てっちゃんの部屋(模型で見る鉄道車両)

小学校近くに一軒のプラモデル店があった。陳列ケースの高価な鉄道模型。子供のころの夢。大人になって集めた鉄道模型の紹介。

Nゲージ 国鉄80系-300番台 湘南型電車

2015年08月08日 | 鉄道模型

80系電車は、長距離輸送を電車に移行する上での立役者的存在である。一方、戦後の復興に合わせて登場したその時代にあったため、進化における形態の変化も著しい。ちょうど鉄道車両は軽量化、高性能化の道を歩んでいる時期で、80系もその一時代の中で進化が非常に大きい系列であったように思う。登場時は、そんじょそこいらの省線電車に毛が生えた程度であった正面3枚窓の顔も、2次車からは正面2枚窓になり、一世を風靡したいわゆる「湘南型」電車へと脱皮した。それからいくつかの進化の後、全金属車体、ノーシル、ノーヘッダーへと進化していった。その間、下回りにも変化が見られ、台車にも幾多の改良が施された時期である。全金属車体は、300番台を名乗り東海道線急行列車に使用された。その後、駆動方式にも進化があり、153系へと引き継がれて行き、ローカル運用、短編成かへと変化していった。戦後間もなく~高度成長期の初期を支えた車両であったように思う。また、自分自身の中で大きな存在感のあった車両である。今でも、カッコいい車両だ。

模型は、カトー製


クハ86-300


モハ80-300


サハ87-300


モハ80-300


サロ85-300


サハ87-300


モハ80-300


クハ86-300


2015.08.08 N-0073



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