FRS

Performance Engineering

VG20ET 機械加工完了

2013-09-06 23:54:41 | 部品
数日前だが、ブロックが戻ってきた。加工内容はボーリング&ホーニングとクランク一体バランス。


細目仕上げ(プラトーホーニング相当)でフリクション低減。ダミーヘッド無いよね?って聞いたら捨てずに取っといたのが有りましたと。10年以上使われてなかったとかwさらにオーナーがメタルガスケット有るけど使えませんかっちゅう事でダミー有りでの加工に。鋳鉄ブロックだとヘッドボルトのレイアウト、締め付けトルクにも因るけどダミー無しでも問題は出にくいけど、どうせ加工するならダミー使った方が良い。

部品の持込は歓迎なんだけど、開始時に持ってきてもらえると助かります。そういえば盛ってます→使えませんでしたとかなると、一週間くらい作業が遅れる場合もある。今回だとガスケットとか重複して手配してる分があるーー;


クランクのバランスはV6なのでピストン&コンロッド一式を預けてダミーウエイトの設定を行ってのバランス取り。ワンオフのピストンの重量が極端には変わっていなかったので無難にバランス取れたみたい。コンロッドの重量とか極端に変わると大変です。内燃機屋さんがねw


別の車両だが過走行気味のオーナーの為、エンジンのライフを伸ばすためブロックの表面処理を近所のメッキ工場に問い合わせてみたのだが、一台からやれるとの事。鋳鉄ブロックで一般的なリン酸マンガン処理。耐摩耗性向上、フリクション低減、耐腐食性向上となかなか魅力的。表面寸法が5μ~10μ程度増加するらしく、使い方によってはクリアランスの調整にも使えるね。費用も内燃機屋さんにお願いすると結構な金額になるが、工場直送だからなかなか安い。俺の次のエンジンにも採用しようwピストントップのハードアルマイトとの組み合わせで安心してウォーターインジェクション逝ける?いつになるやら。

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