野球小僧

福井県立図書館 100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集 / 講談社

年齢を重ねてくると、記憶もあいまいになってしまい、思わぬ覚え違いをすることもあります。

福井県福井市の福井県立図書館HPには、利用者の本探しの参考にしてもらおうと、2007年に「覚え違いタイトル集」を公開しています。このコーナーは図書館に実際に問い合わせのあった事例に加え、県外の書店などからの情報提供など、本のタイトルや著者名の覚え違いを集めたものです。

その内容が本になりました。ちなみに、この覚え違い集はこれまでにもネット上で取り上げられたことがあり、書籍化が話題になった2021年8月中旬には、HPの1日のアクセス数が普段の14倍になったそうです。

内容は期待どおり、「面白すぎ」です。

■100万回死んだねこ
 → 100万回生きたねこ(作・絵:佐野洋子)
■おい桐島、お前部活やめるのか?
 → 桐島、部活やめるってよ(著:朝井リョウ)
■とんでもなくクリスタル
 → 限りなく透明に近いブルー(著:村上龍) / なんとなくクリスタル(著:田中康夫)
■下町のロボット
 → 下町ロボット(著:池井戸潤)
■蚊にピアス
 → 蛇にピアス(著:金原ひとみ)
■人生が片付くときめきの魔法
 → 人生がときめく片付けの魔法(著:近藤麻理恵)
■昔からあるハムスターみたいな本
 → ハムレット(著:シェイクスピア)
■八月の蝉
 → 八日目の蝉(著:角田光代)
■からすのどろぼうやさん
 → からすのパンやさん / どろぼうがっこう (作・絵:かこさとし)
■ねじ曲がったクロマニョンみたいな名前の村上春樹の本
 → ねじまき鳥クロニクル(著:村上春樹)

ほかにもいろいろと笑ってはいけないのですが、笑えるものがあり、司書さんと利用者さんとのやりとり、覚え違いから探している本をどう探し当てたかを紹介しています。しかし、司書さんってすごいものです。

かくゆう私もいばれたものではありません。

本屋さんに本を探しに行くときには、事前に本の画像キャプチャを保存していることもありますが、ほとんどの場合、本のタイトルを覚えたつもりで行っています。

この「福井県立図書館 100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集」も、「福井県立図書館」と「100」と「ねこ」は覚えていたのですが、「100日めに死んだねこ」となぜか覚え込んでいた次第です。

今日も、私のブログにお越しいただいてありがとうございます。

今日がみなさんにとって、穏やかで優しい一日になりますように。そして、今日みなさんが、ふと笑顔になる瞬間、笑顔で過ごせるときがありますように。

どうぞ、お元気お過ごしください。また、明日、ここで、お会いしましょう。

コメント一覧

まっくろくろすけ
eco坊主さん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

この本は、字は大きめでイラストも多いので読みやすいと思います。

「限りなくロマンスに近い青春」は、そのうち身内に掘り起こされて、脚光を浴びることになったりしたりして・・・。
まっくろくろすけ
お寿司の人さん、こんばんは。

コメントありがとうございます。

そう思ってしまいますよね。

しかし、間違いを間違いのまま思い続けていたりしますと、いつの間にか、それが正しいと思い込んでしまう不思議さもありますね(私だけかな?)。
eco坊主
おはようございます。

面白そうですね。今度早速図書館でリクエストしてみよっと。
私はタイトル、作者、出版社をメモしていきます。
リクエストの際そのまま渡せますしね^^v

因みに列挙されている中では”限りなく透明に近いブルー”だけ読みました。
そしてパクって”限りなくロマンスに近い青春”という駄作を書いた二十歳・・
何処にいったかしらあの駄作(笑)


まだまだ油断はせずに感染防止対策を続けます。
そしてできる協力は続けていきます。必ず笑顔は戻ると信じて。
お寿司の人
100万回死んだねこちゃうの?
思わず声が出そうになりました…
凄く勉強になりました
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