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フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

デンファレのコサージュ ~生花~

2019年01月27日 | フーちゃん作品

今週末はもう2月になります
いよいよ卒業式のシーズンですね

先日、生のデンファレでコサージュを作りたいのだけれど、作り方を教えてほしいという依頼がありました

💐コサージュ💐

最近、生花でもプリザでも私自身コサージュ制作は
ご無沙汰です

プリザの2月プライマリーカリキュラムが
コサージュ制作なのですが、
パーツのワイヤリングと
そのパーツを合わせて仕立てるのが
慣れないと結構大変と感じるのか・・・

コサージュに仕立てないで
普通のアレンジとして作りたいという方が殆どです

生花のコサージュは
せっかく作っても1日限りですからなおさらです
カリキュラムに入っていても
実際作りたいという方はあまりいらっしゃいません

コサージュは普段着る洋服で付けることはあまり無いかもしれませんが、
シンプルなドレスやスーツを着る場合
顔の近く、鎖骨辺りにコサージュをつけると
見る人の目線を惹き付け、顔まわりが華やかな雰囲気になります

生ののお花のコサージュなら、なおさら花の瑞々しさが
表情を華やいで見せることでしょう




花材は
デンファレ3輪
カスミソウ
レザーファン



ワイヤリングを始めるギリギリまで、このように茎の切り口は水につけておきます

全ての花材に#26ワイヤーでワイヤリングを施します







ワイヤリングはプリザーブドフラワーでのワイヤリングと殆ど同じです
デンファレはUピン状にしたワイヤーを花の中央にある三角形の山になっている両サイドにワイヤーの先端を刺し、花の裏側へワイヤーを出します

花茎は2~3センチ程にカットし、コットンもしくは
キッチンペーパーで切り口の周りを巻いてから水で濡らし、その上からフローラルテープを巻きます



画像のデンファレの茎が太くなっている部分に
保水のためのペーパーが巻かれています

カスミソウとレザーファンはツィスティングメソッドで
ワイヤリングし、デンファレと同じように保水処理をします




ここからは出来上がりの形をイメージしながら
デンファレ3輪を合わせていきます

デンファレは花の高さか揃わないように
また、真横から見た時にメインの花は茎に対して90度から120度の角度に設定します

残りの2輪のデンファレも少しずつ角度と向きを変えて
あわせます

3輪の角度と向きが決まったら一度ワイヤーでデンファレだけをまとめても良いでしょう

カスミソウはデンファレの花と花の間の位置に、

レザーファンは葉先の長さや位置を決め、
デンファレ3輪とあわせて、またワイヤーでまとめます


出来上がりはこのようになります


正面



左側



右側



逆さまに見ると






花材をワイヤリングした茎を
ひとまとめにしてフローラルテープで巻き上げる仕上げのほかに、この画像のように1本1本をバラけて見せても綺麗です



茎側を上にして洋服につける場合は
私はこちらの仕上げ方の方が良いように思います
(ただし、テーピングを綺麗に仕上げなければなりません( ˊᵕˋ ;)💦)



いかがですか?

コサージュは作り方を習得すれば
生のお花でとても美しく華やかなものが
好きなお花で作れます

ワイヤリングとテーピング
そして花のまとめ方など
普段のレッスンで残ったお花を利用すれば
いくらでも練習できますよ😉




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ハートのリースとうさひなアレンジ ~プリザーブドフラワーで~

2019年01月24日 | フーちゃん作品

久しぶりにプリザーブドフラワーでアレンジメントを作ってみました

まずは来月2月のヴァレンタインにむけて
「ハートのリース」と「ハートリースのトピアリー仕立て」

1月プリザコースのクリエイティブカリキュラムが
「ハートフルリース」でした

ハート型のリース台をたまたま持っていたので
手持ちのプリバラやアーティフィシャルで
私も作ってみました



結構メリハリのついた花の色合わせですが
ハッキリしていて白い壁にはよく映えます

プリバラやアーティフィシャルの配置には工夫しました

左右対称ではなくアシンメトリー
花材の色や大きさもアシンメトリー
リース台の部分も少し見せる
ハートの切れ込み部分をハッキリと見せる
などなど・・・

このリースの2回りほど小さなハートのリース台もありましたので
小さなリースを作り
それをトピアリー仕立てにしたアレンジメントも作りました




ピンクの花器の上にもプリバラを配置し、手前にこぼれ落ちるようなレイアウトにしています


もう1つは3月のひなまつりのアレンジメント

コロコロ可愛らしいうさぎのお雛様のピックを利用した
キュートなお雛様アレンジです



お雛様がコロコロしているので、
作品全体も丸~い感じの可愛らしい雰囲気にしてみました(^^)

こんなお雛様作っちゃうと
今年もまたひな壇飾りを出さずじまいになりそうです😅




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2018年 あけましておめでとうございます

2019年01月01日 | フーちゃん作品

皆様、新年あけましておめでとうございます

本年も宜しくお願いいたします

さて、1月のレッスン始まりは7日ですので、
年末からですと10日ほどのお休みを頂いていることになります

年末は28日までレッスンがありましたので、
私の家や実家のお正月のお花を作る時間が
結構ギリギリでした

それに、娘もお正月のアレンジメントもあり
(私はヘルプ役ですが・・・)全てが出来上がったのは
30日でした

「先生はお正月はどんな花を飾るのですか?」と
お教室の生徒さんからのご質問もあり、
「ブログで紹介するわね」とお返事したので
今日は私の家のお花をご紹介いたします

まずは簡単なお正月花のアレンジメントを一つ




デザインはシンプルに
若松2本は立てて高さの花とします

あと輪菊3本、紅白の葉牡丹、シンビジューム、
そして千両です
少し赤ドラセナを右サイドに入れています

このように完全に花材をグルーピングし、
アウトラインはヴァーティカルに立ち上がる形でも
左右非対称にすることによって
とてもとてもメリハリのついた
スッキリとした雰囲気になります




次に娘が作った「匠」です



五葉松と白い胡蝶蘭は花や枝の向きがテキストデザインとは反対向きでしたので
左右反転の位置を撮ることにしました

丸一日半吸水させたこともあるますが
菊の花がとにかく大きく、葉牡丹と同じほどの大きさです
娘にはかなりハッキリとしたアップダウンをつけるようにアドバイス

また、胡蝶蘭、カトレアはランピックに挿した状態で、さらにランピックにワイヤーや竹串で脚をつけて
フォームに刺しました

茎が丸かったり、短い場合は
必ずランピックを使用する事に限ります











さて、私はいけばなもお稽古していますので、
玄関のメインのお花をいけばなで作りました



小原流の「琳派調」というかたちです

「琳派絵画を背景とした意匠的ないけばな」です

使用花材は
寿黒松
黄菊
千両
青竹
色水引

アレンジメントに比べると
ホントに種類や本数は少ないですよね^^;

お正月花のデザインを選ぶ際、
他にも色々な形や花の取り合わせを選択できたのですが
私は敢えて、洋花の入らないこちらの形を選びました

アレンジメントの方では
いくらでも洋花を使えますから☺️



と、言うことでお正月の私の家の玄関は
このような感じになっています



1枚目画像のアレンジメントは
リビングに飾りました

では、皆様、どうぞ良いお正月をお過ごしください(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°





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今年もしめ縄飾り、作りました

2018年12月22日 | フーちゃん作品


12月の3週目は毎年「しめ縄」レッスンです

私は毎年しめ縄飾りを作ります

しめ縄と言っても、玄関の外に飾るのではなく
室内でリースのように飾りたい派

ですから、レッスン花材以外にも
お花を沢山つけて、かなり豪華に作ります^^;

今回はProfessional コースのデザインを選びました

60センチほどの垂れと自分で丸めた丸縄の組み合わせです

垂れを丸めた縄に対して
何処に取り付けるのかで、
花材の配置の仕方やデザインが違ってきます


今年の私のしめ縄飾りは
こんなふうに完成しました




垂れは丸めた縄の右側に寄せて取り付けました
垂れが右側の下方に下がる配置です

それによって花材も右下方に流れるようなデザインです

プラスした花材は
グリーンのダリア
赤い実物
グリーンのハナミズキ

松の実

お飾りとして
米俵
羽子板の羽根
ちりめんの羽子板
ちりめんの扇子

ちりめんの羽子板と扇子は
生徒さんからのプレゼントです(^^)



黄色の花の左側にある水引のループ
今年はこじんまりまとめました

花材をプラスしたせいで
かなりボリューム感が出たためと
下に下がる垂れの部分に
オレンジと黒の水引をまあまあの本数を入れて
そちらを目立たせたかったからです

下方に下がる赤い実物
最初は使う予定はありませんでしたが
生徒さんからの頂いたちりめんの扇子に
赤い色の生地が使われていたので
それにマッチすると思いました




また、もう1つのちりめんの羽子板には
梅の絵柄がありましたので
梅の枝のアーティフィシャルは
あえて使わないことにしました




今年のしめ縄は
生徒さんから頂いた
手作りのちりめんのお飾りもプラスされて
上質な格調高い雰囲気の仕上りになりました(^^)






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たっぷりのヒバに白い花でアドベントアレンジメント

2018年12月02日 | フーちゃん作品

2018年もあと1ヶ月
12月に突入ですね

テキストを見ると12月は華やかなクリスマスアレンジメントがレッスンで続きます

生徒の皆さん、どのレッスンに参加しようか
悩んでいらっしゃるのではないでしょうか?😊

私個人は今年は生の枝物を使って
ロイヤルセレクションの「スワッグ」を

また、プライベートで
生のモミの枝でリースも作りました
(モミのリースの写真は後ほどご紹介します)

あとは・・・
ヒバの枝が2本手にはいったので
キャンドルを使った「アドベント」をつくる事にしました


今回はヒバのベース部分を作る過程を
少しご紹介しますね






ヒバの枝は2本使用しています

今回はサイズが大きめです

横幅90センチ
奥行50センチ
高さ30センチ(キャンドル含まず)

ヒバがテーブル面に優雅に流れるようにしたかったので形のベースを「ダイアモンド」にして
作っているのです





フローラルフォームはまるまる1ブロック使用
底辺のアウトラインの目安となるポイントを決めます

その後はダイアモンドの輪郭になるように
どんどんヒバを足していきます



基本形をきっちり作る訳では無いので
輪郭線は割とざっくり作ります

「ダイアモンド」は
正面から見たアウトラインは
「ホリゾンタル」と同じですから
側面から上面はヒバを挿し進んで行くにつれて
ヒバの長さをかなり短くし、また角度も立てていくように調整していきます

基本形の形も
こんな作品に応用できるのですよ🤗




ここまで出来たら
完成したも同然です

キャンドルの配置を決めます




こんな感じでしょうか、キャンドルにもう少しボリュームがあっても良かったですねぇ😅


あとは白い花を入れていくだけです

意外と簡単にできちゃいます🎶

オリエンタルユリ1本
ガーベラ 5本
ハツユキソウ 6本
ヒペリカム(グリーン)4本
松ぼっくり5個

割とお手頃価格なお花でも
色を統一すると、オシャレで素敵な作品ができます







自分の過去のブログ記事を検索してみると
2015年にアドベントの記事をアップしていました

その時のアレンジは
赤やピンクなど、花の色がカラフルで華やかな
作品でした

「へぇー、こんなの作ってたんだわ〜😯」

過去にどんな物を作ったかなんて
事細かにそんなに覚えていないものですね😅


そうそう、
モミのリースはこんな感じに出来ました

モミのの枝2本で
直径40センチの肉厚なしっかりしたリースです







リースとスワッグ、それにアドベント、
またニコライバーグマンのミニクリスマスツリー

十分満足のいく作品制作となりました(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°









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