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縁の下の眠り猫 ~寝言は寝て言う~

縁の下の眠り猫こと中野泰祐の小休止ブログ
只今フィリピン赴任中!!

坊主憎けりゃ?

2014-05-27 15:32:49 | 日記
最近、

「坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い」という言葉を

実体験することが多いです。

フィリピンではこのような感情の作用が

日本より多いように感じます。

「いやいや、それは文句言うとこではないでしょ」

こんな突っ込みを日に3回はしているような気がします。

しかも、指摘してみると

「むぅ~」ってな具合で拗ねる。

どうも間違いには気づいているようですが、

納得はしたくないといった感じです。

私も人間ですからね

偏見による見誤りは多いですが、

この「坊主憎けりゃ」は

女性特有の「生理的にムリ」に近い気がします。
(女性特有という表現は私の主観です)

フィリピン風「坊主憎けりゃ」は

何となくですが、

「この人に関わることを否定しなくては、自分を確立できない」

こんな感情に似ている気がします。

だから、「それは感情的過ぎでしょ」と諭すのではなく

「あの人は(私は)、あなたの対立軸にはいませんよ」

なんて説得が比較的に有効です。

たぶん、これまでのフィリピンの歴史によって

「自己の肯定」というものが日本よりも重要視される文化が出来ているのだと思います。

こういった違いを少しでも早く理解し

本当の意味でフィリピンに受け入れられるように頑張りたいものです。

それにしても、

先ほど「女性特有」と表現しましたが、

今の日本では当てはまらないかもしれませんね。

というのも、先ほどFBを通じて入ってきた三面記事

「辻希美ブログ炎上」

閲覧してしまった自分に後悔するような内容でしたが、

要約すると

辻さんがブログに寝室の写真を投稿した際、枕元にティッシュ箱があったそうです。

それを見た読者が「生々しすぎる」と批判し炎上したそうです。

…………おいおい、

以前、小売店で働いている時、

俗に言う「クレーマー」がいました。

明らかに「クレームを言いたいため」に来店する人で、確実に少数派の存在でした。

しかし、匿名で手軽に文句を言えるようになった現在、

簡易クレーマーが増えたように感じます。

これはつまり今までは「病的」と思われていた「クレーマー」という存在は

誰の心にも存在する欲求に近い物なのかもしれません。

そう考えると、この感情に少し興味が湧いてきました。

今度暇を見つけて考えてみたいと思います

スポーツ大会

2014-05-26 11:52:23 | 日記
フィリピンで人気のスポーツ「バスケットボール」

町中にバスケットコートがあり、

狭い場所でもゴールが一つ設置されています。

子供から大人まで

フィリピン男子はバスケットボールが大好きです。

以前、会社にもチームが存在し

大会で優勝するほどだったそうです。

残念ながら私が来たころには既になく

名残程度に写真が飾られていました。

スタッフたちからも

「JUMBO!バスケさせてくれ」

と言われていました。

やらせてあげたいのですが、

ルールもなく許可すると仕事に支障をきたすほど熱中する彼ら

「ルールを作ってくれ。そうしたら許可するし、ボールは買ってあげよう」

そういったのですが
(実際、ボールは買ってあります)

ルールを作ってきません。

それから1年。

なんと、同じ日系企業から「交流戦」の申し込みが!

これはチャンス!

このチャンスを活かすように

ルールはアナを主導に決定

チームとしての練習日を決めました。

そして先日の日曜日

初練習でした。

チームは男子バスケと女子バレーそしてバトミントン

バスケは想像通り、みんなうまい。

しかも、なんというかみんな本当に好きなのだとわかります。

近所の人たちも見学に来ます。

そして、やっぱり持久力が凄い。

ユーヤも途中参加していましたが

アッと言う間にギブアップ。

でも、これはユーヤの問題ではなく

スタッフたちの運動量が凄いだけです。

私は当然の不参加

スタッフたちが連れてきた子供たちと遊んでいました。

そして、白熱したバスケが終わると

続けてバレーボール。

これは………バレーボール?

コートに6対6で構えるのですが

ほとんどがサーブの応酬だけ、

いや、サーブミスの応酬というのが正解。

たまたまコート内にサーブが入ると

ほとんど返ってこない。

サーブが決まれば90%は得点になります。

1度だけラリーが続いたので

「バレーボールっぽいね」

なんて言ってしまいました。

うーん、バレーボールはかなり練習が必要ですね。

今回は人が足りずバトミントンはやりませんでしたが、

みんな楽しそうで何よりです。

こういった行事はやっぱり重要ですよね

Whether

2014-05-21 10:48:48 | 日記
久しぶりの投稿です。

忙しい上にネタもなく

さらに気分も乗らなかったので

中々書けませんでした。

その忙しい内容の一つが

フィリピンでのコミュニケーション。

この1年、みんなに信頼されるよう心を砕き続けていたつもりでしたが

元来、コミュニケーションが下手くそな私にとって

日本以上に陽気で

しかも英語圏のフィリピンでのコミュニケーションが難しいのは

火を見るより明らかなことです。

しかも、人間関係で問題勃発。

フィリピンらしい問題なのですが

「この1年なんだったんだ?」と心が折れそうにもなりました。

しかし、今月の私の誕生日。

去年同様に従業員全員に

フィリピンビーフン「パンシッタ」を振舞ったところ

「いつもしかめっ面のJUMBOがなんで?」
(私的には130%で友好的な態度をとっていたつもりです)

「JUMBOって、俺たちのこと嫌いじゃなかったの?」
(去年も配ったけど印象に残ってないのですね)

など、折れた心を四つ折りにするような反応が!

しかし、どんなことでも「反応」があることは良いことです。

コミュニケーションにおいて「無関心」「無反応」ほど恐ろしいものはありません。

ならば、この反応を活かすしかありません。

たまたま、先月の全体ミーティングで話をしたJUMBO。
(看過できな問題があったので)

これを新たな仕事に加えようと思います。

毎月、JUMBO思想を伝える仕事。

全ては「他力本願」につながるJUMBO思想を分解して発表します。

この発表というもの、

極度のあがり症の私にはかなり困難なことですが、

みんなに頑張りを求めるのだから

まずは己から。これ当然。

ということで発表用の英文を作成してみました。

前回は「All for one. One for all」を伝えたので

今回は福沢諭吉の「学問のすゝめ」の好きな部分を

私なりの解釈で伝えてみようと思います。

以下英文
I would like to discuss to you the key to our success this time.

At first, Happy and unhappy is neither given to us;
Only that, we get the environment in our life;
Our happiness will depend on whether your action.

Those who have adapted to the new environment wins;
Factor of victory or defeat is not a strong or weak whether adapt the changes in the environment.

This company is many changes because many order came here from Japanese company.

New goods, new business and new system
We need changes
It's up to us this changes happy or unhappy.
We can get through to our happiness if you challenge the changes with me
Please believe and help me.

如何でしょうか?伝わりますかね?

ちなみに、アナに添削してもらっていますが、

最初の一文以外は、

大文字と小文字、ピリオドなどの訂正だけでした!

成長したとアナから褒められました!

私の絶望英語を知らない方には

「この程度で成長ってどんだけだよ」

と思われるかもしれませんが、

そんだけ酷かったのです。

やっと、人並みに「英語が出来ない」レベルにたどり着けたかな。

差別というもの

2014-05-02 10:48:13 | 日記
こんにちは

このところ忙しくて

全くブログを更新できていませんでした。

まぁ、今も決して暇と言うわけではありませんが

少し頭のクールダウンがてら気になったことを綴ります。

「差別問題」

今、アメリカのプロバスケットボールNBAで話題となっている

クリッパーズオーナーの差別発言。

サッカーでもブラジル人選手への差別的挑発行為

少し前に日本のサッカー観戦でもありました。

当然のことですが

この様な差別は許しがたいものです。

フィリピンでも異国間での差別は勿論

フィリピン人同士の差別もあります。

そして、フィリピンにいる日本人も

同じ日本人ですら差別的な言動が伺えます。

見ていて「貴方の何処がそんなに偉いのか?」問いたくなります。

ただ、ここで気をつけなくてはならないことは

差別と区別そして好みをゴッチャにしないことです。

差別が批難され、

差別の横行がなくなることは望みますが

どうも、最近の日本は行き過ぎる風潮があるので注意が必要な気がします。

まだ私が幼かった頃

TVで「なんで夫婦茶碗は女の方が小さいんだ!男女差別だ!」なんて叫んでいた人がいました

子供の時も笑えた迷言として記憶に残っています。

その後も

「何で男は「君」で女は「ちゃん」なんだ。全員「さん」にしろ」や

「何で席順は男が右で女が左なんだ」

なんて発言を元に制度を変えた学校がありました。

当然ですがこれらは差別ではありません。

「男のくせに」と同等の男女区別です。

悪く言っても偏見です。

しかし、今回のような酷い差別があると

日本では過剰に反応し

上記のような区別に目くじらをたて

終いには個別の好みにまで文句を言い出すような気がします。

例えば、夏の化粧品のCMで

「今年は焼かない!色白美人」

なんて言葉と一緒に色白なモデルが男たちの視線を集めているというCMに対し

「白人至上主義だ!黒人差別を増長させる!!」

などと言いかねないのではないでしょうか?

「なにを馬鹿な」なんて、

このブログの笑いで済めばいいのですが、

無いとは言い切れないと思っています。

そして、この様な過剰反応の弊害は

本当に差別で苦しんでいる人たちが見えなくなってしまうことです。

問題の本質を誤り、必要な対策を有効的に打てなくなることです。

生活保護や失業問題など、

ゴシップ誌の話題だけでは済まされません。


PS;それにしても件のオーナー。2億5000万円の賠償を求められているようですが、そもそも盗聴で得た情報って違法では?その違法な証拠で法的に裁けるものなのでしょうか?

フィリピンでは観光地だけど…

2014-04-16 10:09:06 | 日記
バギオの高台から

タクシーで移動したJumboたち。

ストロベリーファームへ到着しました。

バギオと言ったらストロベリー!

それくらい有名だそうです。

高原に位置するバギオは年間通して肌寒く

その気候を活かした農作物が人気です。



うーん、日本に比べるとやはり寂しい風景ですが、

スタッフたちははしゃいでいます。

早速、イチゴ狩りを申し込みます

なになに?

持ち帰りは全員で1kgまで、時間20分食べ放題、350ペソ

……ショボイ

アナ達も不満げです。

それでもここまで来て何もせずに帰るわけには行きません。

イチゴ狩りスタートです



予想はしていましたがハイテンションで食べまくる女性陣。



小ぶりですが美味しいイチゴです。



タイムオーバーになっても食べ続けています。

Jumboはまるでお父さんの心境で、微笑ましかったです。

ちなみに、イチゴ狩りしている2枚の写真。

違いに気づきますか?

実は、余りにはしゃいでいるので、途中から女性陣の荷物をJumboが持っているのです。

だからJumboはイチゴ狩りには参加していません。

まぁ、虫嫌いなJumboはイチゴ狩りする気など起きないのでついでのサービスですね。

短い時間でしたが、満足そうな娘たち。

最後に市場で新鮮な野菜や果物をお土産に買ってバギオ旅行終了です。

帰りの運転は日中だったので行きほどの苦労はなく

しかも、フィリピンスターのパッキャオの試合が行われていたので

車が殆ど走っていなかったのでスムーズに帰ることが出来ました。



これはバギオのシンボル「ライオンヘッド」

ライオンの頭のような形をしている自然石を加工して作ったモニュメントです。



追伸

旅行中、夜中に男性陣は晩酌をしていたのですが、

後日、アナたちから

「Jumboは酔っ払うと英語が上手になるね」

なんて言われてしまいました。