■実車について
大阪専用、長距離用クロスシート車として2600系が登場しましたが、この頃には新製車両は冷房車両に移行してきた時期にあたり、ラインデリア車から冷房車に仕様変更され登場したのが2610系です。大別して、前期車と後期車に分かれます。前期車は、8500kcal/hのクーラーを5台、ロスナイを1台屋根に搭載し、クーラーキセは分割されています。Mc車のヒューズBOX位置は車体前部に配置されていました。後期車は10500kcal/hのクーラーを4台、ロスナイを1台や年に搭載し、クーラーキセは連続タイプに変更され屋根上が幾分すっきりとした印象を受けます。Mc車のヒューズはパンタ後部に移っています。車両の性能は、2410系から歴代に渡り継承され変化はありません。
■模型について
2610系・2800系用キットとして、4両セットで販売されています。また、完成品としてグリーンマックスから前期・後期車がそれぞれ販売されています。
2616F
前期型の最終ナンバー車です。グリーンマックスのキットをくみ上げたものです。キットは、そのまま組み立てると後期型になりますが、前期型にするため屋根上のモールドを削り新たにヒューズボックス台や配管を作りました。
伊勢側より(Mc車)
大阪側より(Tc車)
2613F
グリーンマックスの完成車です。現行の塗装で模型化されたものを購入しました。
2020.11.14 N-0155
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