和歌山県の感染症発生動向調査によると、新型コロナウイルス感染症の患者報告数が今月に入って急増し、8~14日の県内の1医療機関当たりの患者数が10・22人となった。今後も感染者の増加が危惧されることから、マスクの着用や手洗いの徹底など注意を呼び掛けている。
県は県内49カ所の医療機関を「定点」として、1週間ごとの新型コロナ感染症の患者数の報告を受けている。今年は1月29日~2月4日(患者数799人、1定点当たり16・31人)をピークに患者数は減少し、4月以降は1定点あたり5人未満が続いていた。
しかし、7月1~7日に患者報告数は285人、1定点当たり5・82人に増加。さらに同8~14日には患者報告数が501人、1定点当たり10・22人に急増した。県は「手洗いなど手指の衛生や換気に気を付け、のどの痛みなど症状がある場合、マスクを着用したうえで受診を」などと注意を喚起している。
産経新聞
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