東京の歯科医 歯周病治療ブログ ~歯を抜いてインプラントにしないために~ 福嶋広

歯槽膿漏で歯茎の腫れがあるかたの歯周病治療は、歯ブラシだけでは治りません。東京の神田で再生治療

なぜ前歯の差し歯の歯茎が下がって黒く見えるのか?また、治療方法は

2024年08月09日 | 歯科

前歯を差し歯の経験をされた方のお悩みの一つに歯茎が下がって歯茎が黒く見えてしまうということがあります。

歯茎が下がるとお写真のように歯茎が黒く見えてきます。歯茎は年齢とともに下がってしまうというより、歯ブラシの仕方が強すぎる場合や、歯茎が薄い方の場合に起こりやすくなります。そして、一度下がってしまった歯茎は基本的には自然に回復しません。

そのため、前歯の差し歯治療をされた方は丁寧な歯ブラシをすることと、定期的にはクリーニングに歯科医院に通われて専門的なクリーニングを受ける必要があります。

歯茎がすでに下がってしまって、見た目を気にされている方は、差し歯の交換や歯茎の再生治療で歯茎の黒ずみを消すことができます。

お写真は、上の歯茎が下がってしまった写真の治療後の状態です。歯茎の再生治療を前歯の左側3本に行って、前歯4本をオールセラミッククラウンという材料にて治療をしております。(下の前歯は部分矯正で歯並びを改善しています。)

歯茎の再生治療を行うことで、差し歯が長くならずに済みます。左右で長さの調和のとれた差し歯を作成することができます。

無料カウンセリングお問い合わせ

神田ふくしま歯科

東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上

0120−25−1839

 

〜歯茎の再生治療の注意〜

お写真を見ていただいてわかるように歯茎が回復しております。しっかりと厚くて丈夫な歯茎が出来上がってきています。お写真では、画面右前歯の再生治療を行っております。また、合わせてオールセラミックの再治療を4本行なっております。

 歯茎が下がって歯の根が露出しています。このケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。

歯茎の再生治療および、セラミック治療は保険外診療となります。このケースでは、歯茎の再生治療7万7千円(税込)オールセラミック治療4本26万4千円(税込)かかります。

また、歯茎の再生治療はリスクもあります。外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません

 

 


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