南海本線7100系(奥)と南海高野線6100系(手前)
7100系は南海本線用として、1973年の架線電圧1500Vへの昇圧において、1201形・2001形など戦前から戦後まもない時期に製作された600V専用の老朽化した電車を置き換えるべく、7000系のマイナーチェンジ車として登場した。7000系の客用ドアを両開きに変更し、客室側窓の開閉方法も操作性向上の観点から一段下降式に変更されており、その他集電装置の位置や台車等、細部の変更を行っている。1969年から1973年にかけて近畿車輛と東急車輛製造で152両が製造された。製造両数は、南海の車両史上最も多いもので、この記録は2009年の時点で破られていない。
模型は、マイクロエース社から本年、2010年に製品化、販売された。塗色は現在のカラーである。個人的主観で言えば、昔のグリーンツートンカラーで発売してほしかった。最近のマイクロエース社の出来映えはかなり良くなってきていると思われる。例を上げると、台車の掘りの深さだ。4~5年前の台車の厚み(深さ)はとても薄く、立体感に乏しかったが、今は立体感が出てきた。更に改善すべきが線の細さであろうか。まだ、厚い。
編成
モハ7158-サハ7888-クハ7967-モハ7187-サハ7887-モハ7157
↑ Mc モハ7158
↑ T サハ7888
↑ Tc クハ7967
↑ Mc モハ7187
↑ T サハ7887
↑ Mc モハ7157
2010.03.09 N-0003