gooブログ<大分北部~東部海岸をめぐるカヤッククルーズ>

古から南蛮貿易で海外文化を齎した大分の海(瀬戸内の豊前海~別府湾~豊後水道~日向灘)をカヤッククルーズで紹介します。

14>H24.7 日豊海岸(北浦Ⅱ)・島浦島周回クルーズ

2012-07-16 13:08:58 | カヤッククルーズ
>道の駅「北浦」のビーチから臨む”島浦島”の遠景


>「島・・浦島」・・竜宮のイメージ???・・



 h24.7.xx(日)長引く梅雨に耐え切れず、日豊海岸(延岡・北浦)島浦島の周回クルーズを実施した。

今年の初夏(6月から7月にかけて)、最高の天候を待ち過ぎて海に出れない日々・・・、梅雨に入ると海は凪いでも気分がのらない・・・

そんな週末の天気予報、晴れ間あり・風・波も安定・・・”いけそうだ”
10号線を下り県境越えし、北浦の海岸通りから阿蘇漁港へ・・・港脇の船降ろしのスロープを見つけ、近くの”海賊料理”屋のご主人にご相談すると、今日は仕事してないから(使わせてもらっても)いいんじゃない・・・(車上のカヤックを見つつ)へーこれで行くの、(片道)30分かな・・・とのお答えをいただく。感謝、感謝です。

12:30阿蘇漁港から出廷、島の浦の港までは”べた凪”。”作兵衛鼻”を左に見てその奇岩振りに心を和ませながら艇を進ませると、日向灘に面して左前方にフェリー用の(港と)灯台が迫ってくる。
海の状態はいきなり外海の様相を呈し、先ほどカヤックを追い越していった漁船が大きなうねりの上で右に左にまた大きく揺れる。
日向灘に面した島浦島は、その沖合いに”沖の小島”を擁し、人(というか船というか)を寄せ付けない荒磯づくしの景観。(水面下の岩礁が想像できるような)派手に打ち寄せる波にパドルを持つ手を離すことができない。
”沖の小島”のここまでで外海1/3の行程。途中”鼻熊”の岸壁(と釣り人)を横目に見つつ北端の”美岩層の鼻”(仮称)を越えたところで、どうにか外海3/3の全行程をクリア。

”小池の鼻”を曲がって内海側は波も穏やか・・・ビーチには夏を先取りした海遊びの先客も・・・。

ゆったりと島の景観を眺めて進むと、むき出しの岩肌と緑色の自然植栽の境界にきれい
に咲き乱れる山百合の群生が・・・

16:00阿蘇漁港へ無事帰着し艇の片付けを終えた頃、再び”海賊料理”のご主人と出くわし、”1時間で帰ってくるかと思っていたけど、なかなか帰って来ん・・・心配しとったで・・・”と優しい一言!

延岡の海賊○△☆(海の男)は、また本当にいいひとでした。


>阿蘇漁港から島浦島は目の前


>島野浦の港は意外と広く町も大きい


>作兵衛鼻を通過して日向灘の外海へ


>カーフェリー乗場脇の灯台と岩礁


>”沖の小島”の見事な景観


>沖の小島脇の平な岩礁


>”鼻熊”から最終の難関となる”美岩層の鼻”(地図に名も無き岬)を望む


>日向灘の荒波も”美岩層の鼻”まで!
  しかし、この岬の岩層の美しさは、すばらしい!


>”小池の鼻”を過ぎると島のビーチには、海遊びの先客あり


>内海側は波の影響もなく、風穴(洞窟)もすぐそこまで接近


>”焼尾鼻”先の岩場に山百合(柿色)が群生
  水面から5mくらいの岩場に山百合が満開でした(写真では見づらい)


>山百合の拡大写真


>島浦島から阿蘇町側を望む


>同ポイントから宮野浦と高島を望む