厳しい路面状況下、
SA3クラスの西原正樹選手/WRX STIが
今季初優勝!
さる、9月15~16日に、全日本ジムカーナ第8戦が
福岡県大牟田市にあるモビリティおおむたで開催されました。
シリーズ終盤を迎えた今回のイベントに、
ファン期待のSUBARU BRZに乗るおなじみ山野哲也選手と
SUBARU WRX STIの地元群馬、西原正樹選手がエントリーしました。
接近した大型台風16号による急激な天候の変化は、競技の勝敗にも影響を与えました。
「モビリティおおむたは常に右か左にハンドルを切っているコースだから、
回頭性の高いWRX STIのメリットを活かせている。
コーナリングが多いコースだとWRX STIは速い。
それに、まず乗っていて面白い!
セッティングはシビアだけど、やったことがダイレクトにクルマの動きに出てくれる。
一方、セットアップはごまかしが利かない」とSA3クラスの西原選手は話します。
チャンピオンを確定させた山野直也選手のPN3と異なるSA3クラスに参加する西原選手。
車両の改造が厳しく制限されたPN3に対して、
SAは給排気系から軽量のエアロパーツの変更まで広い改造範囲が認められたクラスです。
現地の路面や気象など様々な条件にあったセットアップをできるかが
勝敗の大きなカギとなります。
決勝の日曜日。有明海に面するイベント会場は朝から厚い雲に覆われていました。
競技がスタートする頃に降り始めた雨は激しく路面を濡らし、
コースのあちこちに水たまりができました。
タイヤが水を切って進むヘビーウェットの状況のなか山野選手がBRZでスタート。
FF勢が有利とされる路面状況でも山野選手はアグレッシブに走ります。
パイロンギリギリを攻め込みましたがトップタイムに及ばず2位。
雨はいくらか弱まったものの同じような路面状況のなかSA3クラスの西原選手がスタート。
今にもコースアウトしそうなスピードでギリギリのトライを続けゴールすると
タイムは1分29秒158のトップタイム!
「前日までトップをとっていたけど、今日はいきなり雨。
今回は雨のセットは一回も走ってないし、
去年と足回りのセットが違うから同じ比較はできない。
だけどこれまでの統計を取ってセットを決めたら1本目からうまく走れた。
雨が降って気になったのは、ハイドロプレーンだけかな」と西原選手。
2本目に入ると、雨は上がり路面が乾き始めハーフウェットに。
山野選手のBRZは3秒近くタイムアップを果たしましたが、
惜しくも届かず2位に終わりました。
そして西原選手のWRX STIがスタートします。
1本目と比べあきらかに速いスピードでコーナリングすると、
3秒近くのタイムアップでトップタイムを更新します。
ライバルたちの走行が終了し、今シーズン初優勝が決まると
西原選手はガッツポーズをきめました。
「西原選手
おめでとうございます。」
当店も、西原選手の優勝にあやかり、
明日、明後日、「期末決算大商談会」を開催いたします。
『頑張ります。
』
是非、ご来店くださいませ。