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フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

ミニクリスマスツリーアレンジメント by Nicolai BergmannFlowers and design @ KOBE BAL

2018年11月24日 | フーちゃん作品

早いものでもう11月も最後の土曜日です

アレンジメント教室のレッスンカリキュラムも
クリスマスのデザインが盛り込まれてきています

私個人もレッスンカリキュラムのデザインで
気に入ったものは作る事にしていますので
先日のウィンタースワッグ、
プリザではフォレストツリーハウス、
そして今週はエテルボーテリース・・・と
毎週クリスマスの作品を何かしら制作しました

そして今日
予定していなかった作品をまた制作する事になりました

1週間前、娘から
「ねぇねぇ、インスタ見てたら
またニコライバーグマンのワークショップがあるらしいんだけど・・・
今度は神戸で開催なんだって・・・
なんかクリスマスツリー作るらしいんだけど・・・
来週の土曜日24日なんだって・・・」

と、回りくどいお誘い
つまり
一緒に行こうよ〜と、言いたいらしい

「神戸の何処でやるの?
ニコライバーグマンの元町にあるお店?」
「ニコライのお店じゃなくて、その隣の
神戸BALだってさ」
「へぇ、そうなの。boxアレンジならもういいけど
クリスマスツリーならどんな風に作るのか興味はあるわね。いいわよ、一緒に参加しても。」

と、言うわけで
今日のワークショップに参加してきました。



ワークショップ会場はは神戸元町にある神戸BAL
11時30分~13時30分の部です

少し早めに到着

受付を済ませ早速出来上がりの見本を撮影です









簡単そうには見えますが
花材はヒムロスギかな?ブルーアイスも少し入ってるし、サンゴミズキを縦に配置するのは面白いなぁ・・・
なんて思いながら席に着くと

ちゃんと花材表が置いてありました^^;



ツリーのベースはコウンタイプのフローラルフォームです



今回はドライ化させるために
フローラルフォームは吸水させずに
ドライの状態で使うのだそうです

講師の方は先日大阪のルクアでも講師をしてくださった関西統括マネージャー氏

説明し慣れているのでしょうが
丁寧で分かりやすいデモンストレーションで
あっという間に説明しながらもう1つツリーを作ってしまいました



一応私も先生をしているので、
こういう作品は得意です

①パーツにワイヤリングを施す
②コウンベースにヒムロスギをツリー型になるように挿しこんでいく
③サンゴミズキ、ブルーアイスを配置
④ワイヤリングを施したパーツで大きなものから配置していく
⑤あれやこれや色々なパーツを配置せずに
ひとつの種類ずつ満遍なく配置する

作業自体難しい部分は特にはありませんでしたが
ヒムロスギをコウンに貼り付けていく際の
重ねる厚みとひとパーツのヒムロスギの長さで
ベースのツリーの輪郭や印象が
随分変わると思いました

クリスマス音楽がBGM
制作作業もだんだん楽しくなってきてウキウキしてきます
ツリーのベースが出来てしまうと
あとは簡単🎶
パーツをどんどん差し込んでいって終わり!

で、私と娘が
参加者の中で一番最初に完成しました(^^)

スタッフのお兄さんに記念写真を写してもらいました(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°



さて、
帰宅してから改めて今日のツリーを撮影




ふむふむ、まぁまぁの出来上がり(^^)
でも、もう少し実物をプラスしてみようかな?
もっと可愛くなるかも😏
と、いくつかの花材を足してみることにしました。



サンキライの実
ツガの実
ムタンバナッツ
スターアニス



お!賑やか賑やか〜🤗
これで良し!

講師の方からワンポイントアドバイスがありました

生のヒムロスギもだんだん水分か抜けてドライになっていくと
葉がパラパラと落ちていくので
ヘアスプレーをかけて固めてしまうといいですよ
との事

早速やってみましょう



スプレーをかけて、実物をプラスした私のツリーが右側
実物を何も追加していない娘のツリーが左側




「実物追加する?」って一応娘にも声はかけましたよ

でも
「面倒くさいからいいや」ですって!

こんなに可愛くなるのにねぇ😯

でも、今日は娘が誘ってくれて
良い体験が出来ました。
また、教室のレッスンで活かすことが出来たらいいなと、思います😊






















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ワックスコーティングの艶ややかな質感が上品~エテルボーテリース~

2018年11月23日 | フーちゃん作品

今週のレッスンカリキュラム
エテルボーテリース

ワックスコーティング処理された花材で作る
今までにない陶器のような質感です

また、色もグリーン系でとても上品

レッスンカリキュラムでリースデザインの時は
私は必ず作ります
今回は娘も気に入ったようで
それぞれに作る事にしました

まずは私が先に見本を制作
こんな感じです(^^)





リースベースは直径が18センチと小ぶりです
今回はパーツをリースの上面に載せるだけでなく、側面にも配置し、
仕上がりサイズを少し大きめにすると
見応えのある豪華なリースに仕上がります






作り方は簡単です

出来上がりの花材配置をイメージして
最初に7~8割の材料をリースの上に載せていきます

フォーカルポイントとなるワックスフラワー
グリーンのコットン
ライトグリーンのカラマツ
グリーンのサテンリボンもパーツとして取り入れるならば5パーツほど作っておきます

また、手持ち花材を何種類かプラスして
オリジナルのオンリーワンのリースを作るのも楽しいものです

バーツは全てグルーガンで接着しますので
とても簡単です
思った所に、思った角度で接着できますので
リース制作も楽しく進んでいきますよ(^^)

さて、今日は祝日で娘もお休みの日なので
朝からリース制作です





私と娘はこんなパーツをプラスしています



クリスマスツリーのウッドパーツ
松の実
アーティフィシャルなど
全てグリーン系です





そうそう、リースのアウトライン(輪郭)を
キレイに丸くするには、2周り程大きな丸いお皿またはトレイの上に載せて作るといいですよ(^_-)



真上から見て下のトレイの丸い輪郭を目安に
丸みを作っていくのです

こんな風にパーツをある程度載せてレイアウトを決めたら
1つずつグルーガンで接着していきます

娘の完成したリースがこちら



私のパーツの載せ方と反対になるようにしたらしいですよ(^^)




今回のリース
テキスト写真で見るよりも
実物はとても上品でステキ💕

良いものが出来て嬉しいです😊






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ステキ!豪華!クリスマスが待ち遠しいウィンタースワッグ

2018年11月16日 | フーちゃん作品

今期テキストのロイヤルセレクションコース
ウィンタースワッグ
作りましたよ😉

花材はナチュラル素材だけ
それに生のバラの花も入っています
サイズも大きい!

こんな感じに仕上がりました



実は最初は娘が作る前提で注文していました

テキストが届いた時に今期のカリキュラムデザインの確認のためにパラパラとテキストを見ていると
「え?これ、すごーい!こんなの初めて!」
これは作ってみたいなぁ~と思っていたら・・・

「私、これ作ろうかなー」と、横から娘

「え、え? 作るの? そーかー(´・_・`)
じゃあ、注文しとくから・・・」



さて、昨日花材が届いたので
「ねぇねぇ、スワッグいつ作るの?
明日?明後日? 手伝うけど」

と、尋ねると
「あのさ、明日も明後日も出かける予定入ったから
作る時間ないわ」

「え?作らないの?せっかく注文したのに」

と、あっさりと放棄

まぁ、いつもの事だから驚きはしませんが
内心私は「(😏)シメシメ・・・やったー!」
(悪い母親かも〜笑)

花材の量はたっぷり
昨日の教室配送で一人分BOX1箱です

教室で内容物確認を兼ねて
ざっくり重ね方を考えていました





























こんなイメージでどうかな?と、
娘にアドバイスしようと思っていましたが
実際は私がぜーんぶ作ることになったのです(^^)

小ぶりのスワッグは作ったことがありますが、これはベースのモミがまず長い!
その他の枝物として
ブルーアイス、ヒバ、サツマスギもそこそこの長さです
短くサイズダウンするのは
勿体ないので
なるべく素材の長さを生かすように大きいサイズで作りました

枝物やその他の材料を1ヶ所て重ねて行く場合、
キレイに仕上げるためには
スパイラルブーケを組む時のように
なるべく一定方向に花材か流れるように組みます
が・・・
とにかくサイズが大きいし
それなりに重いし、その他の実物やバラの花など花材の数が多いのでなかなか難しい作業です


これらの花材をどうやってひとつに束ねていけばよいでしょうか
全てを重ねて最後にひとまとめ出来れば良いのですが・・・
今回は
花材の数が多いこと
花材が長いので重量がある事などを考慮して
リースワイヤーというものを使っています

糸巻きに巻かれた長い長い1本のワイヤーです



生の木はやはり水分を含んでいます
スワッグは壁にかけたまま自然に乾燥していくので、木の水分もどんどん抜けていくわけで
少しやせ細ってしまいます
やせ細った木の枝が抜け落ちないように
結構しっかりと力を入れて巻止めしています

こうして全ての花材を巻止めしそのワイヤーでついでに壁のフックにかけるためのリングも作ってしまいます



横から見ると







こうして仕上げたスワッグ
結構な重さがあります



最後にスワッグの輪郭を整えるために
モミの枝の飛び出たものや向きのおかしなものは
カットします

(私は輪郭が気になる質です😅)

全長100センチ
横幅55センチ

測ってみるとやっぱり大きかった!



玄関ドアの高さの半分ぐらいまでになっています

細かく小さな実物は
グルーで好きなところにつけられますので
最後は楽しい作業になります



これだけ存在感があると
今年はクリスマスツリーを出そうかと思っていましたが
無くてもいいかなぁ〜😆

娘よ、予定いっぱいで放棄してくれて
サンキュー!










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フォレストツリーハウス ~実物をふんだんに使って森の雰囲気たっぷり(^^)~

2018年11月11日 | フーちゃん作品

11月のプリザーブドフラワーコース
クリエイティブ作品は
「フォレストツリーハウス」

今期のテキスト表紙カバーにもなっている作品です

北欧のツリーハウスをイメージしたデザインだとか・・・
白い木製のハウスをベースに
森と一体化したような
ナチュラル感漂うツリーハウスを制作していきます

もちろん、プリザーブドフラワーも使いますが
色はホワイト、ブラウン、それにかなり渋めの抹茶グリーンなど、
一見可愛らしい色はありません

キュート、華やか、という作品ではありませんが
私にはとても魅力的に見えました(^^)

昨年の今頃だったでしょうか?生花アレンジメントコースでグリーン系のリースレッスンがありましたよね?あの時のリースの雰囲気と
今回のツリーハウスの雰囲気が
私には重なって感じられたのです

これは、絶対作るぞーって
テキストを見て直ぐに決めました(^^)

さて、
いつもの事ですが、テキストと同じに作るのは
ちょっとつまらない

世界に1つだけのツリーハウス目指して
材料を少しプラス

こんなツリーハウスになりました




まず、白いハウスベースの屋根作りから始めます

白樺の皮のシートやらグリーン系、実物など、はりつけ屋根らしくしていきます







正面から見るとこうです




屋根はいい感じに出来たのですが
ここで「うーん、ちょっと待てよ〜」

屋根はナチュラルなのに
ハウスの左右の側面
つまり壁になる部分は?

テキスト作品は
ハウスベースのまま、つまり白い側面のままです

屋根だけナチュラル?どーかな〜?

しばし思案

あ!あれあれ、あれを使おう!

屋根と同じ白樺の枝を縦にカットした
「白樺スライス」
これをハウスの側面に貼り付けたら
きっといい感じになる!










屋根のボリューム感に対して白樺スライスをハウスの側面に貼る事で、屋根とのバランスが良くなったように思います(^^)

ハウスの内部にドライフォームをセットして
グリーンでざっくりカバーリングしておきます



さて、少しプラスした材料
今回は



ハウスの内部に配置するラメの付いたアーティフィシャルのグリーンと
グイの実多数
シャンパンゴールドのスターアニス多数
シナモンスティック2個

あとは気の切り株風の台



完成したツリーハウスは
この切り株の上に載せると
更にナチュラル感アップです
今回、プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーのフラワー系は追加していません

ハウスベースの内部はそれほど広くはなく
プリバラは開花処理をすれば
かなり大きくボリュームが出るからです

今回の作品も
花材の配置は特に決まりはありませんが
ハウスベースの奥行自体4,5センチしかありませんから
自然と花材はハウスの中から外に流れ出るようなデザインになるはずです

しっかりとアップダウンを付けて
メリハリのある立体感を出しています







星型のクリスマスピックは
ハウスの外側に出しました

ハウスの中はお花と実物で溢れるようにデザインしています

ハウスの左側にカラマツやグイの実を
ハウスの右側にはスターアニスを配置

白いバラには少しだけゴールドラメのスプレーをかけて⭐️キラッとさせてみました(^^)






昨年作ったリースの下に置いて飾ることにしました(^^)




今年の私のクリスマスアレンジ
完成です🤗











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ウィンターシーン ~ バランスとるのが難しい💦

2018年11月04日 | フーちゃん作品

今週のProfessional のレッスンデザイン
ウィンターシーン

スチールグラスで作るサークル状のフレームに
白のデンファレの花が寄り添い
その反対側には白いユリの花
他はイエロー系の花でまとめた
デザイン性の高い作品です

パッと見、それほど難しい感じはしませんが
よく見ると・・・

①スチールグラスのバラツキ感を美しく見せる
②フレームの中の空間のとり方
③フレームに沿うように花材を配置すること
④左右非対称(アシンメトリー)でのバランス
などなど・・・

作ってみると難しさ満載です^^;

さて
教室レッスンの時は
いつもの様にユリは殆どツボミ状態で
開花しているものはありません

とても作りにくいですよね😰

私は自分が作る時はいつもユリは開花させてからアレンジします
予めユリだけ何日か前に前もって購入し
吸水させておきます

この作品はユリが1輪でも
咲いているととても豪華な印象になります☺️




花器はテキストのものとは違いますが
横幅は39センチ
高さ13センチ
奥行12センチ
フローラルフォーム1ブロックを少し削ぎ落とすぐらいの容量のものです

色は抹茶色で渋い感じです

左右非対称になるようにサークルを右よりに寄せていますが
なるべくキレイな円になるように入れるのがポイントです

花器がテキストのものよりみためのボリュームがあったので、スチールグラスのサークルのサイズも大きく取りました

サークルに添わせる左右の花
右はデンファレ
左はガーベラ
この左右の高さはあえて変えています
デンファレ側が高く
ガーベラ側は低く

サークル内の空間をキレイに見せました

スプレカーネーションは使わず
黄色のガーベラ3輪を追加し
左右の非対称を更に強調してみました











ユリはツボミと開花したものとでは
面積的にもかなり違います

特に今回のようにユリがフォーカルポイント的な役目をするデザインの時は
ほんとに作りにくい💦

教室で完成した作品
お部屋の暖かな場所において
ユリの花を開かせてくださいね

とても華やかな作品になりますから☺️












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