「やりました。本当にやってくれました。最高です。」
当「すなブロ」にて本番に向けた様子を再三お伝えしてきましたが、
「ついに世界中のスバルファンの期待に応えて頂きました!」
6月23日~26日にドイツ西部の丘陵地帯にある
ニュルブルクリンクサーキット(一周25.378km)で開催された
世界最大級のツーリングカーレース、「ニュルブルクリンク24時間レース」に、
スバルテクニカインターナショナル株式会社(STI)から
排気量2リットル以下のターボ車クラス(SP3T)クラスに
SUBARU WRX STI 4ドア仕様車が出場しました。
結果、24時間をノートラブル、ノーアクシデントで走り抜き、総合21位、
SP3Tクラス優勝の成績を獲得。
ほぼ計画通りの完璧なレース展開でした。
すでにご案内の通りですが、STIがこの24時間レースに出場するのは
2008年以降4回目で、毎年クラス優勝を狙い少しずつ車両の
パフォーマンスを高めてきました。
本年の出場車両は、STIコンプリートカーのWRX STI 「tS」をベースとして
レース用に仕上げたものです。
本年は、5月14日に同じニュルブルクリンクで行われた
6時間耐久レース(VLN)に出場し
参戦車両やドライバーの慣熟を行うなど、
クラス優勝を視野に据えレースに臨んで来ました。
この車両を操るドライバーには、
ニュルブルクリンク24時間レースへの出場経験の豊富な吉田寿博選手
昨年からチームに参加しているカルロ・ヴァンダム選手(オランダ)、
地元のマルセル・エンゲルス選手(ドイツ)に、
SUPER GTレースにも出場している佐々木孝太選手を加えた
4名体制で臨みました。
レースは、25日の午後4時にスタート。
ウェットコンディションのもと予選クラス6位のポジションから
スタートしたWRX STIは、
一時間後にはクラス首位となると、その後ドライレースとなりましたが、
一度も首位を譲ることなく、24時間を走り抜きました。
総周回数は142周で、一昼夜で約3,603.7kmを走破しました。
本当に計画通りで完璧なレース運びでした。
(じつはそれを実行するのが一番難しいのです。)
当太田店のお客様でもあり、昨年からテレビ出演もお願いしている辰己監督、
公私ともどもお付き合いさせて頂いている吉田選手(吉田部長・ヨッシー)、
唐松社長・早部部長・津田副部長・鎌田課長をはじめとしたSTIの皆さま
「本当に本当に、おめでとうございます。」
「そして柿沼さん本当にお疲れ様でした。」
最後に辰巳監督の優勝インタビューで最高にハッピーな「すなブロ」を
閉めたいと思います。
「今回の目的は、STIが作ったクルマで世界の名車と勝負し、
優勝することでした。それが叶い、とても嬉しいです。
STIのクルマ作りの方向性が間違っていないことが、
ここで証明できました。
また、STIのクルマは楽しいということが
ひとりでも多くのSUBARUオーナーに届けば幸いです」