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フーちゃんの花日記

ヨーロピアンフラワーデザイン連盟のアレンジメント教室を
神戸、芦屋、西宮で開催しているフーちゃん先生の花日記

はじめまして

ブログを見に来ていただいてありがとうございます。 アレンジメント教室での生徒さん制作のレッスン作品を「今週のレッスン」「プリザーブドフラワーコース」「エクセレントコース」「いけばなコース」で紹介しています。 私フーちゃんが作ったアレンジメント作品は生花アレンジもプリザアレンジも「フーちゃん作品」にまとめています。 その他、お花以外のこともいろいろ書いています。 見てもらえると励みになります。

アート オブ ブルガリ そして モネ展へ

2015年10月25日 | 日記

今週はアレンジメント教室では体験レッスン週間で
時間が瞬く間に過ぎていくような忙しい週でした

来週も引き続き各教室で体験レッスンで
忙しさが続きますが、
実は、その合間の土日を利用して東京に来ています

秋の美術展巡りです😉

東京国立博物館 表慶館 THE ART Of BVLGARI ~130年に渡るイタリアの 日の至宝~

東京都美術館 マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展

国立西洋美術館 古代地中海世界の秘宝 黄金伝説

以上の3展覧会を見てきました

ここ2~3年、日帰りで東京の美術展めぐりをしていたのですが、
やはりかなりハード💦

ヘトヘトになってしまいます

そこで今回は田町にホテルを取り、一泊二日

朝も神戸空港9時15分発でゆっくり出発です
(実際は飛行機の到着遅れで9時35分発でした)



空港入り口やロビーはハロウィンカラーのお花のレイアウトですね~





さて、予定より30分ほど遅れて上野へ到着です

今日は土曜日、そして、少し暑いくらいの良い天気にも誘われてか、

上野公園の人出はとても多かったです

公園内の大きな噴水のある池の横を歩いて国立博物館へ向かいます





まず最初に、国立博物館 表慶館で開催中のブルガリ展へ



この建物「表慶館」で、ブルガリ展が開催されています
大正天皇の御成婚をお祝いするために建てられた
明治時代末期の洋風建築を代表する建物です

とても美しい建物です☺


正に、ブルガリ展にふさわしい雰囲気のある建物ですね




1884年にイタリア ローマに創業したブルガリの
創世記から今日に至るまでの作品が観覧できます

ジュエリー展とは全く違い ます
古代ギリシャ文化、ローマ文化、アジアや日本の文化
様々な要素が含まれた作品は
どれもこれも、素晴らしいアート、芸術作品
息を飲む美しさでした

関西でも開催して欲しい展覧会でした

チケット面にあるペンダントトップは
エリザベステイラーの40歳 お誕生日に
夫リチャードバートンから贈られたものだそうです

ブルガリ展を後に、次は東京都美術館で開催のモネ展へ



上野動物園の隣にある東京都美術館
私のお気に入りの美術館



さすがにモネ展は人気の展覧会のようで
とにかく凄い人出!
大混雑でした

今回は マルモッタン モネ 美術館所蔵の作品が出展されています
モネといえば、「睡蓮」ですが
何種類かの 睡蓮 の作品を一度に見る事が出来て
良かったです(*^_^*)

晩年のモネはだんだん視力が衰え、作品ではモチーフの輪郭が分からなくなっているものが多いので、作品を見て一瞬は何を描いているのか分からない物もあります

でも、よーく目を凝らして見ると、そのモチーフに降り注ぐ光の色を微妙に変えながらその対象物か描かれているのがわかります

モネのその微妙な光を表現する色使いが
優しく柔らかで、私は大好きです

絵を見終わった後のミュージアムショップも大混雑

何枚かのポストカードとーファイル
それから今回はこんな本が 目に留まり、買ってみました



帰りの飛行機の中で読んでみようと思います


上野公園内にある もう一つのお気に入り美術館が 国立西洋美術館

今は 黄金伝説 地中海世界の秘宝展が開催中です





上野駅へ戻る途中なので寄ってみました

エジプト最古のピラミッドよりも遥か 昔
6000年以上も前の墓地から発見された金製品 の副葬品をはじめとする
地中海地域の古代文明がもたらした金細工の数々
そして小さな小さな金の粒を使う 粒金細工の技術には目を見張ります

人間は燦然と光輝く物には
いまも、そして遥か昔も目を奪われ、取り憑かれてしまう(笑)

そんな事をふと思ってしまいました

さて、実は今回は娘も一緒に来ています
でも、行動は 別々

彼氏と待ち合わせして上野動物園へデート👫

夜、合流して品川で食事をしました

一度会っただけで、その時はお互い時間が無く挨拶程度
色々と娘から話は聞いていましたが、
実際に会って、話もして、しっかりした好青年で安心しました☺



楽しい時間が過ごせて嬉しかったです🌺


2日目の今日は
恵比寿にある山種美術館へ行き、日本画の
琳派 秋の彩り 展

これを見て、神戸に 戻る予定です☺









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丹波焼陶器まつりへ

2015年10月18日 | 日記

毎年10月の中旬の土日に開催される兵庫県篠山市の「丹波焼陶器まつり」へ行ってきました
今年は昨日10月17日、今日18日の2日間に開催でした





この陶器まつりは、毎年の楽しみなイベントです
私はいつも丹波焼の窯元が一同にブースを出店する今田支所の会場へ出かけます
いろいろな窯元の作品を順番に手に取ってみることができます
また地元でとれとれの黒豆枝豆をはじめとする農産物やら飲食物のお店も出ます

私はもっぱら窯元のブースめぐり





昨年ぐらいからでしょうか、各窯元の食器を使ったお料理のレシピカードもできて、
それも楽しみの一つです



夫はといえば、食べ物狙いです(笑)



私はあちこち旅行に行くと、必ずその土地の焼き物やらガラス製品を買い求めます
旅の思い出として小皿とか、小鉢とか、ワイングラスなど

食器棚はすでにそういう食器でいっぱい!
とても使い切れないほどの食器ですが、
一つ一つ、見るとその時の思い出が蘇ってきます😊

丹波焼は手に馴染みやすい、素朴で優しい風合いで
ここ数年は我が家では日々の食事で使っています

若い頃は洋食器の華やかさが好きで、特にWedgeWoodが好きでいろいろ集めましたが、
年代があがるにつれて、和食器の落ち着き、穏やかさに惹かれるようになりました

今回はこんな食器たちが仲間入りです



右上の丸い穴が空いているのは水切りプレートです
果物やお豆腐など、余分な水分を下に落としてくれるプレートだそうです
手前の細長い湾曲している濃いグレーのものはナイフ&フォークレスト
一つ一つ、形、模様が異なっていて、面白いなと思い買い求めました

あと一つ、ちょっと高かったけれど、買ったのがこれ



花器です
細長く見えますが、高さ19センチ、花器口の幅19センチです

丹波焼のつぼは2つもっていますが
このような形は珍しいです

この形、見た瞬間に欲しいと思いました
また、模様が面白い! ぐるっとまわしてみると







ちょうど、この器を製作した方がお店にいて、「これ、焼いたらヒョウ柄が出たんですよ~」ですって

予算オーバーの値段でしたが、ちょっとお勉強してもらって(つまり値切りました!笑)買いました

あとは黒豆枝豆



茎からさやを外して、たっぷりの塩と水で産毛や土などを洗い落としたら、茹でずに冷凍です

もちろん、夕食のために、少し茹でましたよ😉

早速、買ってきた器に盛りました(^_^)



普通の枝豆よりも豆の粒が大きく、歯ごたえもあり、とっても美味しい
毎年のこの時期の楽しみです

































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コルチカム ~水と土いらずで花が咲くの?~ その2

2015年09月20日 | 日記

先週の木曜日に買ってきたコルチカム

あれから3日が経過しています

うちへやってきたときは球根からのびている花は白かったのに
その日1日カーテン越しの柔らかい光にあてていました
すると次の日は



花弁がうっすらと紫色
また、それぞれの球根から花がちょっと伸びてきました

土曜日も丸一日窓辺のカーテン越しの光に当たっている状態
花の様子は



薄紫色がきれいに出てきました(^_^)
のびてきた花の蕾も色づいています

太陽光に当てないと花色がきれいに出ないのですね

日中、花が少し大きく開いていたので正面から見てみると



花弁が細くて枚数が多く、上品な咲き方です

さて、日曜日
今朝、起きてみると



手前の皮を被った球根から出ている花の蕾
最初からきれいな薄紫色グラデーションが美しいです

全部咲きそろったら華やかになるでしょうね(^_^)
でも、このちょっとヒョロヒョロとした姿はいまいちかしらね~

さあ、これからもう少しクロチカムの観察、続けてみます😊









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コルチカム ~水と土いらずで花が咲くの?~ その1

2015年09月17日 | 日記



今日はお花のレッスンがない日
午前中にプレゼント用の胡蝶蘭を買いに近くの園芸店に出かけた折に
「コルチカム」の球根を見つけました

「見つけた」というよりも「目に入った」という方が正確です(笑)

レジ横の籠に
球根から葉っぱもなく、突然ニョキニョキと花が出ているのです
嫌でも目に入りますよね😅

びっくりしすぎて、写真を撮るのを忘れてしまいました😅

コルチカムという花は知っていましたが、
こんなふうに土も水もない状態でこんな花が咲くことは知らなかった~
「テーブルに転がしておいても綺麗に花が咲く」

こんなキャッチコピーに惹かれて
3球買ってみました



球根の入っている袋の写真はピンク色
でも、実際に球根から出ている花は白
これ、ピンク色になるのかしらね~

茶色い皮が少し土っぽい感じで、そのままテーブルの上に転がすにはちょっと抵抗あり

かごに入れることにしました

ただし、コルチカムの球根はこんな形なんです



球根の下の部分の飛び出しているところ
そのままかごに入れても座りが悪いです

そうそう、ビー玉があったわ
3球を寄り添わせて、空いているところにビー玉をゴロゴロっと投入



お花が上を向くようにちょっと球根の向きを修正してこの状態で
明るいカーテン越しの光を当ててあげることにしました😊



ちなみに

球根についていた茶色い皮
3球のうち2つは皮をむいてみました

チューリップの球根は皮をむいた方が綺麗に咲くというのを
何かで読んだことがあったので😅

でもコルチカムは関係ないかしらね

皮をむいたので、球根の本体(?)のシワシワが見えてしまいました
水をあげなくても咲くというけれど、
このシワシワを見ると
なんだかあげたくなっちゃいますよね(笑)












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プラハ国立美術工芸博物館所蔵 ボヘミアングラス展 @神戸市立博物館

2015年08月19日 | 日記

今日はお花のレッスンが午前中だけ

久しぶりにお会いした生徒さんたちとのアレンジレッスンを終えた後、
その足で神戸三ノ宮へ

神戸市立博物館で開催中のボヘミアングラス展へ出かけました

12時半過ぎに到着
今日は朝から曇り空 時々軽い小雨がふる天気のせいか
気温も30度を切って、8月上旬の暑さで疲れていた体には気持ちよい気温

市役所地下の駐車場に車を停めて、博物館まで心地よく歩いて行けました



ここの博物館は私のお気に入り
建物の外観は古代ギリシャ建築を思わせる重厚感ある風情

実はこの建物
旧横浜正金銀行(現 三菱東京UFJ銀行)神戸支店ビルを転用しているそう
神戸の雰囲気にぴったり!

建築は昭和10年竣工
昭和初期の名建築の一つなのだそうです
ほぼ私の母と同じ年です(笑)
だからなのか、この建物の中に入ると、なんだか落ち着くんですよね~😊

さて、チケット(1300円)を購入して、館内へ

1F中央には



これは、プラハ国立美術工芸博物館の階段室にあるステンドグラス
もちろん、本物ではないと思います😅

3Fまで上がって、いつものように、音声ガイドをレンタルして1点1点じっくりと見学
ところで、ボヘミアングラスってどんなグラスなの?と、疑問に思っていましたが、
やっとすっきり解決しましたよ😊

ガラスは珪石という砂にソーダ灰を混ぜて作りますが、
そのソーダ灰は当時イタリアからしか入手できなかったそうです
チェコ中部のボヘミア地方は森が多く、薪にする木材が豊富
そこで、ボヘミアのガラス職人たちは身近にある木の灰をソーダ灰の代わりに混ぜて、ガラスを作ったそうです

その、木の灰で作ったガラスは
それまでのガラスよりも透明度が高く、また、硬質で
当時最高と言われていたイタリアのベネツィアングラスを超えるガラスとなったそうです

展示されているガラス器は15世紀前半から現代に至る
ボヘミアングラスの作品が展示されていますが、
やはり、目を引くのは17世紀から19世紀にかけてのガラス器です



一番左側の蓋つきゴブレット
無職透明で光の屈折率の高いボヘミアングラスに
カット(研磨剤をつけたヤスリでガラスを削って模様をつける)や
エングレーヴィング(小さな円盤形のグラインダーでガラスの表面に細かい絵柄を超克する)が緻密にほどこされています

とても綺麗でした

日本の江戸切子や薩摩切子にもこのカットの技法の影響があるそうですよ


(ちなみに一番右側は香水瓶、香水を入れるいはかなり大きいサイズでした)

展示数は170点

1時間はかからずに見られます

夏の時期、冷房の効いた博物館で、このようなガラス工芸品を見ると
気分は安らぎますね

一通り見た後は、いつものお気に入りの博物館内の喫茶へ
エトワール
全く今風ではないレトロな雰囲気の、静かな喫茶です



店内の中央にある楕円形の長いテーブルに着きました
テーブルの上には、高そうな置物がずらり(お手を触れないでください、との注意書きあり)

買おうかどうしようか迷った図録があったので、それを見ながらお昼兼用でお茶しました



ウ~ん、これ2400円だったので断念したんです😅
ちょっと高いわね



この喫茶でいつも注文するチーズケーキとカプチーノ

これ、ウィンナコーヒーじゃないんですよ、カプチーノなんですよ
生クリームたっぷりで大好きです😊


今日は平日で、お天気もいま一つ
でも、こんな日は博物館も比較的空いています
ひとつひとつゆっくり見れますよ
会期は8月30日まで

お時間があれば、是非観覧してみてください

























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