ひさびさ、WRCの話題です。
2013年FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦、ラリー・ド・フランス・アルザスが
10月3-6日、フランスのストラスブールを拠点に開催されました。
2008年まではコルシカ島で開催されていたWRCフランス戦ですが、
2010年のカレンダー復帰以降は、同国北東部のアルザス地方での開催が続いています。
本拠地のストラスブールはライン川沿岸の街で、対岸はドイツという立地も手伝って、 周辺国からの訪問も合わせ毎年何万人もの観客でにぎわいます。 ラリーは、ドイツのようなブドウ畑を抜ける道から、林道、ボージュ山脈の急な上りなど、 道幅の狭いステージや高速のセクションがミックスされる過酷な設定になっています。 イベントは3日木曜日、ストラスブールでSS1を走行。 デイ2は3SSを2ループする6SS、デイ3はさらに3SSを2ループした後に、 4.65kmのショートステージで締めくくる7SS、最終日は、ワイン畑を抜ける3SSを 2ループする構成で、計20SSの総走行距離は312.14km。 このフランス戦にSUBARU勢からは、 メキシコのリカルド・トリヴィーノ/アレックス・ハロ組が グループN仕様のSUBARU WRX STIでWRC2部門にエントリー。 さらに地元フランスからレネ・シュバリエ/バレリー・ディボール組が 同マシンで参戦しました。 今季7度目のWRC2参戦となったトリヴィーノ/ハロ組は、 土曜日のデイ3で5速ギアが入らなくなるトラブルに見舞われ大幅な遅れを 喫してしまいましたが、それでも、選手権屈指の難関舗装ステージを走り切り、 最終SSではWRC2での3番手タイムもマーク。