ふくろうはうす昔話 最終話

2008年08月21日 | Weblog

  歳月は アッという間に流れに流れて行き・・・

 時は 青年がめでたく結婚し、長男を授かってからすでに18年が経っておりました。

 それまでの間も、それはそれは 忙しい毎日。

 従業員の数も減ってしまい、忙しさは増す一方だった為、結婚当初は考えてもいなかった

 夫婦共働きで塗装店を営んでからも もう13年ほどの歳月が経っており、

 この頃は 現・社長母も 立派な職人として 活躍する毎日でした。

 数人の従業員はいたものの、それでも仕事が追いついて行かない大忙しの毎日が続く中

 『長男』である 現・社長は 決意するのでありました・・・

 “両親を今、助けられるのは 俺しかいない 高校卒業後は、俺が親父の後を継ごう・・・”と。

 こんな形で 3代目へと受け継がれていった家業。。。

 

  そして 時は更に四半世紀ほど経った現在・・・

 今は 若い職人達に技術を伝授しつつ、自らも 現役で現場に立ち、ふくろうはうすの

 塗装工リーダーとして、活躍をつづけているのであります

  去年の春、ぷくは 現在の住まいに引っ越してきたのですが、

 その際 すぐ横に隣接するアパートの駐車場で 見慣れた車を発見

 それは塗料を扱う会社の車で、我が社が信頼をおいている Oさんの担当車だったのです。

 我が家が引っ越してすぐに 今度はOさん家族が 家を建ててアパートを出てしまったのですが

 夏になり ご近所での集まりに、以前アパートに住んでいたご家族の方もゲストで呼んだため

 0さんと顔を合わせる事に・・・

 当然、最初の話題は共通の知り合いである 塗装工リーダーのこと。

 そこで彼は こう言ってくれました。

 “これ、お世辞じゃなく 本音です。 すごくいい仕事してくれるんですよね。俺、こういう仕事やってるんで

 色んな塗装屋さん知ってますけど、ホント いつもそう思ってますよ”  と。

 職人として こんなに嬉しい一言は 他にありません。

 自分が褒められたかのように 嬉しいぷくなのでありました・・・

 

  そんな塗装工リーダーですが

 昔 かなりのモテぶりだったとのこと。 当時の写真を社長母に探してもらい

 入手に成功

 んんんっっ 確かに整った顔をしています。が、

 ぷくからすると 今の方が イイ男に見える、というか 今の方が優しい顔をしていて

 ダンディに思えるのですが・・・

 来月には、バイク仲間と共に 3度目の 《北海道ツーリング》に出かけるそうで

 いつまでも、若々しくいて欲しいと願ってやまない ぷくなのであります。

 

   途中から昔話ではなくなってしまいましたが

 これにて、ふくろうはうす 昔話はおしまいでございます。

 最終話が かなり更新遅れてしまい 大変失礼いたしましたが

 お付き合いいただき ありがとうございました・・・

                                         おしまい

                 

 

   

  

 

 

 


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