てっちゃんの部屋(模型で見る鉄道車両)

小学校近くに一軒のプラモデル店があった。陳列ケースの高価な鉄道模型。子供のころの夢。大人になって集めた鉄道模型の紹介。

Nゲージ 京阪2600系

2010年03月08日 | Weblog

2200系と併走の2600系

登場が「1978年」と書類上ではなっているが、「スーパーカー」の愛称で親しまれた回生ブレーキ装備の2000系の「代替新造」車である。「代替新造」とは言え1959年(昭和34年)に登場した2000系は架線電圧の600Vから1500Vへの昇圧に対応できなかったため、同系列の車体や台車を改修するとともに複電圧仕様の回生ブレーキ付き制御装置の変更、冷房化、冷房電源確保のための大容量MGの搭載、鋼体架線対応の下枠交差型パンタグラフへの交換、電圧指令式前面行先表示器の取り付け、スカートの取り付け、前照灯のシールドビーム化を施されて登場したのが本系列である。
1978年(昭和53年)6月23日に2601F「2601(旧2043)-2701(旧2128)-2801(旧2044)」が竣工した。これを皮切りに1982年(昭和57年)12月1日竣工の2905(旧2064)で103両の全車が更新された。これが0番台である。大津線にかつて在籍していた500形とほぼ同じ手法で改造されたことから、2000系からの更新改造車と思われがちだが、2000系時代からの車籍は受け継がれていないため、正確には「代替新造」扱いとなっている

模型は、2200系と同じく、2009年にマイクロエース社から製品化、発売された。無難にまとめられると共に、細部へのこだわりもトップクラスと思う。中国製で、販売店はハラハラさせられる面も有るようだが、最近の製品はかなり良い品質になってきているのではないか。あくまでも個人の主観である。

↑   Mc 2631


↑   T  2941


↑   M  2741


↑   T  2951


↑   M  2751


↑   M  2731


↑   Tc 2831


2010.03.08 N-0002


最新の画像もっと見る