フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

パープルグラデーション 〜ソープフラワー&プリザーブドフラワーで〜

2017年04月28日 | フーちゃん作品

数日の間、ブログが更新できませんでした

実は怪我をしてしまい、予定していたレッスンができなくなってしまっているのです

夫と花を見に出かけていた先で、失神して倒れ、頭と顔を少し打ちました
救急搬送された病院で検査してもらうと、なんと肋骨も折れていました(゚o゚;;

普段の疲れと、睡眠不足、そして不規則な食事

思い当たることばかりです…

月曜日から今日まで毎日病院通いで診察と検査が続きましたが
幸いな事に、今の所これといって異常は見当たらず、
先生がたからも「少し体を休めなさい」と言われました

私が今のアレンジメント教室を始めて既に10年以上が経っています
その間、自分のことでレッスンを取りやめにしたことは一度もなかったのです
健康には自信があったのですが、きっと自分の体の悲鳴が聞こえなかったのですね

「疲れているのが当たり前」「睡眠不足はいつものこと」
なんだか、麻痺していたのだ、と、自覚しました

ちょうどゴールデンウィークの休みとも重なり、
生徒の皆さんにはあまりご迷惑をかけることなく、少し休養できる時間がありますので
のんびりと過ごし、怪我の回復に努めたいと思っています


さてさて、とはいえ、手も脚も全くどこも怪我をしておりません(笑)
家の中ではかなりゆっくりとした動きではありますが普通に動けています

神様が与えてくれたこの長い時間をどのように過ごすのか?
何もせずにリビングのソファーに座ってテレビを見るのも疲れます
本を読む根気はありません
大好きなビーズアクセサリー作り…は、まだちょっと作業が細かくてしんどいです
フラワーアレンジメント!は、お花がありません😓

あるのは…
プリザーブドフラワーの材料が山ほど〜
それと、本来今週のレッスンで行う花材を急遽私の家に配送してもらったので、
生徒さんたちにお渡しするはずだった今週のカリキュラム花材セット!

特にProfessionalコースの「パープルグラデーション」はとても多くの方が参加のご予定でした
生花コースのレッスン内容がプリザだったり、ドライフラワーだったりする場合は
その取り扱いや準備にあまり慣れていない方が多いので、必ず私もその作品を一つ制作して
皆さんの参考にしていただくようにしています

そうそう、私の分の材料もあった!のです(^-^)

自宅に届いた生徒さんたちの材料のチェックの確認をしつつ、
早速作ってみることにしました

こちらが一人分の材料です




プリバラ、羊毛、スケルトンリーフ




シルバー塗装のユーカリ実つき、フェアリーピック、




ソープフラワー2種類
プリザーブドフラワーに比べると3倍ほど大きいサイズです


















さらに、もしかしたらプラスαとして使ってみようかしら?と思う
手持ちのリボンを3種類ほど用意しました

一番上は色がちゃんと出ていませんが、プラム色
二番目は少しピンクがかったグレーのサテン
三番目はワイヤー入りオーガンジーのシルバー




私が作品を作る時、もちろん、最初からデザインをしっかりと決めて作る場合もありますがそれは頻度としてはあまり多くありません
花材の色や大きさ、副資材、例えばリボンやピック、器の雰囲気など
ワイヤリングやテーピング、花の開花処理などを行いながら全体のイメージができていきます

とりあえず器にはフォームを入れ、羊毛で軽くカバーリングします






自分で作ってみて、フォームはもう少し高くしてもよかったかな?と言うのが反省点です
羊毛は写真では濃く見えますが、結構薄くフワフワ状態で載せています

ソープフラワーはワイヤリングした後、花弁を指で少しずつ外側に広げることができますが、
やりすぎると花の形がおかしくなってしまいますし、元の形に戻りやすいです
あまり無理しない方がいいかしら?

こんな感じになりました



リボンはギャザーを寄せ、プリバラも開花させておきます






ここまで準備をした段階で、シルバーのワイヤー入りオーガンジーのリボンも加えてみることにして、
こちらもギャザーを寄せておきました




ここからアレンジ開始
今回は2種類のソープフラワーがその他のプリバラに比べて大きさがかなり異なりますので、
バランスをとるのが難かしそう💦
花材の色もパープル系ですが、白いフェアーリーピックのバラをどこに配置するのかで
ずいぶん印象が変わってくると思います

作品は片面構成ですが、ここは生花と同じで、片面だからと言って後ろ側に何も花がないの作品としてはおかしいですね
こんな感じにしてみました




シルバーのワイヤー入りオーガンジーのリボンにギャザーを寄せたものを
ソープフラワ−2輪をS字で巻くように配置してみました

オーガンジーの透け感が軽い感じで花材の色の濃さがあまり気にならなくなった気がします

また、ユーカリの葉は3枚ありましたが、3枚とも形、大きさがバラバラすぎて今回は使わないことにしました
(生徒さんには綺麗な葉っぱを入れてありますよ(^-^))



ちなみに後ろがわは





後ろ側につけたフレンチボウはプラム色のリボンで作ったものです
その隣にあるストライプのリボンは、本来の花材セットについてリボンでそれで巻きバラのような花を作ってみました


このプラム色のフレンチボウを正面のフェアリーピックと入れ替えたパターンがこちら





私としてはこちらの方がなんとなく落ち着きます😅





ところで、このソープフラワーですが、
それほどきつい香りはしません

顔を近づけてみると、ほんのり石鹸のような香りがする程度です
テキストの掲載写真よりも実物は色がはっきりとして濃い感じがします

ゴールデンウィークが終わり、私がレッスンに戻りましたら、生徒の皆さんに今週の花材をちゃんとお渡ししますので、
申し訳ありませんが、もう少しお待ちくださいね(^ ^)






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エルシェープ

2017年04月19日 | アレンジメント 基本形(Gradually)

Graduallyコースで履修する基本形の中でも
応用がきく基本形の一つが

「エルシェープ」

だと、思います

今週のプロフェッショナルコースのレッスンデザインが、この「エルシェープ」の形を、花材が持つ本来の形態を活かして作品にする
「ナチュラルクラシカル」

花材を比較的長めのサイズにして
ゆったりとして、おおらかな印象に仕上げていきます

レッスンでは、「エルシェープ」の形を美しく見せるポイントとして
垂直ラインと水平ラインが切り替わるポイントの花材を、メリハリが付くように短く入れてくださいね(^_-)、と、力説しているので
仕上がった作品はどれもエルシェープの形がちゃんと分かるデザインになっています

さて

この「エルシェープ」

レッスンではほとんどの生徒さん達は1回しか制作しません

「遥か昔、たしかそんな形を使ったような気がする」(笑)

という方が多いのではないでしょうか?

今回のナチュラルクラシカルのレッスン前の説明で、基本形の「エルシェープ」の簡単な復習をして
記憶の彼方の「エルシェープ」を
皆さんに思い出してもらっています

私もこの「ナチュラルクラシカル」、作ろうかと思いましたが・・・

イヤイヤ、ここは基本形の「エルシェープ」を
私自身一度作っておくことにしました✺◟(∗❛ัᴗ❛ั∗)◞✺




基本形の復習なので、検定練習花材で作った方が良いのですが、今回はレッスン花材で作りました


ピンクのバラが特大で、他の花との大きさか違い過ぎて作りにくくかったです^^;


少し上の方から見ると、底辺の直線ラインが見えますね

このように、全ての輪郭線が直線で出来ている形なのです






ナチュラルクラシカルは
こんな真っ直ぐのラインは必要ありません

花材の様子をよく観察して、
枝ぶり、花の付き方、葉の流れ
適材適所を見つけてあげてくださいね(^^)

ゆったりおおらかに仕上げてください(^_-)










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2017年 今週のレッスン 4月18日~24日 トライアンギュラー/アシンメトリックトライアンギュラー/ナチュラルクラシカル

2017年04月19日 | 今週のレッスン

今週は基本形のレッスンです
Basicは直線と平面から成るトライアンギュラー

Gradually は密度の変化もつける
アシンメトリックトライアンギュラー

どちらも直線の輪郭線をキレイに作りましょう

直線ラインをキレイに見せると、作品の第一印象グンとがよくなります

スッキリシャープな作品を目指してください

Professionalは、ナチュラルクラシカル

幾何学的なフォルムを、植物の本来の形態を生かしてアレンジします

今回は「エルシェープ」バージョン
垂直ラインと水平ラインの切り替わるポイントを
はっきり表現して、メリハリある作品に仕上げましょう








































































































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🔰のフラワーアレンジメント 第20回 ムーンダスト

2017年04月16日 | 初めてのフラワーアレンジメント

娘とのフラワーアレンジメント
早いもので、なんと20回目を迎えました

社会人となり仕事にも少し慣れてきて
時間にも気持ちにも少しゆとりが出て来た時に
「お花でもやってみようかな〜」と
軽い気持ちで始めたフラワーアレンジメント

今では、生花アレンジメントだけでなく
親しい友人やお世話になっている方へ
自分で作ったプリザーブドフラワーの作品を
プレゼント🎁するようにまでなっています

(その度に私は付き合わされていますが((笑))

最近はテキストを2人で見ながら、どの作品を作ろうかと話していると、私自身が「これ、「作ってみようかしら?」とピン!とくる作品と娘が「作りたい!」と思う作品が被ってしまう事が多々あります

もちろん、その時は娘に譲りますよ(笑)
「え~、それ、ママが作ろうかと思っていたのに~」と、一応言いますけれど、実は内心ちょっと嬉しくもあるのです^^*

さて、今回のアレンジメント作品は
4月のエクセレントコース作品
「ムーンダスト」

サントリーフラワーズが開発した
青いカーネーション「ムーンダスト」を
取り入れた作品です

実際は青と言うよりもとても綺麗な紫色
バラやデンファレもアレンジに使われていますが
この紫色のカーネーションが
凛とした存在感を放つ、とても素敵な作品です

デザインはトピアリースタイル
花器口周辺はアップダウンのついたラウンド
トピアリー部分に「ムーンダスト」を配置します

ですので、それ程難しい作品ではありません

注意点と言えば
「アップダウンのついたラウンド」部分を
どう作るか、

また、このラウンド部分の隣合う花材の配色です



今回は花材の色合いがとても綺麗でした
花材の本数もテキスト掲載のものより多めにあり、余るほど(*ˊૢᵕˋૢ*)



最初にドラセナでベース作り
ラウンドベースでサイズ決めも兼ねます






こんな風にドラセナをヒダ折にしてホチキスで留め、こじんまりしたサイズで全体に配置

この後は、ほぼ娘1人で仕上げていきました

出来上がりはこんな感じです



なかなか綺麗に出来ています

テキスト参考デザインでは、ミスカンサスをクルクルカールさせて下方に垂らして配置してありましたが、それが好きじゃない!という事で
ゆったりととした大きなカールをかけて、ラウンド部分に入れたそうです

ラウンド部分は完全両面構成になっています










「とっても綺麗に出来たじゃない!」と、言うと

「イヤイヤ、花材の色が綺麗だったから、それに助けられただけよ」

あれれ、随分謙遜した返事です(笑)


それでも納得の作品になったようです

久しぶりに作品と一緒に記念写真📷、










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マーブルカーネーションでラウンド

2017年04月15日 | フーちゃん作品


マーブルカーネーション
レッスンに参加して頂いた生徒のみなさん、
それぞれに色を組み合わせて、
大きく華やかなカーネーションを完成させて
アレンジメントに取り入れていらっしゃいます

さて、私も色違いのマーブルカーネーションを
3つ

作ってみました(^^)











三つ目のカーネーション
濃いピンクと少し薄いピンクに組み合わせてですが、マーブルにすると、色の違いがよく分からなくなってしまいました^^;

今回の作品
アップダウンのついたラウンドベースです

両面構成、片面構成どちらでも🆗

私は形は両面のラウンドですが、
メインの花は片面で見てもらうつくりです





濃ーいピンクのマーブル
作品の上部に持ってくると重心が高く見えてしまうので
花器口すぐ上

あはは、かなりインパクト出てますね😅




作品の左側にはアイビーを短く、葉が花よりも
1枚2枚でる程度

作品の右側はミスカンサスをカールの度合いを変えて、下方に垂らしてみました




お教室で生徒さんたちが
「あれ~^^; ラウンドって難しい💧」

こんな感想がよく聞かれました

「えぇー?、ラウンドですよ?ラウンド!」
と、私

まあ、そんなに頻繁にラウンドは作らなくかなっているかもしれませんが、
とにかく「ラウンド」は基本の「キ」

キレイに輪郭を取らなくても良いのですが、
まあるく見えるように、作品を客観的に見るようにしてみましょう(*ˊૢᵕˋૢ*)









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