時などユーモアのある会話、相手をなごませる会話をしながらの碁は、時には楽しいものですが、お互いの思考の邪魔にならない程度にしましょう。
また、一番困るのは観戦者の口出しです。「アッ!」とか「ウッ!」と言われただけでも対局者は気になるし不快です。観戦者は対局中の碁に関することを絶対言ってはいけません。
簡単なマナーなので守って気持よく対局を始めましょう。




◆古今事文類集中国の類書。1246年成立。その後に追加があり総計236巻)

口は是れ禍の門、舌は是れ身を斬るの刀なり
うかつなことを言うと禍が起きる、舌は槍よりも多く身を傷つける
 


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